■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

アコルドゥ@奈良(その2)

2011-03-02 | 食べ歩き(奈良)
・まながつおのアサード 大豆の甘い印象添え
いよいよお魚がでてきました。
泡の中に隠れています。
写真写りはこうなんですけど、香りは芳ばしく身は柔らかく、そして味の余韻にわずかに白味噌が・・・。
なんと、白味噌の泡だったんです。



・牛頬肉の30時間火入れと炭火野菜の涙”ひとり静か”
カトラリーはフォークとスプーンでした。ナイフが無い。
すごく柔らかく仕上がってナイフが要らないんです。
炭火野菜の涙というのは、パプリカ(赤ピーマンとかの)を焼いて出る雫をぽたぽたと集めたものという説明でした。
お肉の上には月桂樹といろんな胡椒ミックス。塩もわずかに乗っていた気がしています。
シンプルなお皿からお肉を一切れ、ソース(スープ状)を一匙。
会話も止まって唸ってましたね。
この”雫”タダモノではありません。味わうには口を開けてられないのです(笑)



メインの2皿にうっとりしてるとチーズが出てきました。
・スペイン 羊たちのチーズ
胡桃とマルメロと言ったかなカリンのジェリー(羊羹みたいな状態)添えでした。



ようやくデザートです。
・冷たいカカオスープに浮かんだエスプレッソのかす、軽いコーヒーのクリームと今どきのカゼイン
よくわからないタイトルですが(笑)カカオをいろんな甘さと状態で楽しめました。
全体としてはそれほど甘くない、時々ほろ苦いデザートでした。


・「水面の月、スミレの海」
オレンジクリームのジェラート 炭砂糖と薄いパイの砂浜 柑橘の雲

まずお皿が運ばれて、目の前でスミレのソースをかけてくれます。

このスミレ、シェフが摘んだスミレだそうです。
ソースにするためにはいったいどのくらいスミレを摘んだのかなぁなんて考えてました(笑)
キレイなスミレ色の海の香り、酸味のあるジェラードを楽しみました。



私たちがランチ最後のお客でしたので、食後のお茶をいただきながらシェフといろいろお話しできました。
表現したいものをお皿に作り上げていく、毎日それに向き合っていくというのはたいへん厳しい世界に違いありません。
オープンキッチンでの作業を終えたシェフは輝いて見えました(^^)







akordu(アコルドゥ)モードスパニッシュレストラン

住所:奈良県奈良市富雄北1-1-1

営業時間:ランチ:11:30~    ディナー:18:00~
定休日:月曜日






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。