仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介
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吉野川に沿って
旅と出会い
/
2008-06-11 19:40:11
4月15日から、四国鉄道まるごとパスを使って四国を一周してきましたが、もう2ヶ月が過ぎようとしています・・・・
5月13日に1回目の
指差し呼称
をアップしてからも1ヶ月が経とうとしています。
注)写真は全て Nikon D200 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC で撮影しています。
あまりに遅くなると自分の記憶も薄れてしまいますので、そろそろ真面目にアップすることにします。
(JR徳島線・佃駅付近。左は土讃線で、琴平方面に分れていきます)
4月15日の早朝(6時32分)、伊野駅から乗車した阿波池田行き普通列車(4234D)は9時32分に阿波池田駅に着きます。
すぐに9時37分発の徳島行き普通列車(452D)に接続しており、大急ぎで跨線橋を渡って乗り込みました。
列車はDC2両編成。片側がロングシート、片側がボックス席になっており、進行方向左側のボックス席を確保しました。
先ほどの列車では、大歩危駅で沢山のお客さんがいましたが、徳島線に乗り換える人は少ないようです。
少しお腹が空きましたので、今朝買ったおにぎりの残りをいただきます。ロングシートで物を食べるのはなにか気が引けますが、ボックス席では落ち着きます。
(JR徳島線・江口駅。下り特急「剣山3号」)
二つほど前に二人連れの中年女性が座っています。
たまたまこの列車で再会したようで、久し振りに会ったのを驚いていました。偶然の出会いと、久し振りの再会と言うことでしょうが、よくしゃべります。
ただ、一人の方がほとんど一方的に話しており、もう片方の方は聞き役です。
なかなか話し方も上手で、思わず聞き込んでしまうような内容です。それにしても次から次へと、よくまあそんなに話題があるものだと感心しましたが、途中で下車するまで小一時間、一人でしゃべりっ放しでした。恐るべきパワーです。
車内放送で、携帯電話の使用は他のお客様の迷惑になりますので控えてくださいとのアナウンスがありますが、携帯電話の比ではありませんでした。
もっとも、旅に出ると気分は昂揚するもので、乗り物の中での語らいは楽しいものです。袖すり合うも多生の縁というように、見知らぬ人同士でも会話が始まることもあり、それも楽しみの一つです。でも、今の社会では公共の場ではとにかく、静かにするというのがマナーなんでしょう。
この列車はワンマンではないのですが、静かになった車内は停車駅の案内だけがテープで流れて行きます。
西麻植駅の近くで吉野川遊園地の観覧車が見えてきます。平日の午前中と言うこともあり、動いていませんが、営業しているのでしょうか。
徳島に近づいた府中駅では列車待ち合わせで4分ほど停車します。この駅は「こう」と読みます。上の西麻植駅も「にしおえ」ですが、難読駅の一つですね。
因みに、西麻植駅の二つ手前が学駅で、「学」駅の入場券が「入学」につながるとのことで人気がありますが、今は無人駅になっています。
徳島駅には定刻(11時24分)に到着しました。次に乗る牟岐行きの列車までは1時間余りの余裕があります。
今日は、甲浦まで行ってから再び徳島に戻り、徳島で宿泊します。このため、駅ビル内にあるホテルに行き、とりあえず重い荷物を預かってもらいました。
駅ビル内にはいくつかの飲食店はありますが、地下の食料品売場をのぞいてみました。ところが何とも陰気な感じがします。天井が低いように感じるのと、省エネのためなのか照明が暗いのです。お昼時というのにお客さんも少なく、買う気を失ってしまいました。
しかし、なにか食べないといけませんので、そのスペース内にあるおそば屋さんに入りましたが、地下の雰囲気は別としてお味の方は満足でした。
せっかくの立派な駅ビル、こんなに淋しくていいのかと思います。なにかもったいない感じを受けました。
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