韓国に関わったら没落する。このような根拠不明(臨床データのみ)の法則が囁かれていますが、僕も独自の法則を持っています。それは"美人の法則"というもので、迷ったら美人側に付けということです。もっとも、美人の定義は人によって異なりますから、僕から見ると整形して元の顔が分からなくなった女性を選ぶ者もいます。
美人の法則というのは、スーパーのレジなどで、どこに並んだら速そうかなどという、他愛のない選択に用います。レジ係の女性が若くて美人の方が、結果的に速く進むことが多いのです。美人は得だと言いますが、徳や特も備わりやすいのです。
昨日、久しぶりに電車に乗ったら、美人のいるブロックは何故か席が埋まり、奥の方に空いているスペースがありました。経済新聞を読んでいる元美人の一つ横に座ると、間もなく席が全部埋まりました。右横は50~60代のおばさんばかりです。目の前には、席が空いたら座ろうと待ち構えている50代後半の中年男性。駅を三つほど通過すると、割と美人の女性が乗ってきました。お腹は余り大きくなかったのですが、一目で妊婦と分かりました。
何故に妊婦と分かったのかというと、美術解剖学です。昔の芸大では、東大で解剖学を学んだ教授が美術解剖学なるものを教えていました。ところがこの教授、彫刻科の女子生徒をモデル(裸)にし、おっぱいを触っている画像をスライドで使用するという変態です。今なら社会問題になっていたでしょう。この教授は、山手線で席が空くと、おばさんと先を争って座る人でした。これらの事で、東大に対するイメージは当然ダウンです。
ところが、この教授は女好きだったことから、女性に対しては異常な観察力があったようです。例えば、妊婦の見分け方というものがあります。妊娠した女性は、肌が透き通るように白くなり、血管が青く見えるようになる、などと講義します。それで、先の女性を観察すると、肌が白く、ヒールの低いパンプスを履いている、スッピンで爪も短くマニキュアをしていない、などと見て取れます。これらは妊婦の選択するものばかりです。
それで、この女性が妊婦だと気が付いたのは僕だけでした。立って手を伸ばさなくては届かない距離だったので、二駅ばかり様子を見ていました。最初はゲーム機を出して見つめていたのですが、そのうち目を閉じて動かなくなりました。それで、電車が止まると目の前の男性を無視し、腕を伸ばして相手の腕を軽く叩き、替わりましょうと一言だけ発しました。最初ちょっと驚いたようでしたが、その女性はすぐに理解して座ると、急に顔が赤くなり、苦しそうな表情に変わりました。余程我慢していたのでしょう。
僕は妊婦が近くにいるだけで、気分が悪くなったり、味覚や嗅覚が変になるという体質があります。妊娠中毒症が移ってしまうのです。それで、逆に妊婦の方は楽になる訳ですが、その女性も5分後にはウトウトとし出しました。それにしても、右横のおばさん達は、妊婦に気が付かないほどダメになっているんですね。あるいは、分かっていて無視したのかもしれませんが。
予備校の時、入試からの帰りの地下鉄だったかで、仲間で固まって座っていたことがあります。その時、老人の女性が乗り込んできたのです。その瞬間、アフガニスタン帰国子女のKさんが立ち上がって席を譲ったのです。一緒にいた男性陣は、不覚を恥じてKさんに謝る者もいたのですが、Kさんの洗練された行動はちょっとショックでしたね。普段は超ミニスカートに厚化粧でモンローウォークしている人ですから。でも、これ以来、僕はこの行動を手本とするようになったのです。
最近の若者は老人に席を譲らないと報道されますが、実際は、妊婦が乗ってきても、乗客の大半を占める中年以上の女性が無関心という寒さです。年金問題で金切り声を上げて民主党に投票したオバタリアンは、国民共通の財産である妊婦には情がなかった。文部省の左翼勢力と日教組が、このようなエゴイストを量産してきたのです。あの場の妊婦は祝福され、自分にしか関心のないオバタリアンは呪われた。やはり美人は徳のようです。
エフライム工房 平御幸
美人の法則というのは、スーパーのレジなどで、どこに並んだら速そうかなどという、他愛のない選択に用います。レジ係の女性が若くて美人の方が、結果的に速く進むことが多いのです。美人は得だと言いますが、徳や特も備わりやすいのです。
昨日、久しぶりに電車に乗ったら、美人のいるブロックは何故か席が埋まり、奥の方に空いているスペースがありました。経済新聞を読んでいる元美人の一つ横に座ると、間もなく席が全部埋まりました。右横は50~60代のおばさんばかりです。目の前には、席が空いたら座ろうと待ち構えている50代後半の中年男性。駅を三つほど通過すると、割と美人の女性が乗ってきました。お腹は余り大きくなかったのですが、一目で妊婦と分かりました。
何故に妊婦と分かったのかというと、美術解剖学です。昔の芸大では、東大で解剖学を学んだ教授が美術解剖学なるものを教えていました。ところがこの教授、彫刻科の女子生徒をモデル(裸)にし、おっぱいを触っている画像をスライドで使用するという変態です。今なら社会問題になっていたでしょう。この教授は、山手線で席が空くと、おばさんと先を争って座る人でした。これらの事で、東大に対するイメージは当然ダウンです。
ところが、この教授は女好きだったことから、女性に対しては異常な観察力があったようです。例えば、妊婦の見分け方というものがあります。妊娠した女性は、肌が透き通るように白くなり、血管が青く見えるようになる、などと講義します。それで、先の女性を観察すると、肌が白く、ヒールの低いパンプスを履いている、スッピンで爪も短くマニキュアをしていない、などと見て取れます。これらは妊婦の選択するものばかりです。
それで、この女性が妊婦だと気が付いたのは僕だけでした。立って手を伸ばさなくては届かない距離だったので、二駅ばかり様子を見ていました。最初はゲーム機を出して見つめていたのですが、そのうち目を閉じて動かなくなりました。それで、電車が止まると目の前の男性を無視し、腕を伸ばして相手の腕を軽く叩き、替わりましょうと一言だけ発しました。最初ちょっと驚いたようでしたが、その女性はすぐに理解して座ると、急に顔が赤くなり、苦しそうな表情に変わりました。余程我慢していたのでしょう。
僕は妊婦が近くにいるだけで、気分が悪くなったり、味覚や嗅覚が変になるという体質があります。妊娠中毒症が移ってしまうのです。それで、逆に妊婦の方は楽になる訳ですが、その女性も5分後にはウトウトとし出しました。それにしても、右横のおばさん達は、妊婦に気が付かないほどダメになっているんですね。あるいは、分かっていて無視したのかもしれませんが。
予備校の時、入試からの帰りの地下鉄だったかで、仲間で固まって座っていたことがあります。その時、老人の女性が乗り込んできたのです。その瞬間、アフガニスタン帰国子女のKさんが立ち上がって席を譲ったのです。一緒にいた男性陣は、不覚を恥じてKさんに謝る者もいたのですが、Kさんの洗練された行動はちょっとショックでしたね。普段は超ミニスカートに厚化粧でモンローウォークしている人ですから。でも、これ以来、僕はこの行動を手本とするようになったのです。
最近の若者は老人に席を譲らないと報道されますが、実際は、妊婦が乗ってきても、乗客の大半を占める中年以上の女性が無関心という寒さです。年金問題で金切り声を上げて民主党に投票したオバタリアンは、国民共通の財産である妊婦には情がなかった。文部省の左翼勢力と日教組が、このようなエゴイストを量産してきたのです。あの場の妊婦は祝福され、自分にしか関心のないオバタリアンは呪われた。やはり美人は徳のようです。
エフライム工房 平御幸