6月30日は鳥越神社で大祓があり、写真のような人の形をした紙に自分の悪いところを移し、7月1日の水上祭で海に撒き厄払いをします。
この時期、神社では茅の輪がつくられています。
この輪はイネ科の植物の茅(ちがや)で、世界最強の雑草と言われるほど生命力が強く、葉には抗菌作用があり笹の葉同様に食べ物の腐敗を防ぐ効果があります。
また古くから屋根の材料として利用され茅葺屋根は涼しく吸音性が高く過ごしやすい利点があるとともに、葺き替えの際に良い部分を再利用でき、不要な茅は畑の有機肥料に転用できます。
これは自然への畏れ、恵への感謝という神道に基づく日本人の暮らしの循環です。
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