■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

アコルドゥ@奈良(その1)

2011-03-01 | 食べ歩き(奈良)
2年ほど前から一度は訪れてみたいお店でした。
どうせなら興味のある行ってみたいお店に行くべきだ!
と、背中を押してくれ予約を入れてくれたお人がいました。
持つべきは友達ですね(^^)

雨女の汚名を返上すべく、雲ひとつ無い快晴で関西遠征がスタートしました


ようやくたどり着いた扉の前で深呼吸をひとつ


高い天井のダイニングを抜けて、この店のオープン時に増築されたテラス席に案内されました。
いよいよお料理のスタートです。
この日はランチタイムでしたが、ディナーコースでお願いしました。


まずはお茶を一服です。なんと!『牧草』のお茶です。
マジでこの枯れた葉(干草)にお湯を注いで丁寧に淹れたお茶でした


次は・『深い森のモヒート 柑橘とハーブのアペリテボ』
丸いグラスに閉じ込められた牧草を取ると、なかから小さくてこんがりとしたボールがでてきました。
この干草で瞬時だけスモークされているとのこと。
暖かい揚げ物と冷たくて酸味のある柑橘ムース。なかなか気の利いた取り合わせでした。


・パンにつける二種類のオリーブオイルと醗酵バターとヒマラヤの塩。
オリーブオイルは白濁したほうがイタリア産、透明度のあるほうがスペイン産だったかな、確か(^^;
醗酵バターはオリーブオイルを混ぜて乳化させてあるということでした。


・土にまみれた野菜(冬)
調理したオリーブを黒い土に見立ててデザインされた一品でした。
口の中に入れてもモシャモシャしましたよ(笑)@オリーブ



そんな風にして、どのお皿も”大地がテーマの絵”が描かれているようです。
フランス料理出身のシェフがスペイン・バスク地方で得たものは何だったのでしょうか。
シェフ曰く、「まず表現したいものを決めてからお料理にとりかかる」のだそうです。


・春先の白アスパラ クロロフィルのクスクスと冬葱のクロカッサン
パスタとバジリコでクスクスを表現しています。冬葱は紙より薄いって感じでした。


・フォアグラのテリーヌ 赤いリボンと酢漬けのサラダ
このフォアグラは野生的な匂いがちゃんとしました。
フレンチっぽいフォアグラだなぁと思って食べました。


・オリーブオイルの砂 日本のネギと椎茸、ジロル茸、卵黄とスミレ
これはまことに美味しい、そして興味深い絵でした。
食感、食材各々の香り、それぞれが独立した味なのに一緒になった時のハーモニーが凄い!。
卵の黄身はねっとりと濃く、そして実に懐かしい味がしました。


・ニホンテキナオワン たらの白子と軽いサルサベルデ

深いお椀のなかに焼き白子。片面はレアで片面はしっかりした焼き色がついてます。
上から掛けられるスープが非常に良い香り(^^)


さて、アミューズ、前菜、スープと食べました。
続きはまた明日ね(^^)





akordu(アコルドゥ)モードスパニッシュレストラン

住所:奈良県奈良市富雄北1-1-1

営業時間:ランチ:11:30~    ディナー:18:00~
定休日:月曜日






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も行きました (arz2bee)
2011-03-01 22:27:34
 懐かしいなどと言うと大げさですが、はるばるわざわざ行きました。行って良かったお店の一つです。
返信する
>arz2bee (きき)
2011-03-02 03:42:34
そうでしたよね~。arz2beeさんに先越されて悔しかったんだ、そのとき(笑)
今回ようやく行くことができ、とても美味しくて満足しました。
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