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2011年4月23日 三春滝桜(前編)

2011年04月24日 20時02分30秒 | 旅行

日本三大桜のひとつ、三春の滝桜を見に行ってきました。

まず向かったのは、「紅枝垂地桜」。滝桜の娘と言われるそうで、福島枝垂れ桜花番付では、堂々の西の横綱になっています。が、まだ3分咲きといったところでした。

時折強い雨の降るあいにくの天気で、レンズにも水滴が付着してしまいます。

 

 

次は、「伊勢桜」。番付は西前頭二枚目です。こちらは五分咲き程度でしょうか。樹齢百数十年とのことなので、まだまだ子供です。

 

そして、滝桜へ。

滝桜の周辺には駐車場が整備されており、そこから10分程度徒歩で向かうことになります。例年だと駐車場に入るのに数時間待ちとなるようですが、すんなり入ることができました。朝8時の時点で、駐車場の約半分程度が埋まっていた感じでした。今年の観光客は、例年の五分の一程度とのことです。

 

 

 滝桜へは、駐車場から地下道をくぐって向かいます。滝桜への道は、ブロックの敷き詰められたきれいな道ですが、所々ひびが入っており、このあたりも震災の被害があったことを物語っています。

 

 

そして、滝桜へ到着。丁度満開です。

 

樹齢千年以上、震災で若干枝が折れる等の被害はあったようですが、今年も咲きました。寺樹齢からすると、もっと妖艶な感じかと思っていましたが、実際には可憐という表現が適切なように思いました。花の色は濃くなく薄くなく、ちょっと恥ずかしげにたたずんでいます。

 

滝桜の周囲は、一周まわることができます。この角度からの滝桜がとても綺麗だとおもいます。

 

滝桜の上の丘にも桜がたくさんあります。

 

 

丘の上から見える墓地も、映画の場面に出てきそうです。しかし、ここでは脇役でしかありません。

 

 

滝桜を滝風に撮って見ました。

 

滝桜への参道には、有名菓子店の出店とか、地元のおばちゃんの出店とかがいくつもありました。そこで買った山独活が絶品でした。最近は今の時期には首都圏のスーパーでも独活を売っていますが、苦味もえぐみもなく、まったく別物です。このような物に出会えるのも、地方に来たときの楽しみのひとつです。

 

 

 

滝桜を見た後、三春町の中心部へ向かいます。

三春町は、山間の道沿いに開けた小さな城下町ですが、町内のいたるところに桜の木があります。三春という言葉の響きもいい感じです。

 

これは、町役場隣の駐車場の上歴史民俗資料館の前にある桜です。

 

資料館の裏にある「桜谷枝垂れ桜」。丁度満開で、見事な桜ですが、この桜はなんと番付には入っていません。

 

舞鶴城跡の城山公園からの風景です。桜の多さがわかるでしょうか。この山頂にも大きな地割れがあり、震災の影響があったことを物語っていました。

 

 

こちらは、町と反対側です。

 

まだまだ三春町内には多くの桜があり、じっくり見るには丸一日は必要です。そのうち、ゆっくり来て見たい、そう思わせる町でした。

 

 

三春町を後にして、次に向かったのは、田村市の中心、船引駅のそばにある酒蔵、玄葉本店です。ここの「あぶくま」という銘柄が最近評判が良いようなので、一度飲んでみたいと思っていました。

 

 ちなみに、ここ前の道をまっすぐに行くと、以前の記事で紹介した宿「湯守 玉林房」にいきます。

ちなみに、ここは、福島第一原発からは約40kmですが、とくに変わったことはなく、普通の町の姿がそこにはあります。

 

 

 

次に向かったのは、映画でも有名になった、「小沢の桜」です。が、残念ながらまだ開花前でした。

このあたりは地形の影響なのか、近くにあっても桜の開花状況がまったく異なります。数日しかない桜の見ごろ、しかも好天で見ることはなかなかできません。

 

 

急に風が強くなり、寒くなってきました。

 

<後編に続く>

 

 

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