平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

日立リヴァーレ-東レ戦~あり紗の法則

2014-12-12 21:52:26 | バレーボール
 皇后杯の準々決勝を見てきました。日立リヴァーレはフルセットの末に東レを下して4強入り。いろいろと想定外がありましたが、最後は見事な逆転勝ちでした。

 今日のアリーナ席は自由席のみで、少しでも良い席をと思い、第一試合途中からの観戦となったのですが、係員に日立側を訊ねたのが大間違い。案内された北側ではなく、昨日と同じ南側でした。練習開始後に、せっかく確保した席から慌てて南側のアリーナへ。ところが、前の座高の高い男も、左の方のオレンジと青の配色の女の団体も東レファン。


第1セット開始 視界が遮られて撮影できない

 浅利篤の色彩心理学では、オレンジと青の配色は不潔さを表します。何となく嫌な気持ちになったのは当然ですが、実は前に陣取った男達も共通点があり、シャツが趣味の悪いタータンチェックでした。趣味の悪い(配色の悪い)タータンチェックはエロ目線を表している。僕の人間観察では、根拠はないのですがそんな気がします。

 視界は遮られるし、東レファンの応援が気に障るしで、第1セット途中から二階席に移動しました。このセットは16-25で落としてしまいます。それも当然。正セッターの佐藤美弥さんが出ていません。経験のない細川セッターが恐る恐るトスを上げています。実は、昨日の東海大戦の途中で、佐藤美弥さんとトレーナーがひそひそ話。どうも右脚に違和感があるようでした。栗原選手も出ていません。

 この試合がニコ生中継なら、第1セットの序盤で「日立\(^o^)/オワタ」と大量のコメントが書き込まれることでしょう。僕もそう思いかけましたが、僕と同じ盛岡出身の細川選手が起用される流れに、どうしても神の意志を感ぜざるを得ませんでした。細川選手は12月生まれですし、東レファンの邪魔も何かあるはず。それで、セットごとに細川選手が見えるサイドに移動して、セッター中心の動画撮影を決め込みました。

 パオリーニにタイミングが合わない。ラリーになるとレフトに偏る。などなどは東レに見透かされたと思いますが、徐々に日立リヴァーレの細川選手を守り立てる気迫が上回ってきました。最終セットも3点差を終盤に逆転。マッチポイントを握られながらも追いついて最後に突き放しました。全員で掴んだ素晴らしい勝利です。


第2セット 日立25-23東レ
この直後に日立のアウトオブポジションが取られた


 第2セットを日立が取った直後、「真鍋が来ている」という声が聞こえました。二階席の一番後ろに陣取り、ファンからサインをせがまれています。マスクとメガネで変装していましたが見破られたようです。第4セットが始まる前に、階段を上がってきたので僕が避けました。重々しくて軽やかさの感じられない動きですね。ダイエット汁w


北側最上段の真鍋全日本監督と関係者
反対側の南から望遠で撮影


 ところで、今日の試合でも佐藤あり紗さんがボールを蹴りました。ルールでは足で上げても良いので、最近は積極的に足を使う選手が増えました。3月のプレミアリーグのNEC戦から、僕の目撃は都合3度目でしたが、佐藤あり紗さんが蹴った試合は全勝です。さすがは蹴る蹴るのケルビムのモデル顔。


第3セット 佐藤あり紗さんがボールを蹴って日立25-19東レ
いかにも鳥の姿



第4セット 日立22-25東レ
第2セット画像とほとんど同じだがアウトオブポジションは取られていない


 また、試合中でも練習中でも、佐藤あり紗さんがコケた試合も全勝です。佐藤あり紗の法則として通用しそうですが、考えてみれば「コケる」も「こ・ケル」で蹴るでしたね。牽強付会に過ぎました orz。素晴らしい試合を見せてくれて、経験の浅い細川選手を盛り立ててくれた日立リヴァーレの皆さん、本当にありがとうございました m(__)m。


第5セット 日立17-15東レ
最後はエース佐々木のスパイクが決まる


    エフライム工房 平御幸
コメント (13)
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