急に寒くなったのですが、基本的に暖房に頼らない主義なので、痩せ我慢しているうちに風邪。今回は胃に来たみたいで、嘔吐感で空気ばかり吐いていました。丸一日食べられず、ようやく食べられるようになったところです。
僕は元来寒がりだったのですが、脂肪の増加とともに薄着になってきました。もっとも、少し寒いほうが仕事の効率も上がるからですが。
震災直後に秋田に行って驚いたのですが、大して寒くないのに友人宅では石油ストーブをガンガン焚いていました。小雪はちらほらしていましたが、昔と違って隙間のない建物ですから、僕から見れば過剰な暖房です。すぐに消させました。
僕は、過剰な暖房は精神に悪いのではないかと思っています。先の友人も夫婦揃って鬱病気味で、外には買い物以外では出ない引きこもりです。近所付き合いも皆無。厚着しているのに寒い寒いの連発。ぶん殴りたくなりました。
僕は部屋の中で、パジャマ代わりのトレーナーを着ていますが、上はTシャツにトレーナー程度。下はトレーナーに裸足です。暖房は、机に向かうときは、机の下の電気ストーブで400W。裸足だとすぐに熱くなります。布団は、薄い敷ふとんにシーツは夏のまま。寒くなったので、電気敷き毛布を一枚と、上はタオルケットを一枚から二枚に増やしました。エアコンは基本的に使いません。
今日の都心は雪模様と予報されましたが、どうやら降らなかったみたいです。それでも、僕の部屋はパソコンが2台(45Wと65W)で、外よりも結構暖かくなります。風邪をひいたのは、敷き布団が薄くて床の冷たさが体を冷やしたからですが、腰が悪いので床の硬さが感じられる方が良いのです。それで電気敷き毛布を引っ張り出しました。
ヨガの達人に、冬の雪山を裸でランニングする人がいるそうですが、呼吸法で寒さに強くなるみたいです。ショーン・コネリーが主演した
『薔薇の名前』に雪山の修道院が出てくるのですが、史実に忠実に作ったとかで裸足のシーンがありました→
DVD。あの格好では寒いと思いますが、ソウルのホームレスは氷点下でも裸足で、寝ている間でも靴を盗まれないように脱いで抱えています→
ニュースミーナ。
『薔薇の名前』が出てきたところで本題。ピエタのポスターは、スキャナーで取り込むと申し出た人が東洋美術印刷に頼み、想定外の高額(ジークレー1枚15000円)になったのでキャンセルした状態です。こちらの想定額は普通のポスターで1枚2000円程度ですが、これもテスト印刷がB全1枚6000円とかで話しになりません。色の調整でまた何万円とか orz。
ピエタの寸法は木炭紙大(650 mm×500 mm)で、カンバスの
P15号(652 mm×500mm)ピッタリです。P15号は
B2水張りパネル大(728 mm×515 mm)から、上下左右をカットした大きさです。従って、P15号の額縁で四方に空きのない装丁となります→
参考。この倍の大きさでテスト印刷が行われて驚きました。普通に、B2大に余白の、実物大でよかったのです。
絵画の複製を作るときのルールとして、実物より少しだけ小さくするというものがあります。これは美術業界のルールで、絵描きが決めたものではないと思います。僕が配布するものは実物大で想定していますから、額縁はP15号や上下にわずかに大きいデッサン額を予定してください→
小全紙 510×660。
衆院選や都知事選が急に決まり、印刷業界はクリスマスに重なって大変かもしれないので、改めての注文は年明けになるかもしれません。できるだけクリスマス前にとは考えていますが、これだけは業者次第で、業者選定からやり直しですのでご承知ください。もっとも、ジークレーのテスト印刷は、1枚15000円でも高くはない出来栄えだったので、この点は強調しておきます。ただ、多くの人に配布するには高すぎるということです。
改めての印刷ですが、木炭紙にそのまま印刷できればそれにこしたことはありません。何も高級な海外製の紙を使うことなく、リアルな質感になるかもしれません。この辺も改めて検討します。それにしても、サイトで値段や諸費用を公表しない業者は信頼できません。素人だと足元を見てふっかけてくるのでは。木炭紙大の大きさも知らない業者はなおさらです。
今回、いろいろと手配してくれた読者には感謝していますが、肝心なコスト抜きではテスト印刷も無理な話でした。最初から、紙質、コスト、枚数割引など、総合的に検討しないと無理なのです。なお、バラとピエタの切手を追加注文しましたので、こちらも10日後くらいには出来上がると思います。希望者はメールでお願いします。
エフライム工房 平御幸