トーカン物語

創業から38年の軌跡をつづった本の出版記念パーティーに行ってきました。
うちの会社はその会社の創業時からの株主なのです。
株式会社トーカンは昭和48年、新木場に木材人工乾燥に経営基盤を置く会社として創業しました。
製材業界、原木問屋業界の有力者たちが発起人に名を連ねていて、現在でも超有名な材木屋さん達が役員や株主になっています。
パーティー会場では東京の材木屋の歴史に触れているような感じでした。

現在は江東区の新木場に木材業者が集まっていますが、以前は深川の木場に集められていました。
そもそも、深川の木場に木材業者が集められたのは江戸時代で、江戸時代最大の火災である明暦の大火後に、市街地を新たに開発拡大するにあたって、燃えやすい木材集積地を江戸の中心から遠ざけ、いざ火災が起こったら復興の基地として機能することが目的でした。
昭和の時代になり、埋立地であった木場は地盤沈下による災害に見舞われたり、さらに奥地まで埋め立てられているので、木材の搬入搬出に不便な土地になってきました。
そこで、木場の木材業者は新木場への移転を東京都に訴え、昭和45年に移転が決定し、現在に至ってます。

パーティー会場は日比谷の東京會舘。
いろんな重鎮の方々とお話しでき、楽しい夜でした。
そして、東京會舘のカレーライスが絶品でした。
ちょっと半端ないウマサですよ！

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