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ちょっぴり涼しくなる体験談「番外編」

2007-08-16 18:57:45 | Weblog
暑さに負けないマネージャー木です。

 お盆内は時間が取れるので昨日もサイクルトレーニングに出かけました。第2目標、青島広域農道越えに向けてです。目先を変えて「星空ときめきウオーク」の下見を兼ねて守門まで出かけました。折り返し点まで行くと須原はすぐそこ。足を伸ばして須原駅まで行き帰って来ました。帰りはほとんど下り、ちなみにタイムを計ったら31分で自宅に帰り着きました。次はどこまで短縮できるか新たな目標が出来ました。(オレっていい年こいて何やってんだろう)

 友人に聞いた話です。スキーのインストラクターをしていた頃、スキージャーナルの講習会の講師として11月に富山県の立山に行ったことがあります。たまたま同じスキー場に勤務していた人が立山山岳警備隊に勤務していました。立山は怪談話の宝庫です。

 夜、お酒を持って詰め所に訪ねました。ノッペラボーから遭難者の幽霊まで、ここぞとばかりに聞きだそうとしました。でも彼は立場上そういう話は出来ないと断り、代わりに遭難救助の話をしてくれました。

 剣岳で滑落事故があり救助に向かったのだそうです。普通なら絶対足を踏み入れない場所で、遭難者は途中の岩棚に引っかかっていたそうです。もちろん遺体となって。絶対に行きたくなかった場所でしたが彼が行くことになり、氷雪の岩場をザイルで下りました。遺体収容は尾根筋まで担ぎ上げなければ方法が無かったそうです。大きなキスリングと言うザックに収容しようとしましたが、遺体は氷付いていたそうです。

 彼は遺族には絶対見せられないと思いながら手を合わせ「申し訳ない。勘弁してくれ」と言いながら、狭い岩棚の上で命がけで遺体にのしかかり二つに折り曲げたそうです。その時のバキッという音が暫く耳に付き離れなかったそうです。

 彼はもっと悲惨な数々の遭難現場に立会い思ったそうです。現場は家族には絶対見せられない。美しい風景を見たい気持ちや冒険心を満たすためにはあまりにも代償が大きすぎると。
 
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1 コメント

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Unknown (サブM)
2007-08-16 20:21:15
自転車でのトレーニングの目標の一つに、平均時速30㎞というのがあります。是非挑戦してみて下さい。
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