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避難所運営の机上演習  @連合東京VST

4月から参加した「連合東京ボランティアサポートチーム(VST)」。 昨日(12日)は“HUG”で避難所運営の机上演習。


「HUG」とは、2007年に静岡県が開発。今も授産所製品として、製造・販売されている防災ゲームで
H;Hinanjo 避難所
U;Unei   運営
G;Game ゲーム の略で、英語のHug抱きしめるの意味もあるそうです。

「ゲーム」の仕方は、仮想避難所の運営本部の設置にはじまり、避難所に指定された学校に集まってくる、高齢・病弱・障がい等の色々なリスクを抱えた人や、外国籍で日本語が通じない人、親が見当たらない子ども、ペット連れ…等 さまざまな事情を抱えた避難者を、グループ(避難所の運営チーム)で体育館や教室などに振り分けながら、随時仮想の「本部」から発せられる「給水車の受入れ準備」などの指示を含めて対応していくという、実際にやってみるといささかハードなカード・ゲーム。

押し寄せる被災者を単に避難所の中に詰め込めばいいという訳ではなく、避難所の中での地域のコミュニティへの配慮も必要なことに加えて、250枚のカードの中には ライフラインが止まった中で仮設トイレの設置や「TV取材の申入れ」「首相が視察に訪れたい(SPなど20人で!)」など、全く『想定外』のカードが入っていて、それらへどう対処すべきかを極めて短い時間の中で判断が求められる、思った以上に実践的な「ゲーム」でした。



1時間ほどのそれぞれの班での「作業」はいったん終了。全体で6つある他の班を順番に巡って 夫々のグループがどのように避難所の運営をしたかの説明を聞きながら経験交流を行って、この日の研修は終了。
始める前は「カードゲーム?」って、懐疑的に思っていましたが、時あたかも水害に見舞われた常総市などで避難所の運営やボランティアの受け入れなどの話題が出ている中での、実践的な研修でした。

こちらは、6月に受けた普通救命講習で交付された「技能認定証」

「活用」する必要がないことを祈ります。
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