青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light? (講談社タイガ) | |
森 博嗣 | |
講談社 |
なんか、今回はエピローグがすべてだなあ。特に最後の展開には、このシリーズが森博嗣流の恋愛小説なんだと確信できた!
武道館 (文春文庫) | |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |
4月20日、一人のアイドルが所属グループを「卒業」しました。彼女がいたグループ(チーム)に「夢へのルート」という曲があります。「最初は横一列でスタートしたのにいつの間にか仲間の間に距離ができた」という歌詞で始まる曲です。きっとその差は一人一人が「選択」した結果なんだろう。読み終わって、そんな事を思いました。
死なせない屋 (朝日文庫) | |
クリエーター情報なし | |
朝日新聞出版 |
七尾センセらしい、トリッキーな設定の作品。いつにもましてサラッと読めてしまった!神楽にしてもアリスにしてもまだまだキャラクターの掘り下げができそうだし、本人には可哀想だけど、ゴローやロクローの話を読んでみたいなあ。
ロボット・イン・ザ・ハウス (小学館文庫) | |
クリエーター情報なし | |
小学館 |
またまたタングの愛らしさにやられた!ジャスミンも2号ロボとしての魅力たっぷり。二人の掛け合いをもっとみてみたい!
前作から思ってた。居候ものをみるとやはり藤子不二雄センセの一連の作品を想起してしまう。さえない主人公のもとにある日一体のロボットがやってくる、って出だしはアレっぽいけど、タングはけしてドラえもんではない。ベンはのび太だけど。
どちらかと言えば出てくるキャラクターはオバQだよね。タングがQ太郎。ボニーはO次郎(人間だけど)。ジャスミンはドロンパと見せかけて、P子+U子な感じ。
話は変わるけど、ボリンジャーって科学者としてものすごい才能の持ち主だよな。萌えゲーム作らしたらすごいのできそう。
あ、あと。動力の問題。ジャスミンはそのままでいいのかな?
虚ろな十字架 (光文社文庫) | |
クリエーター情報なし | |
光文社 |
作中にも出てくる「虚ろな十字架」という言葉が、読み進めるほどに重く胸にのし掛かってくる。人殺しという罪と、それに見合う罰とは。確かにその答えは犯行の数だけあるのだろう。まあ、史也に関しては、手をさしのべる相手を完全に間違っていた愚か者、としか思えず。そして浜岡夫妻の強さに涙。
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