お萌えば遠くに来たもんだ!

感想<映画・TV・書籍・マンガ>については、鑑賞後のネタバレを含んでいます。

2019年 7~9月 読んだ本

2019-09-30 | 読書
 乃木坂文庫2019。新川優愛さんのドラマは最初だけみました。人の生死に関わる仕事はしんどい。先輩看護師の呟き「無力感との戦い」にハッとさせられました。 それにしても2/5が中途退学する中で、瑠美のグループは3/4がリタイア。確率高すぎない? 
 
乃木坂文庫。五つの短編ミステリー集。過去の蟠りを解きほぐす優しい視線で描かれた物語たち、なんだけど、三編めまで読んで「え?こんなに都合よくパズルのピースを持った人物が次々現れるなんて、世間狭くない?」と思ってしまった。それに、その都合のよさゆえに、どの話も「こんなに年月かけなくてもとっくに解決出来たんじゃね?」とも。まあ、面白くなかったわけではないけど、どの話も「記憶」でストーリーが進む構造のせいか(たぶんわざと)モヤッとした部分が残り、そこもはまらなかったなあ。

難解。人間とウォーカロン、そして人工知能の三者を区別するポイントとは?まして躰がなくなり、思考のみの存在になったとき、ネットワークの中で種どころか個人を明確に区分することなど出来るのだろうか?ミチルとロイディにそのヒントがあるような?
子供=家族のいないハギリにとって、ウグイ、キガタ、デボラに擬似的なそれを求めているような気がする。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ワンス・アポン・ア・タイム... | トップ | ヴイナス戦記 舞台挨拶つき... »
最新の画像もっと見る

読書」カテゴリの最新記事