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ウォーキングの時のシューズ選び

2022-01-22 14:32:35 | Weblog

健康運動指導士 星です。

今年もこの1月は雪が例年通り、多く積もっています。

新潟県のHPによると1月22日午前9時の積雪量ですが、小出地区160㎝守門地区192㎝となっております。

この時期は雪でずいぶん生活に制限がかかります。そんな時こそ意識的に運動をして健康に気を付けていきたいものです。

 

さて体育館に来てウォーキングする市民がたくさんいらっしゃいます。

例年のこの時期より利用者は少なめですが、もう習慣になってくるとどんなに天候が悪くても体育館に足が向くようです。

私は指導者として思うのはウォーキング習慣がついている人はシューズの選び方も上手ということです。

シューズ選びはウォーキングか、ランニングかでもずいぶん形状が異なります。

ですが何より大事なのは、シューズがご自身の足にサイズ、形状が合っているかどうか、というところです。

合っているからそのシューズを選んで買っている、という人はそれで◎なんですが、結構な割合で「デザイン」と「脱ぎやすさ履きやすさ」で購入してしまう人が多いのが現状です。

ウォーキングをするために自分の足の足に合わないシューズを選んで無理に履いている人がなんと多いことか。

足の合うものとは履いて歩いた時に直感で心地よいものです。

この感覚を磨いてほしいと思います。

値段が高く、「素材」や「シューズ自体の機能」が良いものはスポーツ科学の発達で多く市場に出回っています。

ですが、足に合うものは値段が高いとは限りません。

私は運動教室指導の時はこのNIKEワッフルワンを履いています。

軽くて自分の足に非常にフィットしています。

これはランニング用でもウォーキング用でもないのですが、インソールをいれて土踏まず(アーチ)を支えていています。

それによって長時間立って指導していても足の疲れはほぼゼロです。

だいたい7000円弱くらいで購入しました。

 

日常のシューズはニューバランスがいいと思います。

非常にソール(靴底のスポンジ)が軽くてちょうどよい硬さなので、歩くときにすごく楽です。

一応ランニングシューズですが、アッパー(足を覆う生地)がスエードなので硬めにできていて、歩く時のホールド感がいいのです。

車を長時間運転するときも、素材が柔らかいのであまり疲れない気がします。

そしてランニング用はアディダスボストン10を使用しております。

昨今流行りのカーボンプレート(軽量の反発板)をソール(靴底)に内蔵してあり、走るときに的確に前に足が弾むような作りになっています。

見た目どおり、ソールが厚いので走るときに自分の足裏感覚とは少し違った着地になるのでそこに注意が必要です。

これで走るとスムーズに足が回り、快調に走ることができるので魔法のようなシューズであることは確かですね。

ですが、その分MTP関節(5本足の指から甲にかけての関節)に負担がかかるのでランニングトレーニングを自分なりに確立した人におすすめです。

具体的言えば、カーボンプレートの反発で足に負担がかかるので、リカバリー用にカーボンプレートが入っていなくてソールがそこそこ厚いシューズとの併用がいいと思います。

asicsゲルニンバスは足の正しい動きを引き出すシューズとして長く愛用しております。

ソールも硬すぎず、しっかり踵をサポートしてくれるのでジョギングには最適です。

またこれにもインソールを入れてアーチをしっかりサポートして使用しています。

 

 

ウォーキングの話からはすこし逸れましたが、やはり足に合ったシューズで運動していただく意識が何より重要ということです。

足に合うには感覚的なものが大事ですが言葉にすると以下の3点です。

①前足部に余裕があり、指が動くこと。

 (実測の足長よりプラス1㎝程度がよい)

②後足部は踵をしっかり包み込んで適度な硬さを持つもの。

 (軟らかいヒールカップのものは履きやすく脱ぎやすいが足の安定が損なわれてケガの元となる)

③ソールは硬くなく、前足部で内外反(ねじること)が多少できて、MTP関節(5本足の指から甲にかけての関節)での背屈(足の指の付け根で曲がって)ができて踏み返しができる。

 (ソールは厚すぎると内外反、背屈もできないので、そこをよくみて選ぶこと)

 

以上のようなポイントを踏まえて自分の特徴に合ったシューズを選ぶと運動の効果は倍増していきます。

体育館ギャラリーは一周150mですが、カーブがあるので足を痛めないようにウォーキングをしていただきたいものです。

 

 

 

 

 


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