浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

過ぎてしまった合板の日

2017-11-06 00:00:00 | 木の話題

過ぎてしまいましたが、11月3日は「合板の日」でした。
合板自体は紀元前3500年前の古代エジプトの時代からありましたが、日本で近代的なロータリーレースの機械で製造されたのが1907年の11月3日だそうです。
合板は当店の母体佐久間木材の主力商品です。
この日はつまり我が社の記念日でもあるわけですね。
目出度いです。
ちなみに日本でロータリー式合板の製造を始めたのは浅野吉次郎氏。
なんと13歳で家業の桶製作会社を継いだそうです。
早熟ですね。
豊田自動織機の豊田佐吉と並び、愛知の三大発明王の一人と言われました。
当時は合板のことを、「合せ板」「アサノ板」「浅野式合板」と言っていたそうです。
ちなみに「ベニヤ」とは単板のことで、単板を合わせたのが「合板」です。

浅野家と佐久間家の結びつきは…
特にありません。
ただ、佐久間木材の創業が1905年なので、ほぼほぼ合板の歴史が我が社の歴史でもあるわけです。
去年、11月3日の「合板の日」を記念して、イベントを企画しようと思っていたのですが、今年もふんわりとスルーしてしまいました。

やるのか!来年は!?


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