最近堅いブログを書くマネジャーの高木です。
先回は「本当に地域に必要とされているクラブや組織だろうか?」 の話をさせて頂きました。
その中の行政とクラブの WIN WIN の話をします。
私達は魚沼市と数多くの受託関係を結んでいます。なぜこんなに多くの受託が出来るのか?
それは私たちが長年多くのノウハウを蓄積させてきたからです。総合型地域スポーツクラブの前身である体育指導委員時代のノウハウ、そして、5年もかけて準備を続けたプレ事業。設立から11年を迎える総合型としての実績と長い積み重ねがありました。
設立までに今のプログラムはほとんど完成していました。そのプレ事業を設立後継続し、市町村合併の後も続けています。
不易と流行と言う言葉があります。私たちのクラブは ”スポーツの楽しさ” ”ジュニアのスポーツ遊び” ”健康づくり” 地域づくり” ”介護の一時予防” などの不易の部分を担っています。おそらくこの部分は永遠に変わらないところだろうと思います。なぜなら、教育・健康・生きがい・老後と言う人間のベースの部分と深く関わっているからです。
教育委員会関係では
「ジュニア支援」
放課後ぴょンぴょン教室(市内4校 1年~3年生)
未就学児運動教室指導 と 保育士対象の幼児向け運動指導
「市民健康づくり事業」
健康運動教室市内2会場年間3クール 出前健康運動教室しない3会場(各会場4回)
ヒップホップダンス教室 エアロビクス教室2会場 ピラティス教室 ダンス教室 いずれも年間
「市民スポーツ推進事業」
フリースポーツデー(月・金午前 木曜夜) 年間
「ウォーキング推進事業」
市内4ウォーキングコースの企画設計管理 ウォーキングイベントの開催
「市民体力測定会」
福祉課関係では
高齢者筋力向上トレーニング事業(市内7会場 週1週2コース)
ほかに、親子ふれあい事業 母子保健健康教育事業 普及啓発型運動器機能向上事業
すっきりスリム事業(特定検診対象)
これだけの事業の受託額は約2600万円
もしこの事業の企画、実施を行政がやったらいくら掛かるでしょうか。それより3年で担当が替わる行政のそのノウハウの蓄積が問題です。
NPOを始めとする非営利の組織が受託しますので、営利業者よりはるかに安い費用と事業の質で行政のWINをつくります。
そして、クラブは妥当な金額の受託金を受け取ります。
そんな関係が良好な官民協同をつくっているような気がしています。
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