浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

等高線合板誕生

2014-12-08 00:00:00 | 木の話題
合板の特徴を活かしたトレイを発見。
使っている材料はうちの会社でも売っているホワイトバーチ合板です。
この合板の特徴は、接着剤にフェノール樹脂を使っていること。
フェノール樹脂の特徴は、少々お高いのですが耐水性が高く、色が付いていること。
この特徴をこのトレイはうまく活かしているのです。

写真を見てお分かりのように、立体的な等高線のように接着剤が見えています。
尾根とか谷とかが表現されていて、等高線の間隔が狭いほど傾斜がきつい山だったり谷底だったり、間隔が広いほど緩やかな丘だったりが一目瞭然。
なんだか山登りしているようにウキウキしてくるではありませんか。



「Confluence」という名の木製トレイ。
茶器を置く場所(6か所)と、ティーポットを置く場所(1か所)があります。
サイズは厚み36ミリ×幅360ミリ×長さ600ミリ。
価格は1,700ドルです。


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