平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

風邪ひいた orz

2014-01-30 09:15:07 | Weblog
38.3度 orz

昨日が37.2度だったので悪くなった

ただし、関節や内臓の痛みは昨日の方があったので楽といえば楽

サラダ屋で保冷に入れてくれる保冷剤を山ほど冷凍していたので、これを濡らしたタオルに挟んで額に当てています

皆も風邪には気をつけるニダよ
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コスモス2号

2014-01-28 22:19:09 | 芸術
 五反田のお医者さんが持っているコスモス2号を借りてきました。これも画像として取り込みますが、上部の空白が広い構図になっています。2号と紹介しましたが、実際には最後の五番目の作品です。残りはガルパンの茨城と三島にあります。



gooの画像処理エンジンの不良で変な色に見える人は→こちら

シャープのスマホではどちらも紫がかった変な色でした
台紙が薄いオリーブ色に見えなくてはなりません

オリーブとは言っても、オリーブ色ではなくて、紺色の和紙の上に薄い美濃紙に薄く黄土を塗った重ねの技法で色を出しもので、誰しもが黄土とは気が付きません(自分でも忘れていました orz)


 ジークレーに使う額縁ですが、アルフレールというブランドで世界堂とは違います。オーダーサイズが可能なので、少しまとめて発注しようかと考えています。焦って世界堂のを発注しないように。発注した人は、額に合う絵が発掘されるのを期待汁。

追加情報
アルフレームは東京の会社ですが、ブランドを売っているだけで、製作販売はマルニ額縁画材店が行っているようです。マルニは足利の会社で、ネット通販が主ですから、オーダーフレームの割引がありません。何枚でも一枚6830円と高いので、注文をまとめて現地で直接値引き交渉するのが最良みたいです。また、オーダーはガラスではなくアクリルなので、これも現地でなくては交渉できそうもありません。松戸から足利までは一時間半ですね。何か足利にあればよいのですが、足利ラーメンくらいしかありませんね。

    エフライム工房 平御幸
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猫とマムシの戦い(トヨタ車体クインシーズ対日立リヴァーレ戦)

2014-01-27 12:02:21 | バレーボール
 名古屋旅行の報告。まずはコスモスの絵のジークレー化の予備段階として写真撮影。案の定、この手の経験がゼロの写真家で、色が出ないという難しさに直面したようです。特にリンゴのピンクと赤の中間が再現されないのに。

 この色の問題は想定内で、カメラのレンズによる色の吸収があるので、どうしても避けられません。それでも、予想していたのよりは良かったので取り敢えずオーケー。プリントの方に回すことにしました。コスモスは台紙を含めたトータルでの作品という要素があるので、4種類作成した台紙はスキャナーで取り込んでもらって印刷予定。コスモスはまた別に印刷して、額縁の中で組み合わせてもらいます。割付印刷ができればコストは下がります。

 ただ、世界堂の額縁が廃盤で、緑色のフレームの同じものが手に入るかどうか。在庫があれば読者優先で紹介します。手に入らない時は、それぞれが良いと思う額縁でセンスを発揮するという仕事が待っています。僕としては、こちらの方が面白いのですが。阿鼻叫喚かホルホルかのどちらでしょう。

 土日共に刈谷市内の体育館でバレーボールのプレミアリーグ観戦。二度目の観戦で目が慣れて、色々なものが見えてきました。まずは、日立リヴァーレがトヨタ車体に負けた土曜日の試合から。

 トヨタ車体は全日本メンバーのいない知名度の低いチームですが、日立はネット際のプレーの差で徐々に追い込まれて、気がつけばトヨタ車体の一方的な試合。特に、ブロックアウトを意図的に狙うスパイクに翻弄されました。これは、背の高いウイングスパイカーのいないトヨタ車体にとっての命綱でもあります。

 この攻撃の流れを作るのは22才と若い新進気鋭の藤田セッター。調べてみたらリーグで二番目に体重の少ない50kgという細身。リヴァーレの佐藤あり紗選手が52kgと書いてありましたが、二人を比較すると54kgはあるだろうとツッコミが入りそう(ヲイ)。

 ところが、このセッターの上げる足が長くて高いアンテナ際のトスに日立は翻弄されます。ブロックが左右に振られて追いつかなくて、背の低いセッターが一人でブロックというシーンも…。観ていて空恐ろしくなる流れですから、当の日立の選手も困惑のまま試合終了。日立はマムシに睨まれた借りてきた猫でしたね。

 トヨタ車体のマムシぶりは、日曜日の久光製薬との試合でも発揮されました。第1セットは久光が序盤から圧倒。これは簡単にストレート負けかなと思っていたら、キャプテンの竹田選手(ウイングスパイカー)を早々と下げて打ち合わせ。インターバルの間に竹田選手とセッターの藤田選手がiPadを見ながら確認作業。第2セットは久光がマムシに睨まれた猫になって大差負け。

 僕達はここで会場を出たのですが、久光はその後に修正して3対1で勝ったようです。試合途中でも、ブロック狙いのスパイクを、手を開いて意図的に外す高等戦術が観られた久光。流石にガン飛ばしで流れを作る中田久美監督のチームです。もっとも、「一回目のタイムアウト」が「怒りのタイムアウト」に聞こえるチームですから、選手も空気を読んでいるのかも。

 トヨタ車体のキャプテン竹田選手は、オフィシャルのプログラム写真では南果歩を美人にしたような可愛い顔で写っていますが、試合中は気迫の塊で、気の弱い人はドン引きしそうになります。セッターの藤田選手は古川学園高校出で、日立の佐藤あり紗選手の後輩ですが、竹田キャプテンと2枚看板で強気なチームのカラーを決定しています。チームにいない大型選手にトスを上げる経験が積めれば、全日本代表入りも期待できます。


トヨタ車体キャプテン 竹田選手
何と真央ちゃんと同じ中京大卒



トヨタ車体セッター 藤田選手
実は満身創痍で、試合中から腰を抑える仕草と、圧着ソックス(黒いストッキングのようなやつ)で隠れて見えない左太ももにもテーピング


 日立は日曜のJT戦にも先に2セットを奪われて苦戦。僕は著作権問題が発生しないように自分でビデオカメラを回していたのですが、第4セットからは反省して、ミケランジェロが刻んだモーセ像のように不動の姿勢で見守りました。手は水の入ったペットボトルを握りしめて、日立のコート側にキャップが向くように少し傾けて。点差が開いたらカメラを回します。

 土曜日は肝心なところでサーブミスをした桃ちゃん(南桃加選手)も、この日は別人のように試合を決定付けるサービスエース。日立の応援団のモモちゃんコールも最高潮。右膝が悪くて、途中でトレーナーが長い足を担ぎあげてグリグリとマッサージをしていましたが、ちょっと公開できるアングルではないので撮影は遠慮しました。

 前日からポニテ(ポニーテール)で登場の佐藤あり紗選手ですが、年末の皇后杯の高校生相手でもポニテ。これは気合不足でやばいと思っていたら土曜に負けました orz。ポニテ禁止を書こうかなと思った日曜もポニテ。でも、好レシーブ連発で勝利に貢献したのでポニテ禁止は取りやめます。そういえば、江畑選手もポニテだったのでチームで流行っているのかも。ポニテ(゜д゜ )乙 これは乙じゃなくてポニーテールなんたらかんたら。

 日立には岩手出身の選手が3人いて、盛岡の女子校にいた高橋沙織選手が今日のヒーローインタビュー。最後に観客の拍手に加わったチームメイトは佐藤あり紗選手だけで、他の選手は自分の反省で精一杯の表情。佐藤選手の精神的余裕を裏付ける画像を紹介して終わりとします。試合後の応援団への挨拶で一人だけ、このようにタオルを腰に巻いていました。流石はセッター経験者です。視野の狭い永松選手はこの余裕が必要ですね。






手を空けることで応援団に両手を振って返礼できる

    エフライム工房 平御幸
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ミカエル 華 完成

2014-01-23 23:42:02 | スピーカー工作
 名古屋に行く前に華を完成させました。さすがにしんどい。

 ハンズの板が木口の直角が取れておらず、パーツを組み立てる段階で角度修正の連続。幸い、側板に使った桐の集成材に反りが少なく、最後の組み立ては楽でした。四日間で完成です。


ドライフラワーになったバラと試みのミカエルの金箔ユニットと



 スタイルは見るからに細く、シナ合板の反りが底板に出ているので安定が悪く、やはり倒れないように台座を設けるか、本棚の間などの隙間に押し込むほうが良いです。でもルックスは良いですね。

 音ですが、音出しの瞬間から全く癖がなく、管楽器のボン付きも見られない、ちょっと信じられない素性の良さです。やはり、幅が狭いので強度が大きく、余計な共振が少ないためだと思います。

 フェドセーエフ指揮の、チャイコフスキーの大序曲1812年を聴いていますが、十分に楽しめますね。圧倒的なパワーとか空恐ろしい低音とかは最初から期待していない設計ですが、楽器の分離が良くて見通しの良い、空間がパーと広がる感じはなかなかです。絶対にお薦め。

 ユニットのFE83Enはラファエルで確認済みでしたが、ラファエルとはまた違った音で、こちらの方がスピーカーの存在を感じさせない自然さがあると思います。ユニットがユニットだけに見た目はひ弱そうですが、アパートで隣から苦情が来る程度の大音量は出ます。

 意外なことに、サイモンとガーファンクルのサウンド・オブ・サイレンスがマッチします。小さいとは言え流石にバックロードホーンですから、本当はガンガン鳴らしたほうが良いのかもしれませんね。

 明日はコスモスの絵の台紙を製作予定です。ちょっと時間が足りなさそうで、ぎりぎりになるかもしれません。それから、リンゴの水彩も追加でジークレーにするかもしれません。写真撮影をプロに頼むのでそれ次第です。

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名古屋に行くニダ

2014-01-20 23:38:54 | Weblog
 試みのミカエルの修羅場(トラブル)も終焉を迎えようとしているので、かねてからの懸案であった、コスモスの絵のジーククレー化を実現したいと思います。絵の写真撮影をしてくれるところが見つかったのです。それで、次の土日には名古屋へ行きますが、死ぬほど重い腰を上げさせたのは、刈谷市で開催されるバレーボール・プレミアリーグの日立リヴァーレの二試合→日程

 刈谷市といえば、名古屋キシメンのルーツとなった芋川うどんの発祥地。江戸時代初期の『東海道名所記』や、十返舎一九の『東海道中膝栗毛』に登場する芋川うどんですが、その後に廃れて最近復活した名物です。

 土曜日は写真撮影の後に芋川うどんで昼食。それからウイングアリーナ刈谷で、久光製薬対JTと、トヨタ車体対日立リヴァーレの二試合を観戦予定。チケットは取ってもらってありますが、女神の怒りが恐いので座席は分けてもらいました。またナゴヤドームみたいにビールを(女神に)かけられても困りますし。

 ジークレーの段取りは済んだので、絵の台紙として緑青を塗る事が待っています。台紙は面積が大きいので全部天然緑青だと高価だし、意図的に塗り斑(むら)を作って色面が退屈にならないように工夫しなくてはなりません。

 日曜日には、時間があれば中京競馬場も見てみたいし、あまり冷え込まないように願いたいですね。

追加

 と書いていたら、トヨタ車体がダカール・ラリーでワンツーフィニッシュ。これはリヴァーレに赤信号か。

【経済】トヨタ車体がダカール・ラリー2014で1、2位独占
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1390221214/

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バックロードホーン設計の基礎

2014-01-19 05:52:01 | スピーカー工作
 前回のコメント欄で約束したように、今回はバックロードホーンの音道の広がり方について解説します。もちろん、教科書は長岡鉄男氏のものですが、最も初期に位置する1975年の『別冊FA-FAN 第5号』からスキャンしてみました。もっと新しくて見やすいのもあるのですが、探すのが面倒だし、やはりオリジナルということで。




長岡氏の設計は、低域再生限界を欲張らず、開口面積が大きい量感重視タイプ。これは当時のユニットは空恐ろしいハイ上がりユニットが多く、低音の量感がないとバランスが取れなかったから。FP203のオリジナルは何を聴いても金管楽器になる面白いユニットだった。

 バックロードホーンというのは、ユニットの背後から出る音を効果的に放出するものですが、空気室はホーンの効率を上げたり、スピーカーユニットの能率を上げる効果があります。これはスロートの断面積などと密接に関係し、ユニットとの相性もあるので、大半は経験値で決められています。バックロードホーンが名人芸の世界だというのは、この経験値が大きなウエイトを占めるからです。

 しかし、ホーンの広がり方は純粋に数学的な計算で成り立つもので、低域再生限界をカット・オフと言い、24Hzなら10センチ進むごとに面積が1.093倍になります。自作バックロードホーンの大半は音道幅が一定のコンスタンス・ワイズス・ホーン(constant width horn)なので、単純に横から見た広がり方の変化となります。

 でも、このような数学的な設計は、家の天井を超低音ホーンとするなどの、スペースが確保できるマニアにのみ通用するもので、設置スペースやキャビネットの大きさに制限を受ける普通の人には応用できません。それで、妥協点として、広がり方の違う幾つかのホーンを繋いで、低域再生限界を欲張らない設計が主流となっています。

 ところで、この計算は中音や高音にも適用されるものなので、高音用のホーントゥイーターは広がり方が大きくなっています。では、なぜラッパと呼ばれる管楽器は、低音楽器ではないのに、ホーンの広がり方が少ない超低音楽器並みなのか?それは、管楽器は共鳴管としての動作が主で、指穴や弁の位置で決まる管の長さによって音域が決定されているからです。管楽器の先端のラッパは飾りに等しいのです。

 管楽器の先端のラッパが飾りに等しいのは、ラッパの付いていないフルートなどで説明がつきます。管楽器のラッパがホーンとして役立つのは倍音成分に対してだけです。でも、ラッパには音を効率よく空中に伝える効果があり、口を手で覆ったり、あるいはメガホンを口に当てたりするのはこのためです。ホーンロード効果を期待しているのとは違います。

 僕の耳は忍者型で、四方の敵に注意を向けるのに効果的な、側頭部に密着した形をしています。道を歩くときも音で危険を判断するタイプです。対して、長岡鉄男氏は耳が大きくて前を向く集中型です。これは狐と同じで、前方の獲物に集中するタイプなのです。この二つの耳は聞こえ方も違い、狐型の方が高音がよく聞こえます。僕は、手の平を両耳に当ててパラボラアンテナのように使うことがありますが、こうすれば高音がよく聞こえるのです。

 8センチフルレンジで実験したことがありますが、ユニットの前に紙で作ったラッパを加えると、それだけで音が前に出てきて、声が聞き取りやすくなります。実際、ホーンから出る音はホーンの奥から聞こえるのではなく、ホーン出口の少し前から響いてくるようです。

 なお、僕はバックロードホーンの広がり率などを厳密に計算しているわけではなく、見た目の広がり方を重視しています。広がり方がきれいだと、あとから分析しても、広がり率の良い設計となっているからです。暇な人は、10センチ進むごとにどれだけ広がるか、直管の連続として計算してみれば勉強になると思います。

追加 蔵王ホルンとミカエルの音道を比較してみました。ミカエルを作って失敗しない理由が分かると思います。ケルビムの後半は斜めカット多用ですが、それを無理に直管として計算しているので、実際より段差が大きくなっています。右クリックで画像だけを表示させると拡大します。


ピンク色は、極端に短い管を近似値の管と同一視して、広がり率を出したもの。蔵王ホルンは広がり率の小さい管楽器タイプだと分かる。

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スピーカー設計の大変さ

2014-01-17 03:45:12 | スピーカー工作
 ハンズの板の切り間違いから発生したパニック状態。板の過不足の確認から始まり、切り間違いの発生しない新しい板取りの設計と発注、新しい端子の発注、その他の問題点の整理と対策方法の伝授、と修羅場が続いています。工作担当の読者と古代史CDの申し込み以外は、メールの返事は出来ませんから、悪しからずお願いします。何度も書いていますが、コメントで済むものはコメントでお願いします。

 今年に入って、ミカエル 華、蔵王ホルン(ザ・王・ホルン、別名羊ホルン)、ファ・ゴッドと立て続けに設計していますが、CADシステムを使っているわけでもなく、Illustratorを使った手作業なので物凄く大変です。Illustratorを使ったことのない読者には分からないだろうから、ちょっと説明しておきます。

 下の図は、ミカエルの音道図として作ったもので、今から見ると随分とアバウトな設計になっています。小さい図では分かりませんが、底板と二段目の繋ぎ部分を6400%に拡大した2番目の図では、ゲッと驚くほどズレて見えます。まあ、6400%の拡大は異常なんですけど、ここまで拡大して修正しないと、小さくした時にズレが分かってしまうのです。





 3番目の図は、この拡大した線を加工するために選択ツールで青い枠線を出したものです。青い枠線間が1ポイントで、線自体は2ポイントの太さです。なぜ2ポイントの線にするのかというと、4番目の図のようにピッタリ重ねることができるからです。もっとも、分かりやすいようにわざと上下左右をずらしていますが、本当はピッタリと重ねることができるのです。





 このように2ポイントの線を重ねるには、内側の青い枠線がちょうど真ん中に来るようにマウスを動かす必要があります。この内側の青い線が、微妙なズレを修正するのに物凄く役に立つのです。だから、僕は独学なので他の人はどうか知りませんが、2ポイントの線がスピーカー設計には最良なのです。

 このように、線と線が接したり重なったりする全ての部分で、いちいち6400%に拡大して仕事をするわけです。ミカエルだと25ヶ所以上ですから、ミカエルの場合にはめげて、ズレたままで放置していました。ところが、最近のは手抜きがありません。板取りに難しい物が多く、ズレたままでは板取りに影響するからです。

 その他、点線は線ツールでアバウトな線を引いて、高さをゼロにした上で、線幅や点線や色の指定をします。これを回転させれば縦の点線になります。板取りの基本線は、ArcSoft PhotoStudio 2000というソフトで升目を描きます。これをPNGで保存。

 Illustratorの配置を使って、保存した升目の図を呼び出して配置し、これに円や四角を描き加えます。寸法などは文字ツールで行いますが、Illustratorの良い所は、オブジェクトや文字を縮小してもボケないことです。Jpg画像も、普通のソフトで縮小するとボケますが、Illustratorで呼び出して縮小すればボケは小さくなります。

 出来上がった設計図や板取りは、データ書き出しで変換して置きます。Illustrator形式での保存とは別です。Illustratorで保存するときは、配置した画像をリンクとして、同じ場所に保存するようにします。そうしないと、配置した板取りの線がなくて文字ばかりという悲惨なことに。保存するときは「配置した画像も含む」を選択して保存してください。また、クラッシュが恐いので頻繁に保存し、できればバージョンごとに名前を変えて保存します。

 配置した図に間違いがあった場合は、PhotoStudio 2000で描き直し、新規作成の画面で配置しなおし、前の仕事からIllustratorのアートワークだけをコピーして貼り付けます。これが出来たら設計は一人前。Illustratorは1ポイント1mmで設計できるのが魅力で、巨大なものはデータが大きくなるので画像で出力するときは縮小するか、解像度を下げる必要があります。その他、カラー文字の色のコピーも覚えれば便利です。


右の選択されている矩形は40×89ポイントで、これが40mm×89mmの矩形として描かれる

 このようにして出来た前回のファ・ゴッドですが、実は一点だけ修正したいところがあります。それは音道ではなく外観なのですが、ではその修正したいところは何処か?現状でもバランスは取れているのですが、ほんの少しだけ修正したほうが良いかもしれないというところがあります。分かった人には鮎焼きにあゆコロ饅頭を追加ですね。


ファ・ゴッド 2ウェイ版

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ファ・ゴッド

2014-01-15 03:59:12 | スピーカー工作
 蔵王ホルンの改良型の設計が終わりました。板取りは、サブロク合板一枚と1/4です。不思議なことに、改良前とは使うベニヤ板は同じ規模です。改良前(左)と改良後(右)の2つを並べてみましたが、改良後のほうが複雑で少し大きいです。



 改良型のポイントは、斜めの仕切り板がなくなり、すべて直管で構成されていることです。出口近くの裏板には例外的に使っていますが、基本的に階段状の接ぎ方をしています。

 この構造は、長岡鉄男氏が直管の連続でバックロードホーンD-70を設計した頃に、奥行きを浅くするために、10センチユニットで高さ180センチを構想したのに始まります。20年位前と思っていましたが25年は昔ですね。スケッチは何枚も書いたのですが、実際に設計したことはなく、今回が初めて日の目を見ることになります。

 さて、改良型はバッフル交換が出来るように、板一枚だけ奥行きが深くなっています。それでも252mmと浅く、ミカエルの350mmよりミカエルミニの210mmに近くなっています。細くて縦に長い構造から、読者にファゴットのようだと感想をもらいましたが、オリジナルがバソンで改良型がファゴットという感じですね。

 バソン(バスーン)はフランスで発達したもので、ドイツ式のファゴットよりも音程が定まりません。『のだめカンタービレ』でも、フランスの楽団で、バソンとファゴットの演奏者が対立するシーンがありましたね。

 今回のバックロードホーンは折り返しが少なくて共鳴管として働く可能性があります。管長2270mmで計算してみると、音速340m÷管長2.27÷4=37.4Hzが最低音となります。これはD#とDの中間くらいですが、ホーン開口はパイプとしては働かないので、その場合はEかE♭になります。D ならニ長調で、E♭なら変ホ長調の管ということになります→音階と周波数の関係

 ニ長調は名曲が多く、モーツァルトの交響曲35番やセレナーデ第7番ポストホルン、バッハの管弦楽組曲第3番、ベートーヴェンとチャイコフスキーのバイオリン協奏曲など多彩ですが、中でもモーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスは名曲中の名曲です。

 この設計のポイントは、音道の広がり方が小さいので、ユニット次第で25Hzという低い音まで再生できるところにあります。25Hzは無理でも30Hzくらいは出したい。それが長大なホーンの理由ですが、共鳴管として動作すれば先のように少し高い音程となります。

 改良型の名前ですが、ファゴットに似ているのでファ・ゴッドと神の名前にしました。Fのヘ長調なら鍵盤のファから始まりますからピッタリですが、リヒャルト・シュトラウスの「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」になっても困るし、F#の嬰ヘ短調だと暗くなるのでフォーレのパヴァーヌ。やはりニ長調がいいですね。

 なお、11日の中山新馬戦でマリアライトというマリアの名前の馬が勝ちました。マリアライトはマリアの貴石という意味です。翌日12日の京都新馬戦ではレッドルシファーというサタンの名前の馬が勝ち、僕の書いていることにシンクロしているので驚いています。まさに末日ですが、どちらもディープインパクト産駒。スクリーンヒーロー産駒のゴールドアクターも未勝利勝ちしていますから、ソチでは衝撃的な「金メダリスト」が見られるかもしれません。

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アメリカの白人主義

2014-01-13 21:37:55 | Weblog
 フィギュアスケートの全米選手権で、日本と同じく不可解な選考で泣いた選手がいます。銅メダルの長洲未来を差し置いて、4位のワグナーをゴリ押ししてきました。高橋のゴリ押しと一緒です。

 アメリカはここ数年、フラットやシズニーを無理やり上げて、白人主義に回帰してきました。その露骨さから、今までの一発選考をやめて、今回のように選考前にワグナーに内定を出す方式に変更。こう見ると、NHK杯での長洲未来の演技時のシステムダウンも、綿密に計算された嫌がらせだと見えてきます。長洲選手は、長時間リンク上で待たされた影響でボロボロ。ワグナーのグランプリシリーズの結果と差が出るのは当然です。

 アメリカが白人主義に回帰したのは、韓国選手の買収による、アメリカ下げが露骨だった反動です。アメリカのジャッジすらアメリカの選手の点を抑えていましたから。アメリカにしてみれば、韓国も日本も台湾も同じです。ISUの技術委員に日本人の平松がいて、アメリカを下げ続けた。この韓国の策略がアメリカの日系叩きを誘発したのです。

 アメリカでは、ある選手が有能な弁護団と組んでISUを訴えようという動きがあるそうです。丹念に韓国選手との技術を比較したプロによる動画付きで。もちろんそれは、韓国選手と似た構成で、ずっと下げられ続けているゴールド以外に考えられません。ゴールドは、アメリカ的な訴訟という方法で、汚いISUから有利な条件を引き出そうという計画にはピッタリです。

 実際、全米でのゴールドはキレキレで、完全に韓国選手を上回る選手に成長しています。長洲選手には悪いですが、長洲選手がソチでゴールドを差し置いて台に乗るのは無理です。それくらい力の開きがあります。だからと言ってワグナーのゴリ押しが容認できるわけはありませんが。

 ゴールドは文字通りの金で、韓国との金対決になりそうですが、どちらが金メッキなのか、2013年は祭司の年で金がシンボルでしたから、あまりに聖書学的にハマっているので面白いです。もっとも、今年はイヨの年で、アセナテとヨセフの年ですから、土徳のヨセフが金の牛で象徴されたように、2014年も引き続き金が注目されるのです。

 聖書学的に、一昨年ころからアセナテの父であるポテペラの影響も出ています。ポテペラは大天使ガブリエルのモデルですから、読者がガブリエルというバックロードホーンを作り、ポテペラとガブリエルの登場を告げたのです。

 ところで、ガブリエルといえば、レオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』でマリアに百合の花を捧げる絵が有名です。それで、このガブリエルに似ているのが、バレーボールの佐藤あり紗(日立リヴァーレ)。初めて見た時に、とうとうガブリエルのモデルが現れたと感じました。もちろん、マリアはポンパドウルの女神ですけど。

 以前にピエタを描いた時に女神に似させたのですが、実は女神は受胎告知のマリアの方により似ているのです。幼く見えて年齢不詳のところなんか…。

 このように、大天使ガブリエルやマリアと揃って来ましたが、『ヨハネの黙示録』でヨハネに神の言葉を告げるのがガブリエル。アメリカは未来を売って亡国の道に踏み出しました。それくらい、今回の長洲未来落選はアメリカの自殺行為だったのです。ソチは呪われたために、血みどろの戦いの場となります。傍観者として見れば面白いですが、当事者は大変でしょうね。

 試みのミカエルの裁断にミスが有り、何と「韓国選手ヨナがひっくり返って点数が足りない」と読み解ける74mmの板の幅不足。蒸してジャンプの幅が足りなくなるのでしょうか。ヨナがひっくり返ると74とは、神様も洒落た呪いのかけ方をするものです。作る人は選ばれていますから心配無用です。女預言者として選ばれたと思ってください。

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試みのミカエルのトラブル

2014-01-13 05:55:16 | スピーカー工作
 試みのミカエルを作っている読者から、バッフル下の74mmの板の幅が足りなくて隙間ができると報告がありました。逆に幅の広い板も見つかり、音道を構成する板なので問題があります。

 74mmの幅が足りないことは、74はひっくり返すとヨナなので、韓国選手がひっくり返って(点数が)足りないという暗示かもしれません。それで、既に作りかけの読者は、このまま完成させ、別に板取りを工夫した新しい板で作り直してもらいます。

 また、SNS内の掲示板でトラブル専用のスレッドを立ててもらったので、担当者は目を通してください。パテの使い方など、いろいろと指導してあります。

 ということで、まだ作っていない人には、側板を除いて新しい板を使ってもらうとになります。ハンズには3回に渡って注文した結果がこの通りで、最新の3名分と、金色ユニットで注文した最初のオーダーはまともかもしれません。今のところ、報告が上がっているのは金箔ユニットの第二ロットだけだからです。確認がまだの人は早めに確認して報告してください。

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シンザン記念

2014-01-11 20:14:40 | Weblog
 ミカエル 華に続いて、背が高くてシンプルな音道の蔵王ホルンを設計しました。宮城の読者用なので、アルプホルンをもじった蔵王ホルン。別名は羊ホルンです。


ミカエル 華


蔵王ホルン

 バックロードホーンは折り返しを少なくすると、共鳴管としても動作するので癖が出やすく、共鳴音が余分な響きとなって茫洋とした感じになります。それを抑えて、少しでも締まりが良くて弾力のある音を狙ったのが今回の設計。作ったことがないので、実際にどのような音になるかは不明です。

 音道の一部が斜めになっていますが、これを垂直な三段の階段にした設計中、ソフトがクラッシュしてお陀仏。小マメな保存を忘れていました orz。アンプ修理からの疲れがドッ!!

 ということで、息抜きにシンザン記念の予想。以前は、ここから大物が出ることはなかったのですが、タニノギムレットから流れが変わり、最近ではジェンティルドンナが勝ったことで、レースの格が上がった感じがします。

 今回は、朝日杯を除外されて回った条件戦を、朝日杯を上回るタイムで楽勝したミッキーアイルが主役。ミッキーの馬主は、ダノンで知られる野田順弘氏の奥さんのみづき氏で、G1での勝利はまだなかったはずです。馬主歴は長いですが、初めてG1クラスです。ディープインパクトの子供ですから、朝日杯で無理しなかったことが吉と出そう。

 対抗はモーリスですが、こちらも奥さん馬主で、ノーザンファームの吉田勝己氏の奥さん和美氏。父がジャパンカップで穴を開けたスクリーンヒーローで、その父グラスワンダーから隔世遺伝でスピードを受け継いだようです。ただ、走り方が固く、エネルギーを無駄に使う体の使い方なので、現状では1400mしか走っていません。もう少し遊びがあれば距離は持つ血統なのですが。能力はケタ違いのものを持っています。

 その他の馬はピンと来ないのですが、化けるとしたら未勝利を勝ち上がったばかりのアグネスミニッツくらいでしょうか。今日の京都では、逢坂山特別でアダムスピークが屈腱炎から復帰。かかって6着でしたが、馬体重も+18kgで、やはり調教量が不足。屈腱炎から復帰した馬は、直線でズルズル後退するタイプは後遺症が残っています。今回のようにかかっても粘ったのは収穫。

 また、その次のレースでは朝日杯馬のアルフレードも同じように復帰戦。こちらは+30kgと蒸して最下位。ダートで復帰したように足元に不安がありそうです。余り期待できませんね。2月にはワールドエースも屈腱炎からの復帰予定。ウオッカの息子ボラーレも2月デビューらしいし、楽しみが増えてきました。

 なお、試みのミカエルの製作マニュアルをアップしましした。
www.geocities.jp/atelier_efraym/michel-01.htm

    エフライム工房 平御幸
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アンプの更新

2014-01-08 05:18:28 | アンプ製作と修理
 金箔ユニットの試みのミカエルをもう完成させた読者がいます。心配した音出し時の金箔剥がれもなく、見栄えの通りの上々の音のようです。ただ、バッフルの幅が少し広く、無理やり押し込んだ感じがするので、これは側板の剥がれを誘発するので、紙やすりなどで削って調整する必要があります。ハンズは手作業なので、同じ寸法でも誤差が出ます。



 この作業は人柱的に問題を出す人がいて、問題が出尽くしたら製作マニュアルを発表する予定です。SNS外でも制作する人が出てきたので、エフライム工房などで取りまとめたいと思います。

 さて、読者の耳が肥え、音に対する要求が強まるのに比例して、アンプのグレードを上げる必要に迫られます。実際、アンプ交換してもらうと、その音の違いに敏感に反応します。昔はオーデイオは男の趣味だったのですが、ここまで女性読者が違いを聴き分けるとは、正直驚いています。やはり良いものは良いのです。

 ソチ五輪までにアンプの更新を終わらせたいのですが、最初にミニアンプを押し付けられた読者は、今度は本格的なアンプを使うことになります。もっとも、古い読者がグレードアップしたお古のお仕着せですが、気に喰わないのなら自分で揃えれば良いので、基本レンタルの方針は変わりません。

 僕は基本的にトランジスタの熱暴走が怖く、また音質的にもFETが優れていると感じるので、ソニーや日立のMOS-FETアンプを修理して使ってもらっています。MOS-FETより古く、真空管の音に似ていると評価されるV-FETアンプもマニアに根強い人気がありますが、機種も少なく修理も大変なので、使っている読者は限られます。

 今回は初めて、ソニーの技術者がこだわって設計したTA-F5000を手に入れてみました。小さいアンプですが、パネルを含めた筐体は頑丈で高級感があります。筐体をヒートシンクに共用する合理的な設計で、見事にコンパクトに仕上げています。音もリッチで、透明感があるので、ギターの板が振動しているのが見えるような聞こえ方をします。


全文

 この弟分のTA-F3000は3台も修理しているのですが、リンク先のFM-FANの記事のように長岡鉄男氏の評価はイマイチです。でも、氏のところに持ち込まれるのは発売前のものか初期ロットのものが多く、市販品のほとんどは予告なしの改良が行われています。このアンプも高域に少し癖があるのですが、ポップス向きという評価の通リではありません。クラシックも十分に聴けます。


全文

 しかし、5000を聴いてみると次元の違いに圧倒されます。5000は小さいけど高級で、高級コンデンサーのシルミックも大量に使われています。僕はこのシルミちゃんコンデンサーのしっとりした音が好きなので余計にそう思うのかもしれませんが、シルミックが嫌いなオーディオマニアには物足りないかと思います。

 このアンプとペアになるCDプレーヤーも人気ですが、中古なのに安くなっていないので手が出せません。ソニーはアンプでもCDプレーヤーでも、他社の15万円クラスを79800円から10万円で売っていた時代があり、そのような製品は今でも割安感があります。口の悪い人は、有名な高級ブランドのアキュフェーズ(Accuphase)の40万円と、ソニーの15万円は中身が同じ程度だと言ってます。分解してパーツの質だけ見るとそうなるのでしょう。

 僕はAccuphaseやLUXMANやサンスイのアンプは、高価で手が出ないので修理したことはありませんが、日立とソニーの中身が濃いのだけは実感しています。高級アンプメーカーは、ルックスに金をかけて見栄えを良くし、独自の回路で高級感を出していますが、FETアンプは誤魔化しが効かないので、ソニーや日立に偏ったのだと思います。今ではDENON一択になってしまいましたが、如何せん高すぎます。

    エフライム工房 平御幸
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ミカエル 華

2014-01-06 02:51:54 | スピーカー工作
 女性陣が試みのミカエルを制作しているのに、男共がサボっているのはイクナイということで、またもや新設計のミカエルを作らせようかと悪巧みしています。

 今回は「ミカエル 華」という仮の名前ですが、ガルパンの華さんのように一撃必殺のスピーカーを目指しています。というのはこじつけで、板取の関係から音道幅が87mmと狭く、87からハナ→華と連想したものです。最初は八九式中戦車のように89mmで考えたのですが、板取的に無理なので87mmに落ち着きました。

 音道幅が決まってすぐにミカエル・エイトも思い浮かんだのですが、ウルトラマンみたいだし、すでにセブンは設計してあるので新味に乏しい。少し捻って、ミカエル美人も考えたのですが、これは「見返り美人」のダジャレなので却下。「ミカエル 華」だと、なかなか華やかで音も期待できます。でも、幅が100mmの「ミカエル (百)」も設計しろと言われそう。

 設計のポイントですが、できるだけローコストにということで、二組4本を二枚のベニヤから取ろうという欲張った設計です。板厚は12mm。もっとも、側板は2本分しか取れないので、一組の側板は桐の集成材を用いることになります。桐集成材は長さがちぐはぐで、側板に用いるときも910mm~915mmと左右で違うことがあります。そこで、底板を数ミリはみ出させて誤差を吸収させる必要があります。

 ということで、僕が2本作るとして、もう2本を誰かに作ってもらうことになります。使用するユニットはFE83Enですが、僕は古いFE83Eを持っているので、これを使うことになります。桐の集成材は僕が担当します。

 なお、ガルパンの風紀委員チームの名前は、『創世記』に登場する悪徳の都「ソドムとゴモラ」からソドコとゴモヨと名付けられたらしいですが、病院で紫色とか、古代史やブログで僕が書いてきたことが出てくるので少し驚いています。誰か関係者に入れ知恵してないニカ?

    エフライム工房 平御幸
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中年太りの原因

2014-01-04 02:55:04 | Weblog
 お正月の三が日に食べた栄養が気になりますね。蒸して(ハングルの太るの自動翻訳)から慌てても後の祭り。そこで、最新のダイエットについて紹介します。

 まず、太る原因ですが、常識とされるカロリーオーバー論が覆されようとしています。カロリーとは、食物を燃やして得られるエネルギーのことですが、体内では文字通りの燃焼が行われる訳ではなく、昔から燃焼による計算には疑問が持たれていました。

 実際、カロリーが高いとされるオリーブオイルをたくさん摂取する国や、油料理の多い中国で全員が太っているわけではありません。オリーブオイルはダイエットに良いという説さえあります。そこで最近注目されるのが、炭水化物悪役玊説です。炭水化物や糖分の過剰摂取が肥満の原因。アメリカでは、その実証試験が行われています→こちら

 激痩せの僕が太りだしたのは、中国で行われる吸引式の民間治療を自分で試した時です。お茶碗とアルコールと脱脂綿とライターがあれば出来ます。あちこち火傷はしますが。僕はお腹と腰の裏を吸引してみたのですが、それから食事の量が増えて太りだしました。多分、インスリンを調整する機能に変化があったのだと思います。

 ところで、一般に中年太りと言われる太り方があります。実は、この中年太りにも何らかの原因があるという研究がなされています→群馬大の研究。記事によると、体重調整機能のある視床下部で、長寿遺伝子サーチュインが減少することで、エネルギー消費のバランスが崩れ、体重増加が起こると考えられるようになってきました。

 この考えはヨーガとシンクロします。また野口体操(コンニャク体操)でも、頭骸骨の重さから解放するというマッサージがあります。以前に、鬱病は頭の大きい人が多いと書いたことがありますが、この場合も、間脳にある視床下部の機能低下で、海馬の萎縮が起こり鬱の原因となるという研究に一致します。僕は医者ではないので、あくまで人間観察ですが。

 では、具体的に視床下部の機能を高める方法はないか?先のマッサージは、頭骸骨を上方向に引っ張るという、他人に行ってもらうものですが、自分一人でも出来る方法があります。用意するのは、フットマッサージャー程度の高さ(約15cm)のクッション。僕はオムロンのフットマッサージャーの上に硬めの枕を置いて使っています。

 まず、クッションを敷いて、腰の少し上に来るように寝て、背中を浮かします。この姿勢のまま、両手を組んで後頭部に回します。小指を頭骸骨の下端に当てて、腕が顎の下に来るようにしながら、肘をくっつけて締めます。これで肘を持ち上げると、自然に頭骸骨が持ち上がります。あとは軽く捻ったり、左右に頭を振って、日頃の生活で歪んだ首差しを直します。

 ただし、身長伸ばし器で死んだ人がいるように、自分で首吊り自殺になるような無理は行わないように注意が必要です。絞首刑は窒息死ではなく、首の骨が外れることで神経が断裂する機能停止です。完全弛緩するので、汚物が垂れ流されて汚いのです。

 また、腹筋の弱い人はこの姿勢から起き上がれませんから、その時は後ろにズルズルと後退するしかありません。僕は、腕を緩めた状態で、後頭部に手を回して軽い腹筋を200回程度しています。最初は起き上がることも大変でしたが、今では首を固定したままでも起き上がることが出来ます。

 なお、フットマッサージャーは最近は使っていません。最強にしても刺激が弱く感じられるほどで、寝ていて足の痙攣を起こすこともなくなったので、糖尿の気が改善されたのです。糖尿と高血圧は薬を断ってはダメというのは嘘ですね。血圧も低くなっていますから。僕は抗癌剤も変だと思っているので、薬は抗生物質だけ自由に手に入れば良いと思っています。

連絡事項 
隅木を定形外で送ったので二三日後には郵便受けを見ること。また、ハンズのいい加減な梱包で板が多いとか少ないと騒いでいるので、全員パーツを確認して誰かの立てる日記で融通し合うこと。

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知られていないロシア

2014-01-02 03:47:11 | Weblog
 日本とロシアの関係は報道が少ないですが、特に極東での動きには注目すべきものがあります。

 例えば、北海道銀行が音頭を取って、アムール川流域に土地の購入を含めた経済特区を作ってもらい、蕎麦や大豆などの栽培を目指して、すでに試験栽培が行われているとか。北海道銀行と言えば、カーリングでソチへの出場権を得たばかりです。元祖カー娘の小野寺選手(現在は小笠原)のチームです。

 以前に書いたことのあるサハ共和国の旧称がヤクート・サハ共和国で、ロシア連邦で最も広大な地域です。ここでエネルギーや農業プラントなどの技術を日本から導入しようという試みです。サハ共和国の国旗は青地に白の丸で日の丸系です。「ロシアの声」というサイトでは、関連記事が幾つも出ている(こことかここ)ので、向こうでの関心は日本より高いと思えます。

 また、ロシア西端になりますが、北方のコラ半島にエジプトのピラミッドより古いピラミッドがあるとか、なかなか興味深いですね→動画ありここも。コラと言えば、民数記16章にある、モーセとアロンに逆らって滅ぼされたコラの名前が思い出されます。やはり古代イスラエルと関係があるのでしょうか。

 インターネットで世界中から情報がもたらされますが、機械翻訳ではまだまだ精度が低く、異なる国の人々が自由に意見交換が出来る環境は不十分です。ロシアで使われるキリル文字も、ギリシャ文字とは体系が違うし、わざわざ混乱をもたらすために用いられた感じがします。

 愚民支配の原則は、他国の文字を理解させないこと。これが中国が簡体字を考案した理由ですが、これで中国人は古い文献を読むことができなくなり、自国文化ですら古い漢字の読める日本人以下の歴史認識に陥りました。台湾はその点で賢明でしたが、朝鮮も愚民文字のハングルで漢字が読めなくなり、中国と同じく自国の歴史の正しい認識が不可能になりました。

 このような文字の混乱はユダヤ人の仕業と考えるのが自然ですが、七世紀に現ユダヤ人の祖国ハザール汗国が興って、そして滅亡して以来、他国の文字が読めない混乱が作られたように思えます。インターネットは革命的でしたが、正しい翻訳ができるエンジンが開発されるのがユダヤ人支配に対する次の革命となりますね。

 なお、南スーダンの韓国軍に反政府軍が迫ってきていると情報がありますが、もともと、インド軍、ネパール軍、バングラデシュ軍、韓国軍、の順番に配置されているので、これらの国は捨て駒なのです。反政府軍が中国の傀儡ですから、中国を包囲する国が前線に配置されている構図。空港に近い日本と中国とは違って逃げるにも大変なのです→配置図

    エフライム工房 平御幸
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