平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

新設計 五角形バスレフのニックネームは?

2016-04-05 08:27:14 | スピーカー工作
設計が終わったので掲載。板取りはこれから (;^ω^)

このスピーカーは作るのに失敗しても他に役立つかもしれないエコロジー精神で設計してあります。

ちなみにユニットは以下を予定 (^ω^)

イタリアのシーカ製 SICA Z002400
日本のエルシー電機製 LC-12S

そこでクイズ。このスピーカーの精神を表すニックネームは何か?



寸法に間違いがあるかもしれない orz
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ミカエル華 2015の完成

2015-10-14 21:12:43 | スピーカー工作
 ようやく完成しました。さっそく祟りが orz

 完成してセッティングの時、うっかりして足元のテクニクスのパワーアンプA-60を倒してしまいました。それがLチャンネルの華の側板に当たり、側板に黒い擦り傷が。傷はとても浅いのですが、直後に巨人が逆転2ラン(5回表)。5の女神の祟り (;´Д`)

 ということで、威力は満点です。取り扱いにはくれぐれも注意 (;^ω^)

 制作のポイントですが、音道は3つのブロックに組み立てておきます。底板、フロントと天板とそれらに付随する部分、裏板と付随する部分、の3ブロックです。


3ブロック構成


サブバッフルの補強材と吸音材
三角の隅木は直角ではないので最後に入れたほうが良い
ブロック作りの段階で入れると入れた側に引っ張られる


 華の板取りは、サブロク12mm厚が2枚で、音道二組(要するに4本分)と、側板一組(ステレオの2本分)が取れる設計です。ステレオ二組には側板4枚が足らないので、僕が担当した方は桐の集成材を使いました。これは軽くて音も良いのですが、寸法がまちまちで同じ大きさのものを揃えるのは不可能。今回もLRで高さが微妙に違います。

 従って、組み立てるときには、短い方の側板に音道を接着する必要があります。長い方から使うと、側板の片方がすってんてんになります。ハンズで切ってもらった方は、こういう心配がないので楽ちんです。

 底板を最初に貼り、次にフロントと天板のブロックを貼り、最後に裏板と付随するブロックを貼ります。こうするとバッフルが面一になります。ハタガネやクランプで締める前に、コンクリ板を重石にして、ずれないか微調整します。ハタガネでいきなり占めるとずれたり、板が垂直にならないで傾きます。


完成 佇まいが美しい ホルホル
左下に見えるのが倒した黒いアンプ orz



同 アップ
もしかして、LRのバッフルを取り違えているのかも (^_^;)


 音ですが、マリア・エステルのギターを聴きましたが、スピーカーの存在を感じさせない自然さがあります。ただ、ロマンス(禁じられた遊びのテーマ曲)の一部で、普段は聞こえない音が聞こえたので、特定の周波数で共鳴が出ているのかもしれません。バックロードホーンは最低三ヶ月はエージングが必要なので、想定内といえば想定内ですけど。

 なお、華は細くて安定が悪いので、幅の広い台座を追加しようと思います。180mm幅くらいが良さそう。

    エフライム工房 平御幸
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試みのミカエル改の制作~その2 完成まで

2015-08-20 00:21:16 | スピーカー工作
 ようやく試みのミカエル改が完成しました。制作の注意点と音質をレポートします。


Lチャンネル
ボケた orz



Rチャンネル

 SNSの方では、すでに1人が完成しているので、注意点は追加程度です。まず、スピーカー端子の位置ですが、V字型のパーツを作ったら、谷底(下端)から10mm、左右端から12mmの所にボルト穴の中心が来ます。先に制作した読者は、左右は13.5mm、下端から12.5mmにしたようですが、これはスピーカー端子を締める指の太さの違いから来たもので、指の太い人は端子間を広く取ったほうが締めやすいです。


裏板とスピーカー端子のユニット化

 次に、裏板の組み立てですが、全部のパーツを取り付けてしまうとスピーカー端子のナットが締められなくなり、ケーブルのハンダ付けも面倒になります。ナットはステンレスかアルミのナットを最初に締め、それから丸環、座金、金メッキナットの順で締めます。音道を構成するパーツは最後に取り付けると楽です。


底板を最初に接着する


サブバッフルと天板のユニット化

 最終組立ですが、僕は最初に底板を接着します。底板は垂直が必要なので、特に神経を使いながら垂直を確保します。次にサブバッフルと天板が付いた、一番複雑なパーツを接着。最後に裏板の接着となります。吸音材はこの時点で入れておきます。


今回は吸音材にチクチクしないミクロンウールを使用

 今回は蜜蝋を塗ったのですが、開口部の内側周辺は最後の側板を貼る前に塗っておけば塗りムラがなくなります。一度塗ったら、乾いた布で乾拭きをします。


ニホンミツバチの蜜蝋を塗った


ずらして重ねると端子が完全に収納される

 ユニットの取り付けも今までとは違い、フレームの4カ所をネジの頭で固定することになります。フレームの外側1mm程度の所に尖ったもので小さな穴を開けておきます。使ったネジは2.1mm径の6.3mm長ですが、フレーム下端がサブバッフルの穴の下端に接触する恐れがあるので、ユニットはバッフルの対角線より更に反時計回りに回転させて取り付けます。


ユニットの取り付け(これは古代史に出てくる古いオリジナルのもの)
これより更に15度程度、反時計回りに回転させた方が良い
キャンセリングマグネットは効果不明w


 バッフルが5.5mmと薄いので、ネジがバッフル表側に貫通しないように注意。バッフルを固定する真鍮ネジの穴は、上下端から10mm、左右端から8mmにしましたが、口径の違う予備のバッフルも切り出しているので、一緒に穴あけしておくと、取り替えた時にずれません。


後ろからの撮影


スピーカー端子のナット部分のアップ

 肝心の音質ですが、パワーアンプに日立のHMA-9500Ⅱ、プリアンプに同じく日立のHCA-8000、CDプレーヤーにソニーのCDX-5000の組み合わせで試聴。CDは『鳥の楽園 セイシェル』、マリア・エステル・グスマンのギターソロで『ロマンス』(映画『禁じられて遊び』のテーマ曲)、タレガの『アルハンブラ宮殿の思い出』など。

 口径の小さいインフィニティのユニットに比べると少し大味です。というのも、インフィニティはエッジだけでコーンを支えているのに対し、このJBLブランドの方はエッジとダンパーの二箇所でコーンを支えているからです。特にダンパーが硬いので、エージングに時間が掛かる。その代わり、パワーが入るのでポップスには有利。

 セイシェルの波は到底ムリですが、鳥の声はリアルで空間がよく出ます。ギターソロは会場の前ではなく真ん中辺で聴く感じ。リアルですが少しベールをかぶる感じで大味。これはエージングで改善すると思います。チェロはヴィオラに化けますが、サン=サーンスの白鳥もバッハの無伴奏チェロ組曲も雰囲気が出ます。

 このスピーカーはメインで使うより、旅行などでベッドサイドに置いて眠りを誘うBGM的に使うのがベスト。そういう意味では、文句ない出来栄えだと思います。

    エフライム工房 平御幸
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試みのミカエル改の制作~その1 平安のイエス

2015-08-10 22:03:40 | スピーカー工作
 ヤクルトスワローズには、YSという聖書の絶対奥義が隠されていた。そのことに気が付いたのは『創世記』を読んだ時ですが、最近書いた平仮名や漢字の解釈でも、YSは聖書学的に重要なのです。

 以前から、聖書学的に本厚木は下エジプトの女神の土地、ひたちなかは上エジプトの女神の土地であると書いてきました。上エジプトを流れる上ナイルがテーベで蛇行するのでSの一字で表され、下エジプトを流れる下ナイルは三叉の流れだからYで表される。これらは、それぞれが旧約聖書のヤハウェと新約聖書のイエスに対応します。

 イエスはヨシュアのギリシャ語読みで、元々からYで始まる名前です。下ナイルの三叉で、御父・御子・聖霊の天の三神を証ししているように、イエス出現前からイスラエルでは神は三人とされていたのです。今のユダヤ教がいびつな一神教なだけ。

 では、上ナイルのS字の奥義はというと、三神が一致の精神で一人神に見えることを表しているのです。この一致のことを平安といいます。エルサレムはエル(神)・シャローム(平安)だから、Sの一字で表される。ナイル川は、S字のユダの木に、Y字のエフライムの木が継がれることを預言している構造なのです。

 本厚木の女神は、名前が「知」で「ヤハウェの口」だから、Yの一字で表される。ひたちなかの女神は「あり紗」だから「あ=安」でシャロームのS。このように、二人の女神がYSを構成しているので、二人の名前の頭文字がSやYでなくてもスワローズの女神として君臨できるのです。苗字の佐藤はSですけど。

 空を支配する鷲も、大きな翼だけでは方向が定まらない。方向を決める尾が必要不可欠。鷲の尾は、僕の方向を決めるハンドルで、鷲の翼は僕を天空に飛翔させる。尾が本厚木の女神で、翼がひたちなかの女神。試みのミカエルに翼を付ける改造は、僕自身が世界に羽ばたくために必要なのです。絶望の世界に救いをもたらすためにも。

 ということで、試みのミカエル改の斜めカット部分の接着をしました。市販の工具を使っても良いのですが、余りガチガチに固定すると歪みが気になります。そこで、直角の木片を冶具代わりにして、ボンドとテープで接着する方法を考えました。


斜めカットを接着すると形が「山」になる


ガイドで抑えることで背骨(裏板)が曲がらない


裏板に接着するときは1枚ずつやる

 ボンドは薄く塗るのがコツ。木片に接着しないように、適当な所で外して置きます。斜めカットの裏板に接着するときは、左右からガイドで直線を出し、先に作っておいた山にボンドを塗って抑えるだけ。裏板は二分割なので、一度に両方に接着しないで、片方ずつ接着すれば綺麗に出来上がると思います。

    エフライム工房 平御幸
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試みのミカエル 最終形態 作らせます ( ー`дー´)キリッ

2015-07-27 16:52:21 | スピーカー工作
 端子の位置を下げて引っ込めた試みのミカエル改が設計できたことだし、いよいよ試みのミカエルの最終形を作らせようと思います。それは翼を持った試みのミカエル。

 試みのミカエル改は、端子がアンビリカルケーブルの差込口みたいですが、この端子はバナナプラグが使い良いので、ネジを締める方が空いている状態です。それなら、ネジを締める何かを設置すれば良い理屈で、ピコーンと思い浮かんだのが脱着式の翼。ミカエルは天使なので翼が必須。これは翼を着けない手はない ( ・`ω・´)

 ということで、今回は翼込みで作ってもらいます。ユニットはアメリカの有名なオーディオメーカーJBLの安物に使われる1インチフルレンジ。どうも、僕が古代史で画像掲載している試みのミカエルオリジナルに使われているユニットと同じようです。もう10数年前の製品です。当時は、若松通商で1個280円だったような記憶が (;・∀・)

 今回はユニットも金箔を張り、最終形にふさわしいものとします。問題は作る読者の感性で、翼一つ取っても美的センスやら造形センスが問われる。そこで幾つか条件を出します。

1.翼は手製で、自然界の虫や鳥の羽を毟ってはならない (・(ェ)・)
2.端子で固定する部分は丈夫な材質でプレートを作り羽の芯を接着する
3.羽には塗装や装飾が必要
4.他の人のデザインの真似をしてはならない
5.翼を着けたことで試みのミカエルの音質が劣化してはならない(良くなるのが理想)

 以上の条件ですが、アニオタはエヴァの翼や、ラピュタのロボットさんの翼を連想するだろうし、仏教徒なら仏像の光背をイメージするかもしれない。教養や趣味や人生観や思想や霊格が反映される競作ですが、凶作にならないように心配しています (;^ω^)

 なお、土曜日の中京競馬場の未勝利戦で、ディープインパクト産駒のシルバーステートが5馬身差の圧勝。稍重馬場なのに、持ったままでレコードを1秒以上も縮め、馬場が乾いた午後の中京2才ステークスや3才の500万条件戦も圧倒。これは相当な器ですし、血統的にスタミナ色の濃い欧州血脈の母系で底力も十分。三冠馬の期待もかかりますね。今年はディープインパクト産駒の大豊作のようです。

    平御幸(Miyuki.Taira)
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試みのミカエル 端子位置改良版 +スモール版

2015-07-20 07:17:56 | スピーカー工作
音道図ができたのでとりあえずアップ。板取りはこれから (;^ω^)


裏板上部の86mmは88mmの間違い

21日、追加 奥行きを8mm短くしたスモール版も掲載します (;・∀・)



スモール版の板取り追加 (;´∀`)

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ニホンミツバチの蜜蝋を塗った試みのミカエル

2015-07-09 17:57:41 | スピーカー工作
 金箔ユニットを使った試みのミカエルを完成させました。ユニット交換で金箔ユニットを使ったことがあったのですが、製作段階から金箔ユニットを想定したのは初めてです。


実物は蜜蝋の効果で色が琥珀色に近い黄色っぽい

 今回も色々とトラブルがありましたが、裏板のスピーカー端子が1個不良。裏板に接触する円盤状のフランジが抜けていたのが1個。秋葉原の三栄電波さんで置いているものですが、類似の他のものと違って小振りにできています。試みのミカエルを旅行や遠征にアンプと共に持って行くには、できるだけ外形が小さいほうが良いのです。


1個だけ赤い端子を買い足した



 2つ目のトラブルは、金箔を貼る接着剤がない。読者の誰かに送ったきりで戻っていないのかも。金箔を貼ったユニットは1個しか無いので、もう片チャンネルを完成させるには、前に使った別の試みのミカエルからから外すか、新しく金箔を貼るしかない。金箔を貼ってないユニットは12個あります。

 スピーカーに蜜蝋は相性が良いのですが、今回はニホンミツバチの蜜蝋ワックスを使ってみることにしました。普通の蜜蝋に比べて少し高価ですが、色があまり黄色くないのも特徴です。一缶1000円で、試みのミカエルなら4台は塗れますね。蜜蝋は香りが良いのでお薦めです。

 試みのミカエルと、オールFETミニアンプと、ACアダプタをセットにした遠征パックを考えていますが、肝心のケースを作らないと収納できない。市販のバッグを使ってみて、それから専用ケースを設計してみようと考えています。

 なお、サマーリーグ観戦からの疲労が大きく、夏休みのつもりが夏疲れ orz

    エフライム工房 平御幸
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試みのミカエルのお兄ちゃん

2015-06-26 14:05:59 | スピーカー工作
 コイズミ無線でペア売りしている、AURAの1インチのユニット NSW1-205-8A。随分前に買ったのですが、内付専用でフランジから9mmも出っ張っているので、試みのミカエルには使えませんでした。今回、バッフル厚がちょうど9mmの試みのミカエルのお兄ちゃんに使って試してみました。


サイズは 高250mm 奥行き180mm 幅70mm
音道幅62mm


 このユニットは振動板の裏が空洞になっていて、真後ろに音が出るので、バックロードホーンで使うには良さそうです。能率が低いので、振動板が重く、少し大味かと思ったのですが、実際に取り付けて鳴らしてみたらまずまずでした。


ユニット背面

 今回の制作は、ハンズの裁断が不揃いで、音道を構成する板の幅が最大で1mmも誤差がありました。カンナがけをしましたが、やはり気になるので、もう一組作ってみようと思います。ユニットは売り切れで無いので、2インチユニットの中から探すしかないかも。悩ましいですね。

    エフライム工房 平御幸
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コンデンサー切替器 旧型の改造

2014-10-02 21:16:29 | スピーカー工作
 アッテネーター付きの新しいコンデンサー切替器を制作したので、旧型は容量を切り替えられるように改造しました。



 画像の左から大きい順に、フォステクスの1.5μF(マイクロファラッド)、岡谷のVXコンデンサー1.0μF、SOLEN SCR-0.68μF、ソーシンの0.47μF、AMS(アメリカン指月=シヅキ)のX363の0.33μF、の順です。VXコンデンサー以外は現役で入手可能です。


東芝のSS-L50Sのスーパートゥイーター


リアパネル
リアパネルのマイナス端子(白ケーブル)がフロントパネルではプラス端子(赤ケーブル)になる逆相接続



ユニットの端子はは赤く塗られている方がプラス
今回はファストン端子で抜き差しできる



接続がひと目で分かる(バナナプラグはミカエル裏板のスピーカー端子に色を揃えて差し込む)
フロント端子の白いケーブルの差し替えだけで容量を変えられる


 今回のトゥイーターは、フィリップスの古い16センチユニットを使ったミカエル用で、東芝の3ウェイスピーカーSS-L50Sのスーパートゥイーターを流用しています。ヤマハのJA0506のような圧倒的な切れや高能率はなく、おとなしいフィリップスにも合うのではないかと思います。こればかりは使ってみないと分かりません。

 フィリップスの16センチユニットの能率は91デシベルくらい。東芝のスピーカーSS-L50Sも同じくらいだと思うので、コンデンサーを小さくするとアッテネーターなしでも大丈夫ではないかと思います。画像は0.33μFに接続した状態で、物足らない場合は0.47か0.68に接続すれば事足りると思います。

 フィリップスの16センチミカエルはソフトですが、それは他のミカエルなどに比べた場合であって、市販のスピーカーに比べれば十分にパワフルで切れもあります。今回のスーパートゥイーターも、東芝のシステムとして完結されたものなので、やはりセットのスコーカーと組み合わせるのがベストだと思います→昔の記事。今回は試しですから、そのうちフィリップスユニットのミカエルに合うトゥイーターを探してみたいと思います。

 なお、0.33μFはドイツのムンドルフ製も入手済みなので、FE88ES-RミカエルとJA0506を0.47μFで繋いで、高域が強すぎると感じている読者に試用してもらおうと思っています。これがフィットしたら、0.33をスタンダードにするつもりです。あるいは、もっと小さい0.22がベストかもしれませんが。

参考 海外サイトのSS-L50S
ネットワークは本来、このサイトのようにラムダコンデンサーやハイラムダが使われていたが、オークションで出るものはVコンなど安物になっている。出品者が付け替えたものなのか、後期ロットでそうなったのかは不明だが、ラムダコンデンサー目当てで分解する者も多いと思う。

    エフライム工房 平御幸
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新型コンデンサー切替器

2014-09-25 23:36:12 | スピーカー工作
 名古屋試聴会の時にコンデンサー切替器を作り、トゥイーターの低域をカットするコンデンサー5種類を聴き比べました。今回は新型を製作中です。


上が旧型、下が新型
テストするかもしれないので中身は見せられないお (=゜ω゜=)


 名古屋試聴会では、音量調整のアッテネーターを付けておらず、トゥイーターの方がミカエルのフルレンジより能率が高くなってしまいました。改良型はアッテネーターを付けただけでなく、取り付けられるコンデンサーも5種類から6種類に増やしました。


旧型の中身
左からハイラムダ、VX、VⅢ、Vコン、ラムダ
旧型は中身を入れ替えて貸出予定


 次回の試聴会で又、コンデンサーの聴き比べテストをするかは分かりませんが、中身は一部換えるつもりです。前回はディスコンばかり集めて、オーディオの歴史に沿って音質が良くなる過程を体験してもらいましたが、今度は現役で手に入りやすいものもリストアップ。1980年台のラムダコンデンサーと、現役コンデンサーの違いを体験して貰う予定です。


背面
本当は横並びの端子は一個(内側の丸環は5個必要)で良いからケーブルで繋いでいる


 新型切替器が出来ると、古い方は中身を入れ替えて、コンデンサー容量の違う形にしようと思います。というのも、フルレンジとトゥイーターの関係は、「小容量コンデンサー直結トゥイーター」と「アッテネーターによるレベル調整付きトゥイーター」では異なってくるからです。

 アッテネーターは音質劣化の原因にもなりますが、フルレンジとのクロスオーバー調整がしやすくなります。高域が伸びていないフルレンジだと、トゥイーターのクロスオーバーを8kHzくらいにしたい。逆に高域が伸びているフルレンジだと、クロスオーバーは12kHzくらいで良い。アッテネーターを使わない直結だと、後者はコンデンサーの容量にシビアになります。ベストが0.47μFか0.33か0.22かは、取り付けて聴いてみないとわからない。容量が大きくなれば、クロスオーバー付近の音圧低下が少なくなるからです。

 アッテネーターを使うと、容量が少し位大きくて高域がうるさく感じられても、アッテネーターで高域のレベルを下げられるので便利です。マニアは直結式を好み、メーカー品などはアッテネーターでユーザーが調整しやすいようにするのが一般的です。今回の新作は、ミカエル 華 などの、能率の低いスピーカーでも使えるように、トゥイーターのレベルを可変式にしたのです。

 また、次の試聴会ではセイシェルの波と小鳥の声を聴いてもらいます。波や小鳥の声は高域成分が多く、コンデンサーの種類による音の違いが楽しめると思います。

    エフライム工房 平御幸
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女性読者制作のケルビムジュニアとバレーボール女子世界選手権

2014-09-16 01:09:36 | スピーカー工作
 女性読者の一人が奮闘していたケルビムジュニアが完成したので、画像を借りてアップします。


試みのミカエルと比較すると大きいけどコンパクト

 ケルビムジュニアは、2011年の1月に設計と制作したもので、図面公開はしていないと思うので、僕以外で作るのはおそらく初めてです。ジュニアは板厚が9mmと薄く、12mmのケルビムや、15mmのスーパーケルビムに比べて、板が反りやすくて精度も要求されます。ただ、意外にコンパクトなので、場所や力を必要としないメリットが有ります→ケルビム三兄弟

 今回は渋谷のハンズで板の裁断をしてもらったそうで、カットの精度が良ければ苦労は少なくて済みます。また、板が反りやすいので、長いネックから制作すると良いのですが、ネックの次は頭で、その次が下部のホーン部分となります。下部のホーンは内側音道が中央一列で折り返し、両サイドの外側音道につながる形式です。音の傾向は、以前の製作記事や続編などに書いてあります。


ネックの制作


内側音道の仮組み
裏板と底板を取り付ける前に内側側板を取り付ける
これらの工程は自分が作りやすい方法で



外側音道


別角度から


外側側板の取り付け

 ケルビムジュニアは優れた音楽性とスペースファクターが魅力ですが、最大のメリットは、一回り大きいケルビムのユニットの代金で、板からユニットまでまかなえるところにあります。ケルビムに使われるFE88ESは限定生産品で、上質の中古で3~4万円と高価です。これに板とカット代がかかるので、トータルで6~7万円も必要となります。

 対して、ケルビムジュニアの方は、ユニットがソニーのアクティヴスピーカー用の取り外し品で、今回は2個で1600円と格安。僕のストックは倍以上高いもので、出品者によっては6000円という値段になります。今回は即決価格で出品されてすぐに落札したので幸運でした。出たらお願いします→では探してみるニダ→ちょうど出たから落札したニダ、の流れ。やはり、神様が後押ししていたようです。


ソニーのバイオセルロースマイカ振動板のユニット
これは上物でお買い得


 バレーボール女子の世界選手権がイタリアで行われますが、ケルビムジュニアが完成したのが15日の0時台。全日本メンバーが飛行機に乗る日に間に合っています。イタリアといえばレオナルド・ダ・ヴィンチですが、ウフィッツィ美術館の受胎告知に描かれる大天使ガブリエルが佐藤あり紗さんの横顔にそっくり。マリアの方は厚木の女神にそっくりです。

 試合会場はミラノやローマで、美術館のあるフィレンツェはその間にありますが、どちらからも350kmほどあるので、受胎告知の本物を見るには時間が足りないかもしれません。機会があれば是非とも見て欲しいですけど。

 ケルビムジュニアは、契約の箱の上に鎮座する2体の天使ケルビム(その正体はガブリエルとミカエル)がモデルですから、天使の翼が佐藤あり紗さんを支えると期待します。もっとも、仏作って魂入れずでは困るので、鹿島神宮と香取神宮でお札をもらって、ケルビムジュニアの腹に収める必要があります。ケルビムシリーズは、着物の形をした前部の中央の板が隠し扉になっていて、フツノミタマを納めることが出来るのです。

 鹿島神宮参詣もケルビムジュニア制作も、どちらも読者の都合で決まったものですが、23日に始まる世界選手権前に参詣が叶い、日本を飛び立つ日に完成したという偶然。ユニットを手に入れる段階から余りに出来過ぎですが、これが神の見えざる手の不思議なのです。僕は何も強制してはいませんから、作った読者や参詣の日程を組んだ読者の手柄です。祝福と幸いがありますように。

 なお、同じく読者が悪戦苦闘のホットケーキは欧米ではパンケーキと言って、バレーボールで床に落ちそうなボールを手の甲で拾うこともパンケーキと言います。世界選手権で見事なパンケーキを見られればいいですね。

参考 ウフィッツィ美術館展 2014年10月11日(土)~12月14日(日)
何と、世界選手権を放映するTBSがボッティチェリを見せてくれます。

|゜Д゜)))コソーリ!!!!
祝!! 日立リヴァーレ 佐藤あり紗のここが凄い! 12000回再生

    エフライム工房 平御幸
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JA-0506の修理 その2

2014-08-07 22:45:33 | スピーカー工作
 ミカエルと最も相性の良いトゥイーターがヤマハのJA-0506とJA-0506Ⅱですが、どちらも生産中止から長いので振動板の入手は不可能です。それで、中古を入手しても振動板が傷んでいる場合は補修が必要です。

 今回は、程度Cランク1セットと、程度Bランク1セットと、程度Dランクを1本を入手して共食い整備を考えました。しかし、程度Dランクはチタン合金の振動板も腐っていて、共食い整備にも使えません。


Dランク チタン合金振動板も腐っている

 幸い、Bランクの2本は振動板は程度が良くて補修の必要なし。ホーン磨きだけで大丈夫。問題はCランクの方で、最初から危ないと思っていましたが、やはり片方が断線修理の痕がありました。こちらは再び断線で使えません。仕方なく、保管してあったプラスチックホーンの0506Bタイプから振動板を移植。もう片方は振動板の補修をしたので、こちらのほうが上物に化けました。


左 断線と振動板凹み 右 今回移植した0506Bタイプ

 アメリカにもチタン振動板の安いホーンはありますが、ボイスコイルの径が小さくて使えません。それで、試みのミカエルに使える、1.3インチ程度のフルレンジかトゥイーターなら、ボイスコイル径が合えば無理やり換装できます。もっとも、振動板が重くなれば能率は落ちます。

 振動板が腐食したものでも、ボイスコイルが断線していなければ、穴を何かで埋めれば使える理屈ですが、軽量で強度があって薄いものと条件を付けると、必然的に昆虫の羽が連想されます。玉虫の鞘翅(しょうし、さやばね)や、トンボやセミの羽をプラスチックでコーティングし、強度を高めれば十分に使えるはずです。プラスチックコーティングと言っても、樹脂のラッカースプレーを裏表に噴き付けるだけ。

 このように、半分がバイオの振動板が出来上がるわけですが、そのユニットが奏でる音が玉虫色になるかは不明です。暇ができたら作ってみたいと思います。

 なお、修理完了したHMA-9500は梱包して送りましたが、今回は段ボール箱を使わず、ハンズで2種類の緩衝材を買い、カットして使いました。青くて少し硬いのがベースで、その上に白いスポンジを乗せてアンプを逆さまに載せる。その上から、アンプの足が当たる部分をカットしたスポンジを置いて、全体をプチプチで包んで紐で縛る。


青いのがスタイロフォーム
白いのがスポンジ板材

 この方法だと、アンプの取っ手を掴めるので運搬も楽なのです。もう少し改良して、取っ手を掴みやすくすれば運送屋さんも助かります。ダンボール箱は大きくて邪魔なだけですから、クッションと耐水性さえ確保できれば無いほうが良いのです。

|゜Д゜)))コソーリ!!!!
祝!! トヨタ車体クインシーズのセッター 藤田夏未(ふじた なつみ)のここが凄い! 3000回再生

Arisa Sato Best Album 動画公開

    エフライム工房 平御幸
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ヤマハ JA-0506 トゥイーターボックスの製作

2014-06-25 23:01:47 | スピーカー工作
 試聴会のコンデンサー切り替えテストで、当てたらラムダコンデンサーをプレゼントすると公約しましたが、期待以上の満点回答者が出たので、試聴会に使ったトゥイーター ヤマハ JA-0506 のボックスごと使ってもらうことにしました。

 以前もJA-0506用に作ったことはあるのですが、あの時は簡易版で、今回は本格的な積層合板くり抜きです。刳り抜きついでに、Λコンデンサーの0.47μF(マイクロ・ファラッド)がスッポリと収まる穴も設えました。この穴にピッタリと収まるのは、ラムダの0.47と0.68だけです。

 試聴会の時はHi-Λが容量1.0しかなかったので、他のコンデンサーも1.0に合わせました。これではハイ上がりなので、本当はレベルを下げるアッテネーターが必要なのですが、トライアングルがよく聞こえるようにハイ上がりのままで行いました。

 コンデンサーはローカットフィルターとして6dB/octで作用しますが、2.2μFだと8KHzから下が減衰します→計算式サイト。しかし、トゥイーターの音圧レベルは高い周波数で低くなるので、コンデンサーを小さくした方が20KHzとかの超高域は伸びます→原理の分かりやすいサイト。0.47だと30KHzから減衰するので、109dBと超高能率の0506でも、楽音の倍音成分領域ではフルレンジと同じ90~95dBまで音圧が下がり、フルレンジと自然につながるわけです。

 ということで、制作のポイント。

 0506はホーンに段差があるので、フロントの板2枚と、後の5枚はホーンに嵌め込みながら接着する。


板厚は12mm 幅148mm 高120mm
板取図は450×910mmで2個作れる




 この場合、抜けなくなるおそれがあるので、紙やすりをボトルなどに巻きつけてヤスリがけしてから組み立てる。ホーンと接する部分はボンドがはみ出ないように薄く付ける。


穴の中心を揃えるので、左右や天地はズレが生じる
一番収まりが良い向きで揃え、完成したら底にコルクかゴムシートを貼る


 後方2枚の板はコンデンサー用ソケットにヤスリがけしてから接着する。22mm径で発注したけど、実物は23mm近いので入らない。荒目の紙やすりを指に巻いても穴を広げられる。

 出来上がりは画像のようになるけど、ケーブルの重みでコンデンサーの足が千切れないように、本当はケーブルも空中で固定したほうが良い。電柱と電線の関係のように。


逆相接続なので0506のマイナス側にコンデンサーからのプラスのケーブルがつながる

 Λコンデンサーの足は特に弱いので、画像のように根元で折れてしまうので、足を持ったり余計な力を加えるのは不可。一応、木工ボンドで根本は補強してあるけど、取り付けるときはくれぐれも注意。1.0や1.3μFの容量のものは少し大きく、サランラップの芯にピッタリと収まる。


足の折れたもの
ピッチ詰めを削ると使えそう


 ミカエルとの接続は、画像のようにバナナプラグで端子に差しこむだけ。フルレンジとはプラスとマイナスの極性が逆の逆相接続と言って、プラスのケーブルが0506のマイナスに接続される。これは、コンデンサーを通過した音楽信号は、位相(波形)が90度進むため。

 最後にフルレンジとの位置合わせ。チューナーの離調ノイズ(サーというホワイトノイズ)を再生しながら、ボックスごと前後させて、一番自然に高域が伸びる位置に決める。ただし、テクニクス(松下)考案のリニア・フェイズ方式のように、クロスオーバー周波数の波長の長さだけトゥイーターの位置を下げるという方式もある。

 チューナーがない場合は、フリーソフトのWaveGeneでホワイトノイズを選択して再生しても同じ。ただし、パソコンの音量には注意。トゥイーターが焼き切れないように、大音量は不可。このソフトは、キーボードによるインプットで1Hzごとの周波数を再生できるので、スピーカーの低域限界を探るのにも便利。

 なお、ミカエルは0506などのトゥイーターが搭載されて初めて完成形とも言えるので、できるだけ確保はするようにしているけど、どうしても数に限りがある古いものなので、余裕のある人はフォステクスのFT90とかでもオケ。当然、板の切り抜き寸法も違ってくる。でも、0506は型番の頭のJAが日本的で良いのかも。

    エフライム工房 平御幸
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コンデンサー切替器の製作

2014-05-19 23:02:39 | スピーカー工作
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 来月の名古屋試聴会で、フィルムコンデンサーの音の違いを体験してもらう企画があります。ヤマハのホーントゥイーター JA0506に、低域カット(ハイパス)のフィルムコンデンサーを直列に入れ、コンデンサーを通過する高域の音質比較となります。

 使用するフィルムコンデンサーは、音の良いフィルムコンデンサーの草分けである岡谷(オカヤ)のVコン。それまでは横に長いフィルムコンデンサーが主流でしたが、基板の省スペース化に対応する縦型で登場。それで、縦を意味するヴァーチカルからVコンと呼ばれました。

 Vコンは二代目がVⅡで、これはパッとしなかったのですぐに消えてVⅢの登場。おそらくは、VⅡを頭の丸いケースに入れて、振動を抑えるためにエポキシでピッチ詰めしたものだと思います。当時、最高と言われた太陽通信のΛ(ラムダ)コンデンサーが円筒形ケースにピッチ詰めだったので、その対抗策みたいです。

 岡谷のVコンシリーズは、最後にVXとなって終了。コイズミ無線で3.3μFだけ在庫があるようです。最近はネットでも出ていて、僕は2.2μFもゲットしたので今回の企画となりました。

 対するΛの方ですが、Λも超高級のHi-Λも2.2という容量はなく、仕方ないので1.0を2本並列のパラにして2.0で組み上げました。0.2μFの差は、高域下限でほんの少しの差がある程度で、フルレンジに組み込まないでトゥイーター単体で聴くと、2.0よりも元気があるかなという感じ。


左から ラムダ、VX、VⅢ、Vコン
ハイラムダは既に組み込んで見せられないので検索汁


 タイトルにあるように、この5種類のコンデンサーを聴き比べやすいように切替器を作りました。しかし、切替器の中身が見えている状態なので、ブラインドテストではカンニングとなるために画像掲載はなしにしました。視聴会場で、自分で切り替えながら採点してもらいます。

 採点のポイントですが、ハイエンドの伸び、艶やかさ、透明感、力感、リアルさ、の5つの項目を予定していますが、パニック状態で聴いても違いは分からないと思います。実際、作った本人が最初は違いが分からず、「こんなだったニカ?」と狐に包まれた状態。慣れてきたら違いが分かってきました。

 Λコンデンサーが発売された当時、Vコンと交換して余りの違いに驚いた記憶があります。トライアングルのリアルさがまるで違う。Vコンはアルミのトライアングルに聞こえ、Λは真鍮のトライアングルに聞こえる感じです。

 トライアングルは純音で、波形に暴れのない最もピュアな音の楽器です。だから交響曲のフォルテの場面でも音が浸透してくるのですが、この性質がテストに向いているのです。トライアングルが活躍するクラシックは数が少なく、ドボルザークの新世界交響曲や、ワグナーのニュルンベルクのマイスタージンガー、リストのピアノ協奏曲第一番、チャイコフスキーの花のワルツなどからピックアップ予定。

 Vコンの開発順に、ラムダとハイラムダの順でグレードが高くなりますが、正解者にはラムダコンデンサーをプレゼントします。

 (ΦωΦ)フフフ… 試聴会の楽しみが増えたニダねw

    エフライム工房 平御幸

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ファ・ゴッドの製作 その2 製作編

2014-05-15 06:57:41 | スピーカー工作
 ファ・ゴッドは板が反りやすい12mm厚シナ合板を使っているので、組み立てには神経を使います。板の厚みも誤差があって完璧に設計図通りは無理なので、どこかに逃げを作る必要があるのですが、今回は不安定にならないように、床と接する底板を優先的に決めました。

 最初に底板を側板に合わせる。次に裏板を側板と底板に接着させるのですが、裏板が計算より長く、天板が1mmほど飛び出てしまいます。そこで、後で作った方は底板の一枚目をカッターで削って薄くしました。

 裏板の次は天板と、それに接着してある、煙突部分の前板に当たる長い板の接着。これは、サブバッフルの位置にも影響をあたえるので、木片のガイドを2カ所に接着。これも、ガイド接着したときはピッタリだったのですが、本接着の時はなぜか前板が少し出っ張ってしまいます。ガイドはピッタリではなく0.5mmほど緩くしたほうが良さそうです。



 次はサブバッフルですが、画像のようにハタガネとクランプで締め付けます。作業するときは、コンクリ板やレンガを縦に並べて隙間を作り、側板の下にクランプが入りやすいようにします。空気室の天板を優先的に位置決めします。下のホーン開口は誤差を吸収するための逃がしでもあるのです。






ガイドの入れ方
今回は板が内側に反っていたので内側にガイド
外に反っていたら外側に接着する



裏板の補強

 端子にケーブルを接着した丸環を嵌めてナットを締めて下準備の完了。画像でわかるように、今回は音道を貫通させたケーブルが紅白で逆で、端子までは交差する形になりました。人間の神経も脳に到達するまでに交差しているので問題無いですが。







 最後に側板を接着し、空気室に吸音材を入れて、バッフルを嵌めてネジ止め。ユニットを取り付けて完成です。




バッフルをネジで固定

 音ですが、ホーンの広がり率を低くして40Hzまで再生させようという設計意図のままに、40Hzがギリギリで再生できます。ただし、その上の50Hz近辺は少し中だるみ。これはスピーカーの特性なのか部屋のせいなのは分かりません。50Hzを豊かにするのなら、ホーンの広がり率を上げて、ホーン長も短くしたほうが良いのです。

 ファ・ゴッドは、55Hzを豊かに再生する小型バックロードホーンの音道を途中でカットし、低域再生限界を下に下げる、広がり率の小さいホーンを途中に加えた構造です。加えた部分が上に出っ張っている部分と考えて間違いではありません。奥行きの特に短いセッティング重視の設計にしては癖も少なく、重低音を欲張らない人には推奨品です。

 モーツァルトのクラリネット協奏曲(シア・キングのバセットクラリネット)は繊細で透明。少しだけ共鳴音がありますが気にならない程度。フルートの名曲は雰囲気がよく出ます。意外に良かったのが、サイモンとガーファンクルのサウンド・オブ・サイレンスと、煙突の出てくるメリー・ポピンズのサントラ。発音がよく聞こえます。

 バッフルは交換式なのでネジ止めですが、交換予定のない人はネジを使わないで接着したほうがルックスは断然良いです。ただし、ネジ隠しにコルクを貼ることが前提なので、コルクを貼った方が高級感が出るかもしれません。

    エフライム工房 平御幸
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