■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

街でふと足がとまった写真

2006-10-03 | お出かけ日記
麺屋武蔵新宿店の帰り道、西武新宿線の駅を下見しておこうとテクテク歩いてた。
写真の交差点の左手、高架下を潜り抜けるとき壁が白いタイルできれいだなぁと思った。

そこには・・・赤い薔薇の花やピンクの蓮がぽっと咲いてた。

小窓がついていてちょっとした市民ギャラリーになっていたんです。

ほんのひと時、足を止めて眺めてみた。

まっすぐ見つめてくる花もあれば、首をかしげて微笑んでる花もある。
私のほうは見ずに自分の世界で咲いてる花もある。
陽差しを燦々と浴びてる場所もあれば影が交錯する場所もある。

「馬場安夫回顧展 花達の伝言」というポスターが貼ってありました。

私の近所に住む写真師匠も花の写真をたくさん撮ってます。
花がくっきりとまわりはぼやけて・・・というのは同じなのですが、花の存在が違うような気がします。

あぁ、この馬場さんという人はこうやって撮りたかったんだとわかるような作品でした。



普段の私は目的地にまっすぐわき目もふらずに歩くのですが、もう一度だけ立ち止まってしまいました。

渋谷で本屋さんに入りました。
入ったところは新刊書。通り抜けていこうと雑誌の前を通ったときのことです。
大きなラックがあって4列3段で表紙が重ならずに一冊ずつ見えるように展示されていました。

12種類の月刊とか季刊の料理雑誌・・・・そのなかでふと目に留まった椀物の料理写真。
黒いバックグランドから浮き出るように眼に飛び込んできた。
いろいろあるのにそれだけをじっと見ました。
そして通り過ぎて文庫コーナーに・・・・

でも、気になる・・・・あの写真。

足がとまってしまいました。
そしてそのまま数歩ほどバックしてじーーーーっと見つめました。
しばらくといってもほんの数秒でしょうか。
その料理の表面をじっと見つめたあとにある予感が・・・(笑)
雑誌を手に取り、やっぱりお友達の名前をみつけました

こんな広い東京で・・・・とちょっと嬉しかった瞬間です。


最近写真を撮ってるせいでしょうか。
目で見るよりもそのものの存在を強調できたりもするんですよね、写真って。
撮りたいように撮ることの難しさ。
こんなに写真が面白いとは思ってもみなかった



さて、今日は
こんな日は早寝しましょう!!


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