笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

様々な立場の参加者と薬害イレッサ問題を共有して

2012-01-17 23:38:52 | 日記

今日は薬害エイズを考える山の手の会の学習会ー薬害イレッサ問題について薬害イレッサ訴訟原告の近澤昭雄さんをお招きして参加者と一緒に考えました。原告の近澤さんからは娘さんのがん治療現場で体験したことを抗がん剤治療のこと、がん治療の専門医のこと、抗がん剤の副作用のこと、ガンの緩和ケアのこと等、項目立てて丁寧に説明していただきがん治療現場の問題点や薬害イレッサ訴訟が目指しているものー抗がん剤の副作用救済制度やイレッサ被害の検証と再発防止までお話していただきました。近澤さんにお話していただいた後、参加者全員に一人一人自己紹介を兼ねて感想や質問をしてもらいました。最初に参議院議員で自らも薬害エイズ被害者である川田龍平さんからイレッサの東京高等裁判所の判決が今まで過去の薬害裁判で薬害被害者が勝ち取ってきたものをひっくり返す判決で薬害に限らずアスベスト等、被害者側が敗訴して危機を感じていることや産官学の構造、官僚と政治家の関係、製薬企業や原発の構造的な問題まで提起してもらいました。他に衆議院議員本多平直さんの秘書さんや新宿区議会議員、医療関係も看護師、薬剤師、、医療機関の労働組合、薬害エイズ被害者、薬害肝炎被害者、薬害エイズや薬害肝炎、イレッサ等の支援者も含め21名の参加者で薬害イレッサ問題を共有しました。なによりも原告の近澤さんの1時間にわたる丁寧で熱のこもったお話が聞け、様々な立場の参加者と共有できたのが良かったです。薬害イレッサ問題の真の解決は当事者の生の声を社会に伝えていくことであると痛感した一日でした。

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