平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ニダーくんの解説によるアンプ講座 4 リニアとNFB

2014-12-31 04:24:15 | アンプ製作と修理
 リニア新幹線が建設されることになり、テスト路線での試乗会も大人気です。でも、リニアを記事にしている日本中の新聞記者の中に、リニアという言葉を理解している者が何人いるか?実は、リニアを理解していないと、オーディオ回路自体が理解できないのです。ということで、今回のテーマはリニアとは何ニカ?

オーディオ用語の一つに「リニアリティが良い」というものがある
これは写実を意味するリアルとは意味が違い、ボリュームを上げれば比例して音量が大きくなることで、大音量派以外には無意味な言葉

オーディオで、リニアという言葉が広く使われたのは、LP時代の末期に縦型レコードプレーヤーが出た時

それまでの水平型レコードプレーヤーでは、カートリッジを取り付けるアームは、針の先のような1点で支持される(仮想1点支持も含む)シーソー型が普通

そこに現れたのが、根本から平行移動するリニア・トラッキング・アームと呼ばれる革命的な方式

実はこれ、レーザーディスクプレーヤーやCDプレーヤー用に開発された技術の応用

このように、リニアとは「直線的な性質」を表すニダ
リニア新幹線は、回転するモーターではなく、直線方向に引っ張ったり押したりする磁力を利用する直線的な仕事をするモーターだからリニアモーターと言う

アンプの場合は、トランジスタやFETの、入力信号に対する増幅信号の再現性を表す言葉として「直線性」が良いとか悪いと使われる

具体的に言うと、入力の大きさに完全比例して出力が大きくなると、グラフでは完全な直線となる

これが理想デバイスで、直線性が良い=リニアリティが良いと言う


理想からは程遠いNEC製 2SK1303の特性
ゲートに高い電圧をかけないと起きない(ニダーくんのドンドンが聞こえないw)
現在は日立と統合したルネサスに引き継がれている


しかし、実際のデバイスでは寝起きが悪く、小さい入力では寝たままとか、起きてもダラダラとしていたりとか、どこかの読者のように極めて人間的な動作をする

これをリニアリティが悪いというニダ(反省汁w)

トランジスタでもFETでも、入力電圧や電流に比例してグラフが直線的になる部分は限られている


『MJ無線と実験 1997年8月号』に掲載された上条アンプ制作ページの図を借りて説明を加えたもの→Web版

この直線的な部分だけ使えば歪みのないアンプが作れる
しかし、鮪のトロのように限られた部分だからパワーが取れない
仕方ないから、赤身の部分も使ってパワーを確保する必要がある
そこで生み出されたのがNFB

NFBとはネガティヴ・フィードバックの略で、出力の一部を逆相にして入力に戻す仕組み


この原理をNFB使う

入力波形に比べて出力波形は歪んた形だから、プラスマイナスを逆にして入力に戻せば、歪み成分だけがキャンセルされるという魔法がNFB


NFBをかける回路
出力の一部を抵抗で小さくして入力に戻す


これは、電気が超高速だから可能な理論で、どこかの昼行灯のようなボンクラでは使えない

歪を戻してキャンセルするどころか、逆相のはずが入力と同相になって、延々と増幅し続ける

これを発振と言う

東亜+で有名なAAに、ウンコを食べてウンコにしてまた食べるという永久回路がある
電気回路での発振はこれと同じ

NFBは、歪んだ出力波形を入力波形と同じにする効果があるが、NFBをかけ過ぎると個性のない冷たい音になる

薄化粧程度ならいいが、某国のように整形レベルで補正されるとウゲーとなるのと一緒ニダ


これでは歪が大きいので次のようにNFBで整形する


NFBかけ過ぎの失敗例

NFBは、出来の悪い子供の悪い部分を矯正させるのに似ているが、人間は反抗するので理屈通りにはならない

また、矯正は強制でもあるので、やり過ぎると人格が破綻する
NFBゼロの放任主義ドキュン家庭でも困る

やはり、自分で考えて行動できる人間を育てるのが理想
要するに、過分なNFBを必要としない家庭と教育が必要という事ニダ

    エフライム工房 平御幸
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ニダーくんの解説によるアンプ講座 3 FETとトランジスタの違い

2014-12-29 07:33:51 | アンプ製作と修理
 簡単なアンプの制作程度なら、中学の理科の理解力だけで十分です。物理とか数学とかの大学レベルの知識は必要でなく、僕がやっているアンプ講座も小中学生レベルでしかありません。なぜなら、出てくる数式は小学生で習う割り算と掛け算しか出てこないからです。

 初歩的なアンプとかの電気的な理解力は、おそらく左脳ではなく右脳の働きで決まると思います。難しく考える人は、左脳に頼って右脳が死んでいる人なのです。カッバーラの問題と同じで、小学生にも分かることが理解できない大人は、脳の各部位の連絡系統がシンプルでなくて無駄に複雑になり過ぎている。逆説的に言えば、頭の良い人は頭を無駄に使わない人なのです。ということで、今回はFETとトランジスタの違いは何ニカ?

トランジスタは三本足になっているけど、ベースに信号を加えるとコレクタからエミッタに増幅された電流が流れる


トランジスタ(左)とFET(右)の回路図表記

FETは電界効果トランジスタの略で、トランジスタの一種だけど動作が違う
具体的には、FETはゲート(門)に電圧をかけるとドレイン(排水口)からソースに電流が流れる


トランジスタ(左)とFET(右)の動作の違い

排水口から流れこむという逆流で説明されるのは、前に説明したように「電流=電子の移動」という一方方向の古い理論の時代の名残

実際には、「プラス電流=ホールの移動、マイナス電流=電子の移動」

トランジスタとFETの違いは、信号を加えるベースやゲートに、電流を流すか電圧をかけるかの違い

ここで、トランジスタの動作を分かりやすいように描いたのが次の図


トランジスタの動作の概念図

詰まったパイプを清掃するフレキシブルロッドというワイヤーがある
このワイヤーに相当するのが数珠玉
連なった数珠玉を引っ張ると、詰まっていた水が流れるように電流が流れる
数珠玉はベースとエミッタ間に流れる音楽信号と考えれば良い
ニダーくんが「ちょっと通るニダよ」と入り口(ベース)を通るとコレクタ電流が流れる

対して、FETの場合は入り口に電流を流す必要がない
ゲートと呼ばれる門を叩けば(電圧をかければ)、それが刺激となってドレインからソースに電流が流れる



FETの動作の概念図

ニダーくんが「チョッパリ出てくるニダ」と叩いただけで増幅された電流が流れる

このように、FETはゲートに電流を流す必要がないから、ゲート電流計算の必要がない
トランジスタはベース電流を考えなくてはならないので計算が面倒
だからFETの方が初心者向きニダ

FETは構造の違いで、J-FET(ジャンクションFET)やMOS-FETやV-FETに分けられるが、それぞれゲート電圧のかけ方が違うので注意が必要

J-FETの多くはゼロバイアスと言って、ゲートにバイアス電圧を掛ける必要がない
電圧をかけるときも負の電圧をかける逆バイアス


J-FET 2SK170の特性
IDSSとはバイアスゼロの時に流れる電流の大きさ
製造工程での個体差が大きいから、大雑把にGLとかGRとかにランク付けされる


MOS-FETは基本的にトランジスタと同じで正の電圧をかける


MOS-FET 2SK213の特性
温度が上がると電流も少なくなるから熱暴走しないと読み取れる


V-FETは負の電圧をかけるし、その電圧も高くないと一瞬で大電流が流れて壊れる


2SK79の特性(窪田登司氏の実測データ 『MJ 無線と実験 1997年6月号』より)
電圧24V程度で使う場合、バイアス電圧は-0.7V程度が良いと読み取れる


このように性質の違いを理解することが必要だが、詳しくは後で説明することになるニダ

    エフライム工房 平御幸
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FET測定器製作&有馬記念&来年の三冠馬候補

2014-12-28 19:52:58 | アンプ製作と修理
 有馬記念はジェンティルドンナが底力を見せて勝ちました。これで、ディープインパクト産駒の中山G1未勝利も終わり、有馬記念一つ前の2才重賞ホープフルステークスもシャイニングレイが制する勢い。先週の中山大障害(レッドキングダム)も含めると中山重賞三連勝と、中山嫌いが嘘のような活躍。

 もっとも、ラキシスもラストインパクトもトーセンラーも6,7,8着で、やはりジェンティルドンナが特別ということは変わりません。今までに戦ってきた相手が違うということと、枠順の有利さと、ジャスタウェイとエピファネイアの騎手が酷すぎたのが勝因で、多分に恵まれた感はあります。特にジャスタウェイは、上がり33.4秒と特別に早く、最後も脚を余しているので、後ろに下げ過ぎた福永騎手の下手さだけが責められると思います。エピファネイアを矯め殺した川田騎手も相当に下手ですけど。ジャパンカップでのスミヨンが如何に上手かったか証明されました。

 ホープフルステークスは暮れの中山のオープンレースとしておなじみでしたが、今年から重賞になったもので、昨年まで阪神競馬場で行われていたラジオNIKKEI2才Sを中山に変更したものです。皐月賞の前哨戦的な意味合いがあります。

 勝ったシャイニングレイは母父がダート王のクロフネで、パワーを活かした先行力は如何にも皐月賞向きです。同じディープインパクト産駒のティルナノーグは、前走の京都2才Sに続く惨敗。武騎手はダービーもと思っているみたいですが、やはり今年のトーセンスターダムと同様に、2着馬を突き放して勝てないディープインパクト産駒は先細りが見えています。

 ところで、昨日の阪神でデビューしたリアルスティールは凄そう。父ディープインパクトに似た軽い走りでも、馬体重は498kgとパワーも十分。全兄のラングレーも期待されましたが、こちらの方がスケールが何倍も上に見えます。相手が弱かったのかもしれませんが、それでも1頭だけ次元の違う走りです。上がり33.3秒も阪神コースなら優秀。特に、ラスト2ハロン目の10秒7は凄い。最後は余裕で流すのも納得です→デビュー戦動画

 父ディープインパクトは、米映画の『ディープインパクト』から採られた名前です。同じように、リアルスティールも米映画の『リアルスティール』からと、父の後を追っているようです。母父がダービー馬キズナと同じく、ディープインパクトと相性の良いストームキャットで、これは父同様に三冠馬になるかも。

 阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったショウナンアデラも走り方がディープインパクトに似ていますが、リアルスティールはもっと似ているように見えます。厩舎が矢作厩舎で、海外挑戦が好きな厩舎なので、凱旋門賞にも色気があると思います。ただ、騎手が生涯若葉マークの福永騎手なので、これは三割引ですね。ミルコ・デムーロが騎手免許に合格すればミルコで行って欲しいところ。

 なお、FET選別器を作りました。実動作に合わせた電流を流した時に、ゲート-ソース間電圧が近いものをペアにする回路です。参考にしたのはこちら。使用するソニーのACアダプタが定格の9Vではなく13Vもあるので、LM317Tを使って9V電源を作り、定電流回路で2mA流して測定します。二段目に使う石は5mAほど欲しいので、その場合は抵抗を回して電流調整します。


スーパーケルビム制作で余った板上に組んだFET選別器


1kΩの抵抗をドレイン-ソース間に入れて直流電圧を測る
2Vで2mA流れている計算



プラスの電圧で動作する2SKタイプのジャンクションFETの測定
ゲート-ソース間電圧が一致するものをペアとする



マイナスの電圧で動作する2SJタイプのジャンクションFETの測定




以上、裏側の配線


制作した回路図
ICソケットのピンをSDGSの順にしておけば、FETの印字面を前にするか後ろにするかで、足のピンアサインが違う大半のタイプで使える
1.D 2.S 3.Gタイプの2SK43や2SK241を測定する場合は、ソケットの空いている右3列に配線すれば良い



東芝 2SK246のピンアサイン 1.S 2.G 3.D


MOS型の東芝 2SJ148のピンアサイン 1.S 2.D 3.G
2SK982とコンプリ



ソニー2SK43のピンアサイン 1.D 2.S 3.G
MOS型の東芝2SK241も同じ


    エフライム工房 平御幸
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メリークリスマス&有馬記念予想

2014-12-25 20:26:49 | 競馬
 今日はクリスマスということで、皆さんにメリークリスマス。僕は、昨日は骨付きの鷄の腿肉とビールが晩御飯。仙台以来のビールでしたが、一人では食べきれなかったので今日の晩御飯も orz

 小さいワインを買ってきたのですが、これがバウムクーヘンの穴に収まりそうなくらいの小瓶。バウムクーヘンはドイツのお菓子ですが、ドイツのクリスマスで食べられるのはシュトーレンというドライフルーツが入ったケーキ。本場のドイツでは、バウムクーヘンは一般的ではないようです→こちら。日本のようにザックリと切るのではなく、少しずつスライスして厚みを削っていきます。


ボトルはバウムクーヘンの穴に楽に入るwww
ビンの径は50mm


 一週間前に郵便局に行ったら、日立オートモティブシステムズの服を着た、係長さんタイプの人が荷物を出しに来ていました。日立オートモティブシステムズは元々、厚木自動車というメーカーだったので、厚木に会社があるのは当然です。

 郵便局はその後、数日間も混んでいたのですが、カレンダーを作ってお得意様に配る会社の人とか、海外へ小包を送る人とかでごった返し。郵便局は景気が良さそうでしたが、クリスマスカードなどの遅延もありそうですね。自分のところにも通常の1日か2日遅れで郵便が届きます。

 僕の名前には「幸」が付きますが、「さいわい」と読むと幸福の本質が見えてきます。「さいわい」とは「小(さ)祝」という意味で、大げさでない小さな神の祝福が幸いなのです。一年を振り返り、名古屋と仙台の試聴会もつつがなく開催出来たし、バレーボール観戦にも行けたし、去年のようなインフルエンザや細菌感染もなかったし、パソコンのスキルは地味に上がったし、アンプも色々と修理出来たし、何気に良い一年だったと思います。神に感謝します。

 ピアから、日立リヴァーレの加古川大会の案内メールが届きました。加古川市立総合体育館は、古代史で書いている高砂市の生石(おうしこ)神社から東北に3.7kmに過ぎません。生石神社の氏子に加古川市内の人がいるくらいです。生石神社の謎の巨石・石宝殿(いしのほうでん)はモーセの角を表したものです。仙台試聴会の時に行きそびれた塩竃神社と、以前に行った霧島神宮と合わせて日本の三奇と呼ばれています。僕は3つとも行ってます。

 加古川などという割りと辺鄙なところでの開催。やはり、僕の古代史とバレーボールの日立リヴァーレは繋がっているようです。読者の多くは近くにVリーグのチームがあるし、ガルパンの決勝戦を再現したかのように、皇后杯は九州の久光製薬(黒森峰女学園)と茨城の日立リヴァーレ(大洗女子学園)の決勝となった。

 このような、些細な不思議が続くこと自体が「幸い」なのです。神は、本人が欲しがるものよりも、本人に必要なものを与える。人の欲望は限りないけど、神がもたらす幸いには限りがある。その少ない幸いを享受できる選ばれた人は、主をたたえて賛美し感謝する。サンタさんがクルシミマスではダメですね。

 第59回有馬記念は、くじ引きの順番に希望の枠を選べるという新システム→掲示板。ジャパンカップを圧勝したエピファネイアは7枠13番。その外7枠14番がゴールドシップ。更に外の8枠15番がジャスタウェイ。天気は崩れそうもないので良馬場で行われそう。

 クリスマスだから、クリスチャン・デムーロ騎手のラキシスが気になりますが、3枠5番と申し分なし。2枠4番のジェンティルドンナは中山未知数ですが、それよりも衰えが気になるところ。外枠でもジャスタウェイと、上がり馬のラストインパクトに注目。前走は明らかに太かったウインバリアシオンと、中山外枠大好きのゴールドシップまで。

    エフライム工房 平御幸
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ニダーくんの解説によるアンプ講座 3 増幅とは

2014-12-23 13:57:38 | アンプ製作と修理
 オーディオアンプは、CDなどからの音楽信号を増幅する装置と位置付けられています。CDプレーヤーの出力信号は小さくて、そのままスピーカーをつないでも小さい音しか出ません。そこで、スピーカーから大きな音が出るように、アンプ(正しくはアンプリファイア=Amplifier)で信号を増幅するのです。今回は、その増幅とは何ニカ?

一般に増幅と呼ばれているけど、本当は増幅ではないニダ
正しくは「小さな信号で、大電流を制御する」
小さい信号が大きくなるのではない

例えば、人間の走るスピードは遅い
しかし、馬に乗って馬を制御すると早く走れる
同じように、小さい力で巨大なパワーを制御すると、見かけ上は力が増えたみたいになる
これが、アンプの基本原理ニダ

前回の、回路の抵抗成分が熱や光になるという図。抵抗のニダーくんを電球に置き換えると白熱電灯となってピコーンと輝く



この白熱電球の代わりにトランジスタを接続すると、増幅回路が出来る


トランジスタに小さい信号を入力すると大きな信号に増幅される

オーディオアンプは、電源とアンプ回路で出来ている
電源から供給される直流電力を、音楽信号と同じ交流に変換する
ここで、問題になるのが交流と脈流の違い


電池などの直流(電圧は一定で変化しない)


これが交流信号(音楽信号はもっと複雑)


正の脈流(川の波のように直流分の厚みがある)


負の脈流(川面に接する空気のように正の脈流とは対称波形)

図↓のような回路で音楽信号を増幅すると、直流成分の上だけが波のようになる


正の脈流出力(直流成分の上に交流成分が乗っている)
本当は抵抗その他のパーツが必要だが、分かりやすいように省略(以降の図も)


これが脈流と呼ばれる物で、スピーカーをつなぐとボコンとコーンが飛び出してくる


直流をスピーカーに入力するとコーンが飛び出すか引っ込む
乾電池一本の1.5Vをフルレンジやウーファーに接続すると目で見える
ただし、トゥイーターでやるのは禁止(破損する)
脈流は直流の上に交流が乗った波



正と負の脈流出力

コーンが飛び出した限界から、音楽信号に合わせて前後に振動する
あるいは、コーンが引っ込んだ状態で振動する
これではコーンの振幅が取れなくて歪(ひずみ)が大きいから実用にならないニダ

そこで、コーンが飛び出さないように、脈流から直流成分を取り除いて交流に変換する必要が生じる

その方法は2つ

一つは、真空管アンプのようにトランスを通して交流成分だけ取り出すこと
二つ目は、出力に直列にコンデンサーを入れて、直流成分をカットすること


出力コンデンサーを入れて直流成分をカットする場合


出力トランスを入れて直流成分をカットする場合

このどちらの方法も、音が甘くなったり劣化するので、現代アンプでは用いられなくなっている

そこで、プラスの脈流とマイナスの脈流を合体させ、直流成分だけ差し引きゼロにする回路が作られた


コンプリメンタリー回路(正負の直流成分は打ち消し合って交流成分だけ出力される)

これが現代アンプの代表であるDCアンプ
直流領域(DC)まで増幅できるのでDCアンプと言うニダ

具体的には、プラスの電圧で動作するN型トランジスタと、マイナスの電圧で動作するP型トランジスタを上下のセットで使う
これをコンプリメンタリー回路と言うニダ

    エフライム工房 平御幸
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ニダーくんの解説によるアンプ講座 2 電流

2014-12-22 00:09:50 | アンプ製作と修理
 久しぶりにニダーくんのアンプ講座です。前回は電圧と抵抗の関係を説明しましたが、今回は電気が流れるとは何ニカ?

最初の図は乾電池のように電気が溜まっている状態


アンプに使われるコンデンサー(キャパシタ)も電池と同じ
プラスとマイナスは常に同量で均衡する


一般に電流は水の流れで説明されるけど、それは間違いニダ
プラスからマイナスに一方的に流れるのではない
たとえて言うと、北海道の川で鮭が上って来る遡上に似た構図
水がマイナスの電荷を持つ電子で、鮭がプラス電荷を持つホール(正孔)
鮭から見ると、鮭は尻尾を振っているだけで泳いでいるのではない
水から見ると、水は鮭を避けているだけ(座布団一枚)


白ニダーがプラスのホールだとすると、ネガニダーはマイナスの電子
白ニダーが川の水だとすると、ネガニダーは遡上する鮭
白ニダーはホールだから笑顔でホルホルしている訳です


電気が流れるということは、マイナスの電子が移動したと同じだけ、プラスのホールが反対側に移動すること


バレーボールの試合終了時の挨拶は両チームが逆方向に歩く
同じように、プラスとマイナスの電荷が正反対の向きに移動するのが電流


電子が丸いタコ焼きだとすると、ホールはタコ焼きの鉄板の穴と同じ
穴が移動するという非日常的な考え方が通用するのが電気の世界ニダ

電気が流れるには、回転寿司のようにグルグルと回る回路が必要不可欠



グルグルと回るから回路と言う
回路の一部でも切れると電気は流れなくなる

リニアモーターカーに使われる超電導コイルは一度流した電流がグルグル回り続ける
電池やコンデンサーをショートさせるとパチッと火花が発生したり熱が出るのは回路の抵抗成分のため


プラスとマイナスの電極をショートさせると電気が流れて熱や光となる
これは配線や電池やコンデンサー内の抵抗値が原因(負荷と言う)
リニアモーターカーに使われる超電導コイルだと熱にも光にもならないで、電気がいつまでもグルグルと回り続ける


従って、電気が流れるとき、プラス電荷とマイナス電荷の移動は常に同量で均衡が保たれている

これが理解できないと、アンプに使われる正負電源とアースの関係が理解できなくなるニダ

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バレーボールは1/100秒の世界

2014-12-20 03:55:39 | バレーボール
 疲れが取れません orz

 お風呂に入って2時間だけが活動できる状態で、全身の痛みと脹脛の凝りとが酷く、昨日は買った野菜サラダ(結構高い)をミロードに置き忘れても気が付かないほど。バレーボール観戦でと言うか、選手の疲れが乗り移ったみたいです orz

 本当は、日立リヴァーレの佐々木選手のフォームをアニメーションGIFにして、久光の新鍋選手と比較出来るようにしたかったのですが、体力的に無理なので画像でお茶を濁します。今回のテーマは、「力みとタイミングの相関」についてです。

 スポーツの世界は力みは禁物と誰でも知っていますが、でも力みが具体的にどのようなマイナス効果をもたらすのかを説明できる人は多くありません。プロ野球の投球理論やバッティング理論のように、ほとんどが経験値として受け継がれているからです。本当はスポーツ科学の分野なんですけど。

 日立リヴァーレの新エース佐々木選手は、昨年まではホームランを打つ選手という評価でした。しかし、今シーズンのリーグ戦では確実性がアップし、そのパワーを活かした決定力に驚きの声が続々と上がりました。でも、皇后杯の決勝戦では、疲れからかブロックにかかるシーンが目立ちました。なぜ、疲れるとブロックにかかってしまうのでしょうか?

 この試合で目についたのが、背の少し低い久光の新鍋選手です。新鍋選手はガッシリした体格とは裏腹に、パワーで押すタイプではなく巧さもあります。この二人を比較することで、バレーボールの本質が理解しやすくなるのです。


佐々木選手の理想的な練習フォーム
鞭のようにしなっている



佐々木選手のブロックにかかった時のフォーム
ヘッドアップして後ろに反り返っている


 まず、佐々木選手の練習シーンですが、無駄な力が入っていない、腰を中心として鞭のように手先まで撓(しな)る理想的なフォームです。ところが、試合では力みが見られ、ヘッドアップして肩と胸に回転の中心が移動し、肝心の手首が硬くなって手先が出てきません。このフォームではロスが大きいので腹筋が疲れます。試合後に後ろ手に組むわけです。

 サーカスで猛獣を調教する鞭は、先端がマッハ(音速)を超えるスピードに達するので、衝撃波でパチンという音になるのです。動物や物を叩いている音ではありません。この鞭のように、腰を中心として、肩から肘、そして手首から指先へと、先端に行くほどスピードが上がる運動を「鞭の原理」と言います。野球の投手の腕の振り方も鞭の原理。バドミントンのラケットの使い方も鞭の原理です。

 バレーボールでも、アタックの時の体の使い方は鞭の原理に従っています。腰から胸と肩、肩から肘、肘から手首、手首から指先へと力が伝わりボールを叩く。この時に、腰から手首までの一箇所でも余分な力が加われば、鞭のようなしなやかさが失われて手先のスピードが落ちます。ボールに当たるタイミングが1/100秒以上もずれてしまう。

 たかが1/100秒と思われるかもしれませんが、セッターが上げたボールが落下する距離は0.1秒で9.8センチ。→こちら。1/100秒では約1センチの誤差になります。実際には、ボールは何十センチも落ちてきているところを叩くから、1/100秒間に3~4センチも誤差が出ます。アタックする瞬間に、手がボールの中心から3センチずれたらどうなるか?タイミングが早い場合はコートの外にホームランか、タイミングが遅れれば相手のブロックかネットにかかってしまいます。

 バレーボールでフェイントが多いのは、この微妙なタイミングがずれていることが多く、パオリーニのように背の高い外人だと空中でタイミングのズレを補正できる。でも、パオリーニにも補正の限界があります。やはり、セッターとアタッカーの間にはジャストなタイミングが必要不可欠で、それはセッターの全責任ではなくて、アタッカーの力みという目に見えない要素も大きいのです。

 佐々木選手の調子が悪い時、あるいは疲れている時は、力んでヘッドアップする。その結果、背中をそっくり返して打つので重心がずれて強打が打てない。ヘッドアップした分、相手コートが見えにくくなる。打つタイミングが遅くなるので相手のブロックにかかる。イメージで言えば、ボールを頭の前で叩くのではなく、頭の後ろで叩く感じに見える。これらは力まない時には影を潜めます。

 低いトスで早く打つという戦法がありますが、これは相手ブロック云々以前に、ボール落下直後の落下スピードがゼロの時に叩けば芯に当たるという理屈でもあるのです。ボールが上がりきった頂点で叩けば中心にヒットしやすい。でもこれが横方向のタイミング的に難しいから、センタープレーヤーは大変なのです。

 逆に、オープンに開いてボールを高く上げてもらう場合が多いのがウイングプレーヤーです。ボールが高い分、相手のブロックが間に合いますが、ここで物を言うのがワンタッチの取り方。力まないで手先の先端スピードが十分なときは、相手のブロックを弾いてブロックアウトになります。力んで先端スピードが落ちればドシャっと止められる。

 力まない打ち方には別のメリットがあり、それは手首でコースを変えられるということです。野球で言うところのシュート回転やスライダー回転をボールに与え、絶妙なコースに打ち込むことが出来る。新鍋選手は、力んで反っくり返ることがないので、相手のコートがよく見えて、相手の死角に打ち込むことが出来るのです。




二枚とも新鍋選手がアウトクロスに打った時のフォーム
タイミングがずれて前掛かりでも相手ブロックが見えている
肘から先の先端スピードが早いのが分かる


 スポーツの本質は力を抜くこと。鞭の原理は、コンニャク体操の野口先生が教えてくれたものですが、握り締めたゲンコツで殴るより空手のように手刀で殴るほうが速いそうです。プロボクサーはグローブの中で指の力を抜いているとか。体を鞭のように使えたら、それは余分な力が抜けた達人の領域なんでしょうね。





新鍋選手と佐々木選手のGIFアニメ画像作ってみた
また小さかったのでやり直さないと orz


 なお、今年から阪神競馬場に移った朝日杯フューチュリティステークス。中山のトリッキーなコースとは違い、力の差が結果として出やすいと考えられています。オルフェーヴルの全弟アッシュゴールドが注目ですが、オルフェーヴルも良くなったのはクラシック直前の春ですから、僕はこの時期に使うのは疑問です。勝つかもしれませんが。

 夏の札幌以来となるブライトエンブレムは、ダービー馬ロジユニヴァースと同じローテーション。ディープインパクト産駒のダノンプラチナは、先週のジュベナイルフィリーズと同じ蛯名騎手+唯一のディープインパクト産駒。ナヴィオンは距離が長いから消しで、クラリティスカイとコスモナインボールまで。来週の中山のホープフルステークスに期待です。

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日立 HA-007の脚の交換

2014-12-18 22:21:34 | アンプ製作と修理
 この前にコンデンサーを交換したばかりのHA-007。今回は真鍮製の脚に交換しました。



 実は、読者が作ったケルビムジュニアが、仙台試聴会から戻ったらユニットが外れる破損。たまたま、僕はオークションで見つけた真鍮製のボルトを100本入手。これが、ジュニアのユニットを固定するのに良さそうということで、送って取り付けてもらいました。


外側の真鍮は木ネジ、内側がボルト

 この読者は日立のアンプ HA-007も持っているのですが、HMA-9500Ⅱのように真鍮製の足に交換するために径30mmのものを購入。ところが、元々付いていたボルトが短くて固定できません。それで、ジュニアのユニットを固定した真鍮ボルトを足の固定用に送ったのですが、今度は逆に長すぎないか心配になったので、自分でも真鍮足を買って取り付けてみました。やはり少し長いかも。

 ボルトが長すぎると、アンプの基板に接触する恐れがあります。どうやら大丈夫そうなのですが、念の為に足とアンプの底板の間にクッションを入れることにしました。オーディオの世界では制振材として有名なソルボセイン3mm厚を使います。


左がソルボセイン(500円もする orz)

 革用の穴あけポンチでボルトが貫通する孔を開けるのですが、4mm径ポンチでピッタリでした。ソルボセインは柔らかいので、ボルトを締め付け過ぎると潰れてしまいます。ソルボセインが潰れない程度に、目安として0.5mmほど潰れたら締め付けストップ。これで、底板の鳴きが抑えられます。耳で分かるとは思えませんが (;^ω^)


左端の全円分度器というものでソルボセインの中心を見当付ける


ソルボセインは接着剤付きなので、白い紙を剥がして貼り付ける

 このようにして足の交換が終わり、改めて見直すとアンプ本体のほうが安っぽく見えます。もともとデザインに金を使っていないローコスト機なんですけど、実力はなかなかで、東芝のクリスタルグラスの音のMOS-FETを採用しているだけのことはあります。繊細で高域が綺麗です。ただ、整流ダイオードに問題があるのか、音量を上げると少しブーンというハムが出ます。小音量では聞こえないのでこのまま。



 アンプの足は、脚と書いたり、インシュレーターと書いたり、円柱形から逆円錐形まで色々ありますが、やはり真鍮製の脚は絵になります。また、真鍮製だと、ノストラダムスの予言に出てくる真鍮の脚の椅子を連想させますが、旧約聖書に登場する真鍮は青銅の間違いではないかと言われています。真鍮製造が一般的になったのは350年ほど前だからです。ソロモンの時代に真鍮があったのか?ノストラダムスの1500年台初期でも微妙ですけど。

 なお、皇后杯の表彰式をアップしました。放送でカットされた日立リヴァーレの銀メダル授与と記念撮影の場面です。

バレーボール 皇后杯2014 日立リヴァーレ表彰式&フォトセッション
http://youtu.be/Gu5f_fMd_LE

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守り重視~久光バレーの本質

2014-12-16 03:46:35 | バレーボール
 バレーボール皇后杯の表彰式を見ていて、とあることに気が付きました。それは、選手のポジションによって、手の組み方が違うということです。

手を前で組んだ選手
セッター 佐藤美弥、細川絢加
リベロ 佐藤あり紗、斎田杏、伊関悠
ミドルブロッカー パオリーニ・ローレン、和田麻里江、東原枝里
ウイング 遠井萌仁、川村小捺

手を後ろで組んだ選手
ミドルブロッカー 井上奈々朱、引地舞
ウイング 栗原恵、佐々木美麗、石田小枝、内瀬戸真美、永野沙也加、愛宕諒子


日立リヴァーレの選手たち(右クリックで画像だけ表示すると文字が見えやすくなります)

 この中で、メダルを授与されて変化したのは、ウイングの川村小捺(前から後ろ)ほか数人いますが、授与される前の方が概ね深層心理を自然に表していると思います。ミドルブロッカーの井上奈々朱選手はウイングをやりたいから日立に来たと掲示板に書き込まれ、引地舞選手は実戦で固定された使い方はされていない。

 このように、一部の例外を考慮しても、ウイングの選手は手を後ろで組む、威張りのポーズというか、達成感を表しているというか、攻撃の意識が強いと解釈できると思います。対して、手を前で組む選手は守りの姿勢が強く、あるいは達成感の少ない、威張れない心理にあったと見ることが出来ます。

 キャプテンの遠井選手はオポジットと言う、後ろに下がった時も攻守で働くポジションを任されています。サーブレシーブ免除のアタッカーとは違い、守りの意識が強いので、ウイングなのに手を前で組むのでしょう。


久光製薬スプリングスの選手たち

 優勝した久光の選手は、画像の解像度が低くて顔が判らない選手が多いのですが、日立の選手に比べて手を前で組む比率が高いのが見て取れます。これは、久光のバレーボールが守り重視であることを表しています。イメージ的には圧倒的な攻撃力があるように見えますが、意外なことに久光の選手は攻撃タイプが少ない。ミドルブロッカーの岩坂名奈選手は、両手を下げる整列の姿勢で、攻撃でも守りでもない感じ。むしろ、攻撃型にシフトした方が良さそうな気がします。

 攻撃の要である長岡望悠選手と石井優希選手も守りのタイプで、時々見られる長岡選手の気の弱さは、本質的にウイングスパイカーではないことから来ています。石井優希選手も同様で、決勝では守備が良かったですが、元々下手なのではなくて、体格が良いので、中高では守備させてもらえなかったのではないでしょうか。

 日立リヴァーレの佐々木選手は超攻撃型。内瀬戸選手も守備が良いけど本質は攻撃型。栗原選手も本質的に攻撃型なのに、守備も上手かったので羊の皮を被されて、良い子を演じなくてはならなくなった。栗原だから栗色に髪を染めているように見えますが、本当は、攻撃的な自分の本質を引き出してくれる強い監督を待望している心理の現れなのです。

 僕の目には、栗原選手は自分の攻撃性をセーブしているように見える。猛獣なのに羊を演じている。膝や腰の問題もあるでしょうけど、そろそろ本当の自分を出しても良いと思いますよ。日立リヴァーレというチームは、そういう自己表現が大好きなチームメイトばかりですから。

 日立のアンプHA-007が戻ってきたので、ブロックコンデンサーをパイオニアブランドの63V/12000μFに交換しました。元々はニチコン製の56V/8200μFが付いていたのですが、これが故障したのでニチコンの63V/6800μFに換装していたのです。性能的にはこれで十分なのですが、せっかくだからパイオニアと刻印された大容量ブロックコンデンサーに交換してパワーアップ。パイオニアで育った栗原選手のブロック復活に期待ということです。


右横に置いてある小さめなのが取り外したニチコン 63V/6800μF


重いブロックコンデンサーは輸送で脱落しやすいのでホットメルト(ハンダゴテで溶かして使う接着剤)で基板に固定


足の間隔が広いので穴開けからの作業

 なお、岡山シーガルズの山口舞選手といえば、宮下遥セッターと共に、いつも監督に怒られている怒られ役ですが、このような「キャプテンが怒られるから頑張ろう」と選手に思わせる指導方法には疑問があります。岡山には笑顔がない。成績が上がっているときは波風は立ちませんが、チーム成績が下がりだしたら崩壊は速いと思います。

 あっ、それから、頑張る連呼の佐藤あり紗さんは頼もしいですが、故障しない程度に頑張ってくださいね。無事これ名馬という格言はバレーボールでも大切ですから、老婆でないけど老婆心まで。

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祝! 日立リヴァーレ銀メダル

2014-12-14 19:34:53 | バレーボール
 今日の皇后杯決勝は、久光の底力に圧倒されて銀メダルに終わりました。日立リヴァーレの選手たちは悔しそうですが、優勝には足りない何かを、自覚した試合だったのではないかと思います。銀メダルは残念であり、それ以上に良かったと思います。敢えて、おめでとうと言いたいです。


試合直後
うなだれる選手たち


 今日は試合前から負けフラグが立ちました。まず、アリーナ席が空いているのに、ピアではチケットが取れなかったこと。「自由席残り少」という触れ込みに騙されて、当日券売り場でアリーナ席が残っていることを知らずに自由席を購入。これは割当制の弊害です。

 続いて、自由席の入り口が別とは知らずに時間の無駄で列に損。しかも、整列係員に日立側は東か西かを尋ねたら「西」の返事だったのに、少しして「東に変更になりました」と教えてくれました。理由を尋ねたら、「要請があったそうです」との返事。テレビかスポンサーの意向みたいですね。

 こうして、北側の西サイドを予定していた僕は、北側の東サイドに座ることになりました。この時点で、北側の東サイド=東北=艮(うしとら)=金+艮=銀、という図式が出来上がり、日立の銀が確定してしまったのです。こうなると神様に反抗しても無駄です。例によって、僕の視界を遮る災が orz

 今日はキッズセレモニーがあったのですが、子供たちの親が二階席の一番前を占拠して、手すりから身を乗り出して写真を撮っています。係員に注意してもらったら、今度は何度も立ち上がったり席を替わったり、挙句の果てに戻ってきた子供たちがプレー中に何度も視界の邪魔をする。親に注意したけど、日立がもう1点で流れが来るという場面で必ず、この子供たちが邪魔しに来ます。

 こういう無法な子供は可愛くないと相場が決まっているのですが、試合後に読者の一人が来ていたので話題にしてから食事に入った店で、このマナーゼロの親子が来たので確認してもらいました。やはり可愛くない子供という評価です。子供を入れた5人掛けで、後ろの席も含めて14席も独占していた親子ですよ。さすがに途中で後ろの席は空けましたが。

 このような(#゜Д゜)y-~~イライラがあったので、今日は負けると覚悟しましたが、やはり戦力的に見て日立には勝てる要素が少なかったと思います。今だから言えますが、正セッターの佐藤美弥さんは、東海大戦の第3セットで右脚のふくらはぎ下端に違和感を発症。僕の撮影した中にも手で抑えている動画があります。


右脚を抑える佐藤美弥さんと、心配そうなトレーナーと副部長
今日は途中から出場していたので年明けには完治かと


 栗原選手も東海大戦で腰に違和感。その他の選手は連日のフルセットで疲弊。そんな中で、今日の第3セットは横綱の久光とがっぷり四つの大相撲です。これはいくら褒めても褒め足りない。特に、後半にラリーが続いた中、ケレン味のない攻撃と守りでラリーに打ち勝ったのが印象的です。観客は大喜びでした。

 結構、バレーボールを初めて見る観客も多く見受けられ、そんな人達が喝采するラリーは本当に見応えがありました。僕が大関を狙う関脇と評した、日立リヴァーレの真骨頂がここにありという感じでした。

 優勝監督インタビューで、久光のクミチョウこと中田久美監督が、「選手たちが考えながらやってくれるチーム作りを目指している」というような発言がありました。さすがですね。日立リヴァーレは、自分たちが個々でもチームとしても未完成だと納得したと思います。僕には、中田久美監督の言葉は、健闘した日立リヴァーレへのエールのように聞こえました。日立リヴァーレは、打倒久光で恩返しをするしかありません。頑張れ。そして銀メダルおめでとう。


袖の黄色が黄金の翼を広げた鳥=ケルビムに見えますね(組んだ手が体と頭)


最後は良い笑顔

 最後に、この大会旗のデザインを良く見てください。ちゃんとケルビム(二体のケルブ)=鳳凰がデザインされているでしょう。ケルビムの片割れである佐藤あり紗さんが決勝に来られたことは、何と神様の予定調和だったのですね。


鳳凰が背中合わせの大会旗
ケルビムは向かい合わせなので、このデザインはよろしくない


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日立リヴァーレ決勝進出

2014-12-13 23:17:59 | バレーボール
 バレーボールの皇后杯の準決勝で、日立リヴァーレは苦手の岡山にフルセット勝ち。初の決勝出場を決めました ヤタ━━━━━━ヽ(゜∀゜)ノ ━━━━━━!!!! 。今日も控えセッターの細川選手が出たようです。二位以上確定で、「おめでとうございます」と言って良いのかどうか。選手たちは明日も勝って優勝して喜びたいはずなので、僕も保留にしておきます。選手の皆さんは疲れを癒して、明日は集中して一丸となって戦ってください。

 今日は疲れている上に忙しくて、衆院選の期日前投票を済ませ、読者にアンプを送る手配を済ませ、洗濯と明日の決勝のチケット確保まで。今日の試合は学生のためのサービス企画により、自由席は500円となっていました。僕の代わりに子供たちの大声援があったかと思います。明日は行きます ( -`д-´)キリッ

 昨日の久光と上尾の試合を見ていて、2セット連取されてからの久光の強さに呆れました。プレミアリーグ開幕戦となった東レとの試合も、第4セットの執念の逆転からの奇跡的な勝利でした。久光の底力か、自信をつけている日立の勢いか、どちらも連戦で疲れているでしょうけど、これは見逃せない一戦となりましたね。BS1で放送がある模様です。

決勝進出の記事
http://www.jva.or.jp/index.php/topics/20141213-2

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日立リヴァーレ-東レ戦~あり紗の法則

2014-12-12 21:52:26 | バレーボール
 皇后杯の準々決勝を見てきました。日立リヴァーレはフルセットの末に東レを下して4強入り。いろいろと想定外がありましたが、最後は見事な逆転勝ちでした。

 今日のアリーナ席は自由席のみで、少しでも良い席をと思い、第一試合途中からの観戦となったのですが、係員に日立側を訊ねたのが大間違い。案内された北側ではなく、昨日と同じ南側でした。練習開始後に、せっかく確保した席から慌てて南側のアリーナへ。ところが、前の座高の高い男も、左の方のオレンジと青の配色の女の団体も東レファン。


第1セット開始 視界が遮られて撮影できない

 浅利篤の色彩心理学では、オレンジと青の配色は不潔さを表します。何となく嫌な気持ちになったのは当然ですが、実は前に陣取った男達も共通点があり、シャツが趣味の悪いタータンチェックでした。趣味の悪い(配色の悪い)タータンチェックはエロ目線を表している。僕の人間観察では、根拠はないのですがそんな気がします。

 視界は遮られるし、東レファンの応援が気に障るしで、第1セット途中から二階席に移動しました。このセットは16-25で落としてしまいます。それも当然。正セッターの佐藤美弥さんが出ていません。経験のない細川セッターが恐る恐るトスを上げています。実は、昨日の東海大戦の途中で、佐藤美弥さんとトレーナーがひそひそ話。どうも右脚に違和感があるようでした。栗原選手も出ていません。

 この試合がニコ生中継なら、第1セットの序盤で「日立\(^o^)/オワタ」と大量のコメントが書き込まれることでしょう。僕もそう思いかけましたが、僕と同じ盛岡出身の細川選手が起用される流れに、どうしても神の意志を感ぜざるを得ませんでした。細川選手は12月生まれですし、東レファンの邪魔も何かあるはず。それで、セットごとに細川選手が見えるサイドに移動して、セッター中心の動画撮影を決め込みました。

 パオリーニにタイミングが合わない。ラリーになるとレフトに偏る。などなどは東レに見透かされたと思いますが、徐々に日立リヴァーレの細川選手を守り立てる気迫が上回ってきました。最終セットも3点差を終盤に逆転。マッチポイントを握られながらも追いついて最後に突き放しました。全員で掴んだ素晴らしい勝利です。


第2セット 日立25-23東レ
この直後に日立のアウトオブポジションが取られた


 第2セットを日立が取った直後、「真鍋が来ている」という声が聞こえました。二階席の一番後ろに陣取り、ファンからサインをせがまれています。マスクとメガネで変装していましたが見破られたようです。第4セットが始まる前に、階段を上がってきたので僕が避けました。重々しくて軽やかさの感じられない動きですね。ダイエット汁w


北側最上段の真鍋全日本監督と関係者
反対側の南から望遠で撮影


 ところで、今日の試合でも佐藤あり紗さんがボールを蹴りました。ルールでは足で上げても良いので、最近は積極的に足を使う選手が増えました。3月のプレミアリーグのNEC戦から、僕の目撃は都合3度目でしたが、佐藤あり紗さんが蹴った試合は全勝です。さすがは蹴る蹴るのケルビムのモデル顔。


第3セット 佐藤あり紗さんがボールを蹴って日立25-19東レ
いかにも鳥の姿



第4セット 日立22-25東レ
第2セット画像とほとんど同じだがアウトオブポジションは取られていない


 また、試合中でも練習中でも、佐藤あり紗さんがコケた試合も全勝です。佐藤あり紗の法則として通用しそうですが、考えてみれば「コケる」も「こ・ケル」で蹴るでしたね。牽強付会に過ぎました orz。素晴らしい試合を見せてくれて、経験の浅い細川選手を盛り立ててくれた日立リヴァーレの皆さん、本当にありがとうございました m(__)m。


第5セット 日立17-15東レ
最後はエース佐々木のスパイクが決まる


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日立リヴァーレ-東海大戦

2014-12-11 21:47:43 | バレーボール
 佐藤あり紗さんがなばなの里をツイートしていたので、ナバナって何ニカ?ということで調べてみました。菜花=菜の花の事でした。長島スパーランドだから温泉ですね。あやかって熱めのお風呂に入って寝たら風邪も随分と良くなりました。久しぶりに5時間を超えて眠れた orz

 今日は雨予報で出かけないつもりでしたが、故障ということで戻ってきたソニーのアンプも故障しておらず、特急電車の時刻に合わせて天気が回復したので、東海大戦を見てきました。東海大はNECに似て、太さで圧倒してくるチームです。高さはそれほどでもない。

 途中で逆転を許すなど、余り褒められた試合ではありませんでしたが、温泉で気が緩んだ後なら仕方ありません。隣の東レも二部のPFUにデュースと苦戦中。こちらはシーズンの不調を引きずっています。トヨタ車体がJTに負けたのも調子の悪さを物語っています。

 僕が座った席の近くは、熱狂的な日立リヴァーレファンが居て、何とマスコットのウサギを着包みにしています。でも何故かピンク。この人はおそらく、僕が夏に撮影した動画で大声を出しているファンだと思います。この人とは別に、米沢や岡崎の会場にも、どう見ても河童に見えるファンが居たのですが、こちらは着包みではなく帽子とマスクとトレーナーのアセンブルで、黄色や白い河童に扮装しているように見えました。




勝利後

 試合終了後に選手が応援団の方に挨拶するのですが、応援団という組織は来ておらず、もっぱらウサギの着包みの人が一人応援団状態でした。画像をアップすると選手が笑っているのが分かります。明日も行く予定ですが、明日も笑顔で終わってほしいものですね。

 ところで、コートはテープで四面に仕切られており、そのテープで滑った選手がいました。誰とは言いませんが、僕が見に行くと何故かコケるシーンの多い選手です (@_@;)。また動画をアップしないと (;^ω^)


栗原選手がレシーブした後のシーン

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風邪気味 orz

2014-12-10 22:27:37 | アンプ製作と修理
 パイオニアのアンプA-D3のIC PD5443Aが届いたので交換したのですが、故障箇所は別の所みたいで直りません。せっかく海外から見つけて届けてくれた読者に申し訳ないです orz

 このICの周辺トランジスタの故障ではと考えて、昨日は秋葉原に行って探してきました。抵抗内蔵トランジスタという特殊なもので、やはりゴマ粒大 orz

 しかし、原因となりそうな数個を交換しても直らず、こうなるとセレクター基板のPD5443Aではなく、メイン基板のアナログスイッチ 東芝TC9163ANが怪しそう。これも海外でしか手に入らず、互換とされるNJU7312ANも同様です。データシートを見ると、NJU7312ANは一箇所だけ違っているので本当に互換が取れるのかも疑問。このICがスイッチとして働いているので、ICを取り外してCD再生オンリーのバイパスすると動くかもしれません。

 アンプ修理で大変なのが、まず検索して回路図とパーツを調べることです。これはパーツごとにPDFファイルを探して落とすので、下手をすると徹夜になることさえあります。パソコンは冷えている方が良いので、基本的に暖房はいれません。次に大変なのが、購入したトランジスタの測定と選別。これも温度差のない深夜に行うので冷えます。こうして、検索と選別で風邪をひく事になります orz

 また、タクトスイッチというプッシュ式のスイッチも不良のようです。二本足タイプなので、これも秋葉原のマルマツパーツ館にしかありません。また買い出しです。今日からバレーボールの皇后杯が行われているので、明後日の準々決勝くらいは見たいなと思っているのですが、日立リヴァーレはまさか明日の東海大戦に負けたりしませんよね。二部の柏とか岐阜は大学相手に負けています orz

 ということで、熱もあまりないのですが、何とか風邪を治さないと :(;゛゜’ω゜’):

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トヨタ車体に勝つには

2014-12-07 22:38:26 | バレーボール
 フルセット好きな日立リヴァーレは、今日のトヨタ車体戦も申し合わせたかのようにフルセット orz

 ニコ生観戦前に紅茶を淹れて、北海道のお菓子として有名な白い恋人一枚と、ポンパドウルのミニクーヘン・パンプキンを用意してと思ったら、ダージリンのティーバッグの包装(日立のユニフォームの紫)を落としてしまいました。昨日は丸めてポイしたあとで、縁起が悪いから拾い上げてシワを伸ばしたのですが、今日は注意していたのに手からスルリ orz

 白い恋人は、試聴会から戻ったCDなどを入れた箱に入れられていたもので、昨日はダークグリーンの包装のものを食べていると久光に流れが来て、リバースの白いデザインのものを食べていると日立に流れがきました。昨日の勝利で喜びすぎて、今日は白いのが一枚きり。

 それで、佐藤あり紗さんがツイッターで近江あかりさんにお土産のバームクーヘンを要望していたので、昨日の試合後にパンプキンのミニクーヘンを買っていたのです。というのも、開幕戦の東京体育館を出たあと、目の前のお店に入って読者が食べたのがバウムクーヘン。僕も一切れもらって食べましたから、これは買って置くが吉です。


パンプキンのミニクーヘン

 今日の日立リヴァーレは出足から好調で、昨日の最後の流れを引き継いでいました。しかし、やはり苦手意識が徐々に頭をもたげ、気がついてみたら2,3セット連取されて第4セットもヤバゲな雰囲気。そこで、今日のタイトルである「日立がトヨタ車体に勝つには」というテーマで、原稿を頭の中で書き始めました。不思議なことに、そこから日立に流れがきて逆転勝利です。

 日立の流れなのに逆転を食らった第2セットから第4セット中盤まで、日立の選手は力みまくって自滅状態でした。苦手意識から、粘られると恐怖心が生じ、それを払拭するために強打で圧倒しようとする。ところが、力むとスピードが落ちるし、正確性もなくなるし、周りも見えなくなると、いう負の連鎖に陥ってしまいます。特に、セッターの佐藤美弥さんと佐々木選手がひどかった。

 トヨタ車体というチームは、オフィシャルプログラムに分析されているように、突出したところのない、何で勝っているか分からないチームです。日立が苦手としているもう一つのチームである岡山は、トヨタ車体に輪をかけてピンクの戦力値が低いチーム。日立が大関を狙う関脇なら、トヨタ車体は技巧派の小結で、岡山は学生相撲出身の前頭筆頭という程度です。それなのになぜ日立が苦手とするのか?


オフィシャルプログラムから日立(上)とトヨタ車体の戦力値

 それは、大型力士によく見られる不器用さにあります。体格もありパワーもあるのに、小兵の技巧派力士にコロコロと転がされるイメージ。それが日立リヴァーレであり、横綱の久光と差があるところなのです。

 では、日立リヴァーレはどのようにすればよいのか?それは力を抜いて、六分の力で戦う余裕を持つことです。力んだ全力より、力を抜いて六分で打ったアタックの方が切れとスピードとコントロールがある。何よりも、相手のブロックにかからないし、守備の正面を突くことも少なくなるのです。

 本当の横綱というのは、相手に力を出させておいてから仕留めます。この余裕は、六分の力でも負けないという自信から生まれます。そのための猛稽古は当然ですが。そして、余裕の中から、極限状態での集中力と底力が育まれます。横綱には余力がある。その余力こそ、平時の六分の精神から生まれてくるものなのです。

 第4セットで日立が持ち直したときに、サーブを失敗している3番井上選手にピンチサーバーとして13番の石田選手を送った場面。何で石田と思った人もいるかもしれませんが、石田選手は日立切っての軟体選手。サーブミスが許されない場面で、力を抜いてサーブをして欲しいという監督の名采配です。期待に応えた石田選手で2点は大きかった。石田選手をメンバーに加えて欲しいと書いた僕もニンマリです。

 トヨタ車体も今期不調ですが、その原因は補強の失敗だけでなく、試合中のコーチ陣の大声にあるような気がします。セッターの藤田選手は聡明で、セット間にノートパソコンを抱え、他の選手とデータ分析しています。監督もコーチも、藤田に任せておけばいいというのがトヨタ車体の強さの理由。ところが、試合中のコーチの大声で、選手の集中力が途切れてしまうのです。


ノートパソコンを抱る藤田夏未セッターと、覗きこむ平松選手他

 試合中に選手に声をかけるのは監督のみ。それも本当に必要なときにだけ有効で、のべつ幕なしに声を張り上げるコーチは選手の邪魔しているだけ。二部落ちしたJTもコーチの声がうるさかったというコメントがありましたね。選手が本当に集中した時はコーチの声なんか入らないし、またそうでなくては選手として二流だと思います。

 選手が自分で考えながら試合を構築していく。それができたら優勝できる。監督やコーチは、相手の分析や、選手の好調不調や、相手との相性の判断に集中すべきで、大声を出して勝てるなら誰も苦労しません。女の子はデリカシーのない男は基本的に嫌いなのです。ちゃんと自分たちを見ていて、タイムアウトの時に的確なアドバイスをしてくれる首脳陣が選手に信頼される。名指揮者が目で指揮するのと同じです。

 なお、試合後に買い物に出たら、自民党の谷垣幹事長の応援演説がありました。寒くなったのでリュックの中から黒と白のチェックのマフラーを出して首に巻きました。白と黒の斑は、日本人の祖先であるヤコブのシンボルなので、僕はヤコブの代理として見届けることになったのです。



 僕の選挙区は神奈川16区。昨日から上尾に復帰した皆本明日香選手も背番号16。まだ試聴会の16分割の一升パンから一週間。東レが1勝しか出来ないのも1勝パンのせいかもしれませんね。それにしても、ヒーローインタビューの佐藤あり紗さんの、応援団に向けての「いつも面白い応援をありがとうございます」には笑いました。応援団もずっこけていましたが、こういうウケ狙いが出来るのは良いことです。

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