東京国立近代美術館で、「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」という展示会を見てきました。
なんでも、ローマとロンドンで展示してきたものを、三番目に東京での開催だそうです。
結構大規模で、日本の建築家がたくさん紹介されていて、模型や図面や写真や映像を見ることができます。
特徴は、戦後から現代まで日本で発表されてきた住宅作品を時系列で並べるだけでなく、テーマに沿って分類されていること。
その住宅が生まれた時代性や社会性、立地環境や人と人とのつながりなど様々な視点から検証がなされ、住宅作品を通して、戦後日本の文化史を見ているような気持ちになります。
じっくり読みながら見て回りたかったのですが、残念ながら息子と一緒で、その息子が展示物に手を触れないようにちょくちょく注意しなければならなかったり、鼻をほじりだして鼻血を吹き出してしまったり…。
終いには電話がかかってきて30分近くやっかいな通話をしなければならなかったり…。
落ち着かないまま終了。
10月29日までやっていますので、興味のある方はぜひ。