平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

日立 HA-007の脚の交換

2014-12-18 22:21:34 | アンプ製作と修理
 この前にコンデンサーを交換したばかりのHA-007。今回は真鍮製の脚に交換しました。



 実は、読者が作ったケルビムジュニアが、仙台試聴会から戻ったらユニットが外れる破損。たまたま、僕はオークションで見つけた真鍮製のボルトを100本入手。これが、ジュニアのユニットを固定するのに良さそうということで、送って取り付けてもらいました。


外側の真鍮は木ネジ、内側がボルト

 この読者は日立のアンプ HA-007も持っているのですが、HMA-9500Ⅱのように真鍮製の足に交換するために径30mmのものを購入。ところが、元々付いていたボルトが短くて固定できません。それで、ジュニアのユニットを固定した真鍮ボルトを足の固定用に送ったのですが、今度は逆に長すぎないか心配になったので、自分でも真鍮足を買って取り付けてみました。やはり少し長いかも。

 ボルトが長すぎると、アンプの基板に接触する恐れがあります。どうやら大丈夫そうなのですが、念の為に足とアンプの底板の間にクッションを入れることにしました。オーディオの世界では制振材として有名なソルボセイン3mm厚を使います。


左がソルボセイン(500円もする orz)

 革用の穴あけポンチでボルトが貫通する孔を開けるのですが、4mm径ポンチでピッタリでした。ソルボセインは柔らかいので、ボルトを締め付け過ぎると潰れてしまいます。ソルボセインが潰れない程度に、目安として0.5mmほど潰れたら締め付けストップ。これで、底板の鳴きが抑えられます。耳で分かるとは思えませんが (;^ω^)


左端の全円分度器というものでソルボセインの中心を見当付ける


ソルボセインは接着剤付きなので、白い紙を剥がして貼り付ける

 このようにして足の交換が終わり、改めて見直すとアンプ本体のほうが安っぽく見えます。もともとデザインに金を使っていないローコスト機なんですけど、実力はなかなかで、東芝のクリスタルグラスの音のMOS-FETを採用しているだけのことはあります。繊細で高域が綺麗です。ただ、整流ダイオードに問題があるのか、音量を上げると少しブーンというハムが出ます。小音量では聞こえないのでこのまま。



 アンプの足は、脚と書いたり、インシュレーターと書いたり、円柱形から逆円錐形まで色々ありますが、やはり真鍮製の脚は絵になります。また、真鍮製だと、ノストラダムスの予言に出てくる真鍮の脚の椅子を連想させますが、旧約聖書に登場する真鍮は青銅の間違いではないかと言われています。真鍮製造が一般的になったのは350年ほど前だからです。ソロモンの時代に真鍮があったのか?ノストラダムスの1500年台初期でも微妙ですけど。

 なお、皇后杯の表彰式をアップしました。放送でカットされた日立リヴァーレの銀メダル授与と記念撮影の場面です。

バレーボール 皇后杯2014 日立リヴァーレ表彰式&フォトセッション
http://youtu.be/Gu5f_fMd_LE

    エフライム工房 平御幸
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