題名が長くなってしまってごめんなさい。
飛行機の組み立てを実際にこの目で見ることができるって、凄い!!!
飛行機博物館は過去に何か所か行きましたが、組み立てを見学できるとは最近まで知りませんでした。
ボーイング社側が一般客に見学案内プログラムを用意しているらしいのです。
知ってしまったらどうしても行きたくなって今回の旅となりました。
フリーの観光客としてレンタカーで乗り付けることも考えたけど、私の英語力では詳細まで理解するのは難しい。肝心のところで聞き逃したり、質問ができなかったりするのは回避したいので、日本語ガイド付きのツアーに申し込みました。
しかも工場見学の後は、シアトル市街から反対の方向にある航空博物館見学付きの1日ツアーです。
日本語なら完全に理解できるはず!
一日中飛行機を見ていられるなんて、すごく幸せ!!!
ということで、朝8時にホテルピックアップで始まり、30分かけてボーイング社エバレット工場に到着です。
ここが観光客を迎える建物(入り口)です。
この建物の中は、受付・チケット売場、オリエンテーション会場、ロッカー、Cafe、お手洗い、ギフトショップ、エンジンなどの展示物スペース、飛行機のテストフライトが見える屋上デッキがあり、観光客用の基地となっています。
実際に稼働している工場を見学するには、チケットを買わなければここから先に進めません。
チケットを買う人は床の飛行機イラストに沿って歩きます。
そして工場見学はカメラ・スマホや携帯を持って入れないので、入り口すぐにあるロッカー(無料)に貴重品を入れます。
ドアを閉めたら→暗証番号を設定して→つまみを横にまわしてロックを掛けます。
ツアースタート前になったら、オリエンテーション会場に移動します。
その際に色のついたプラスチックカードを渡されます。
色は赤と青があって、私は青色のカードでした。
オリエンテーションはほんの数分で終わるのですが、その際にもお手洗いに行くことを勧められます。
ツアー時間は90分。工場内には観光客が使えるお手洗いがないのでツアーバスに乗る前に絶対に済ませるように厳重に説明がありました。
5分の映像をみてからツアーバスに乗り込みます。
カードの色で乗るバスを指定され、みんながバスに乗ったらいよいよ向上に出発です。
日本語ガイドさんも乗り込みますので安心です。
一般車とは別の専用道路で工場に向かいます。
ここからはカメラがないので観るもの聴くものすべて覚えなければなりません。
ブルーのカードを持つ私たちのガイドはピーターさんと言って、シアトルで生まれ育った生粋のシアトルっ子でした。
私たちがバスを降りて見学する建物は、ディズニーランドが駐車場事すっぽり入る大きさなのだそうです。
この場合アナハイムのディズニーランドのことでしょう。
迷子にならないようにピーターさんの後について行かなくちゃ・・・(笑)
飛行機をペイントする場所を見てから組み立て工場に入って行きます。
バスの乗り降りは日本語ガイドさんがエスコートしてくれるので安心なのですが、ピーターさんが説明しているときは日本語ガイドさんは発言できません。
で、そのピーターさんは早口でずっと説明しています。
ボーイング社の社内ツアーガイドですから当たり前なのですが、日本語ガイドさんは付き添うだけ・・・(汗)
何のために日本語ガイドのツアーに申し込んだのやら・・・。
ある程度は英語がわかるのでピーターさんについて行くしかないですね。
バスを降りて工場の地下通路に入り、長ーい廊下を歩きます。次に大きなエレベーターに乗って上に移動します。
飛行機を上から見える階に到着しました。
輪切り状態の胴体、主翼や尾翼が置かれ、エンジン部分の取り付け等、説明を聞き逃さないように静かに聴いていきます。
同じ道を引き返し、別のセクションに移動して、今度は胴体をくっつける作業の観ることができました。
飛行機の組み立ては流れ作業なのだそうです。飛行機をパーツごとに運び、すこしくっ付けては吊り下げて移動させます。エンジンを取り付けるところはその作業だけをしているのだそうです。
土曜日なので工場はとても静かでした。何人かが働いているだけです。
基本、土日はお休みだよね(苦笑)
平日だともっと活気があって雰囲気が違うのだろうなと思いました。
工場内には働く人のためのCafe、診療所、託児所などがあるそうです。Cafeも土曜日はお休みのようで電気を消していましたが、結構お洒落な街のCafeって感じです。
---続く---
ボーイング・エバレット工場→→→★★★