「わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者の一人にしたのは、すなわち、わたしにしたのである」（マタイによる福音書２５章40節）
「あなたがたは、私が空腹のときに食べさせず、かわいていたときに飲ませず、旅人であったときに宿を貸さず、裸であったときに着せず、また病気のときや、獄にいたときに、私を尋ねてくれなかったからである」（マタイによる福音書25章４２～４３節）
私たち一人ひとりは皆平等で小さな一人ひとりです。貧しい人にとか弱い人にとか言った時、そこには自分自身を相対的に裕福な人、強い人という心のどこかしらに優越感が生まれます。自分自身を最も小さな者の一人として分かち合い寄り添わなければーそれは一人ひとりの置かれている場所をありのままに認めことーすべてが他人事になってしまいます。上から目線で何かをしてあげるのではなく、迷いのある小さな一人であるから、寄り添い分かち合うことが出来るのです。日々の行いを聖書から読み返し反省しているところです。
