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私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

我家のテッド おしゃべりくまさん

2014年06月07日 | 思うこと


              昨年公開されたハリウッド映画で、くまの縫いぐるみが命を与えられて、持ち主の少年と
              共に成長(?)するお話があった。

              少年は、怠惰な生活を送る青年に成長(?)し、縫いぐるみの「テッド」も同様に怠惰で
              悪い人柄を身につけていく、、、

              外見は可愛いくまの縫いぐるみだが、中身はエッチで悪態をつくおっさん。
              だから、あちこちでトラブルを起こす、、、

              このお話、本当に我家で起こったらどうなるのか、、、
              このくまさんは次女の持ち物だが、皆が勝手にいろいろと悪いことを教えた時期があった。
              と言うのは、このくまはただの縫いぐるみではなく、おしゃべりができるからなのである。

              スイッチを入れると、口が動き、話しかけたことを「オウム返し」にしてくる。
              だから子供達は、可愛いことも喋らせるが、それ以上に悪態をつかせることが多かった。
              兄弟げんかで負けた時、欲しいものが買ってもらえなかった時、叱られた時、、、
              「おまえなんか死んじまえ!」「お母さんのけーち!」「うーん!ばかたれー!」と、、
              くまは忠実に言い返すのである「おまえなんか死んじまえ!」と。

              もし、このくまにテッドのように命が宿ったら、、、
              とんでもないことになるのは必至である。
              三人の子供だけでもいざこざが絶えないのに、このくまが加わり、タッグマッチの様になるか、
              1対3になるか、あるいは4人共同戦線を張って親に対抗するか、、

              まあ、そう言っても、子供達は可愛いことも言わせるのだから、中和されて普通の子(くま)
              になるかも知れない。

              でも、でも、やっぱり、縫いぐるみは、フワフワで癒し系の可愛い存在でいるのがお互いに
              一番幸せなんだ。本当に命は宿っていなくても「心は宿っている」そう思えるのだからね。