今週末は湿気の無い5月の乾燥した空気と大陸からの移動性高気圧に日本列島が覆われて更には
PM2.5の影響もまったく無い最高の撮影日和でした。
一日目の金曜日の夜の撮影場所としたのは室津半島の上関の小さな漁港近くの駐車場です。
きっと誰が既に撮影しているかと思っていましたが現地に到着したら誰もいませんでした。
結局夜が明けるまで一人での撮影となりましたが撮影の合間に双眼鏡をとっかえひっかえしながら天の川散歩をしました。
双眼鏡はダハタイプのニコン10倍42mmとニコン7倍50mmSPです。
瞳径がそれぞれ4.2mmと7.1mmですが普通の空では7.1mmまで瞳孔が開かないため
無駄な瞳径のようですがここの空の暗さではその大きな瞳径が絶大な効果で本当に天の川が綺麗に見えますし
バックグランドの暗さと輝く天の川の粒の輝きのコントラストがすごく綺麗に見えます。
ダハタイプの双眼鏡も最高の双眼鏡ではありますがコントラストは一歩譲ります。
日中はダハタイプが頻繁にピントを合わせ変えたりが楽で使いやすく
ポロタイプは大きくて左右別々にピントを操作するの扱いづらいですが
ピント固定の天体が対象だと問題なしです。
夏の天の川の中心部分がいて座の方向ですが遠くの小さな島の上から立ち上がる濃い天の川には感動もので
ここに来てよかったと思いました。
双眼鏡を目に当ててゆっくりと下から上へゆっくりと流していくとあちこちに散開星雲や球状星団そして
綺麗に輝く接近した二重星が次から次へと飛び込んできてずっと飽きることなく眺め続けました。
夜が更けて朝方になるにつれて日中は汗ばむくらいに初夏の気候のはずですが夜は冷え込んで15度を下回って
少し風もあって薄手のダウンジャケットでも寒いくらいでした。
最初はここ
この日はさそり座のS字ははっきりとさそりの形をしていました
さそり座あたりが一番夏の星座では賑やかに見えます
さそり座からいて座の夏の天の川
2017/5/26 24h17m16s 300秒×5フレーム
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm) f5.6 ISO800
スカイメモRで自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b4/8f904324bfe188a02992237418f96ac3.jpg)
私たちが見えている天の川は銀河系宇宙の渦巻きの部分ですその中心方向はいて座の一番濃い部分です
双眼鏡では真中に見える赤い散光星雲M8右側の一番濃い部分が暗黒星雲で黒い部分と明るい部分が
まるで墨流しのようにくっきりはっきりと見えました。
銀河の中心付近
2017/5/26 25h18m58s 300秒×5フレーム
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm) f5.6 ISO800
スカイメモRで自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/cd/a6c710466ef39deee872737b017f78a4.jpg)
北から南へ
はくちょう座の北側にはケフェウス座があってカシオペア座に続きます。
このケフェウス座のあたりが秋の銀河もしくは秋の天の川といわれるところで地味ですが味わいのある場所です。
ケフェウス座からはくちょう座の秋の天の川
2017/5/26 26h22m15s 300秒×5フレーム
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm) f5.6 ISO800
スカイメモRで自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/73/6d7c0f27098c302a14bb4e67d0cab5cb.jpg)
たて座の北側にはわし座のアルタイル、こと座のベガ、はくちょうざのデネブの一等星で夏の大三角形が構成されます。
デネブの直ぐ近くには北アメリカ星雲が見えます
はくちょう座からわし座の夏の天の川
2017/5/26 25h47m51s 300秒×5フレーム
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm) f5.6 ISO800
スカイメモRで自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/34/4dfab4d5ea6a11921f5209b40a810a67.jpg)
わし座からいて座の夏の天の川
2017/5/26 26h49m13s 300秒×5フレーム
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm) f5.6 ISO800
スカイメモRで自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/91/536d4f9acee64f9a05cabfa69824589d.jpg)
朝方に近づくと西の空にに天の川が傾き始めてきて夏の終わりを感じさせます
この写真は一発撮りです、低空まで晴れ渡っているのが見て取れます。
西に傾く夏の天の川
2017/5/26 26h18m59s 120秒
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm) f5.6 ISO1600
スカイメモRで自動追尾
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/8b/30b60c63784c9bf654cb0b83a4426cd5.jpg)
天文薄明が始まった真南の空
2017/5/26 27h41m07s 30秒
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm) f4 ISO6400
三脚で固定
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/8d/dff7272ae26093d964c27dc88cbc1cde.jpg)
東の空には金星が昇ってきました
島の向こうの灯かりは松山方面です
2017/5/26 27h37m53s 30秒
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(48mm) f4.5 ISO3200
三脚で固定
PM2.5の影響もまったく無い最高の撮影日和でした。
一日目の金曜日の夜の撮影場所としたのは室津半島の上関の小さな漁港近くの駐車場です。
きっと誰が既に撮影しているかと思っていましたが現地に到着したら誰もいませんでした。
結局夜が明けるまで一人での撮影となりましたが撮影の合間に双眼鏡をとっかえひっかえしながら天の川散歩をしました。
双眼鏡はダハタイプのニコン10倍42mmとニコン7倍50mmSPです。
瞳径がそれぞれ4.2mmと7.1mmですが普通の空では7.1mmまで瞳孔が開かないため
無駄な瞳径のようですがここの空の暗さではその大きな瞳径が絶大な効果で本当に天の川が綺麗に見えますし
バックグランドの暗さと輝く天の川の粒の輝きのコントラストがすごく綺麗に見えます。
ダハタイプの双眼鏡も最高の双眼鏡ではありますがコントラストは一歩譲ります。
日中はダハタイプが頻繁にピントを合わせ変えたりが楽で使いやすく
ポロタイプは大きくて左右別々にピントを操作するの扱いづらいですが
ピント固定の天体が対象だと問題なしです。
夏の天の川の中心部分がいて座の方向ですが遠くの小さな島の上から立ち上がる濃い天の川には感動もので
ここに来てよかったと思いました。
双眼鏡を目に当ててゆっくりと下から上へゆっくりと流していくとあちこちに散開星雲や球状星団そして
綺麗に輝く接近した二重星が次から次へと飛び込んできてずっと飽きることなく眺め続けました。
夜が更けて朝方になるにつれて日中は汗ばむくらいに初夏の気候のはずですが夜は冷え込んで15度を下回って
少し風もあって薄手のダウンジャケットでも寒いくらいでした。
最初はここ
この日はさそり座のS字ははっきりとさそりの形をしていました
さそり座あたりが一番夏の星座では賑やかに見えます
さそり座からいて座の夏の天の川
2017/5/26 24h17m16s 300秒×5フレーム
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm) f5.6 ISO800
スカイメモRで自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b4/8f904324bfe188a02992237418f96ac3.jpg)
私たちが見えている天の川は銀河系宇宙の渦巻きの部分ですその中心方向はいて座の一番濃い部分です
双眼鏡では真中に見える赤い散光星雲M8右側の一番濃い部分が暗黒星雲で黒い部分と明るい部分が
まるで墨流しのようにくっきりはっきりと見えました。
銀河の中心付近
2017/5/26 25h18m58s 300秒×5フレーム
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm) f5.6 ISO800
スカイメモRで自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/cd/a6c710466ef39deee872737b017f78a4.jpg)
北から南へ
はくちょう座の北側にはケフェウス座があってカシオペア座に続きます。
このケフェウス座のあたりが秋の銀河もしくは秋の天の川といわれるところで地味ですが味わいのある場所です。
ケフェウス座からはくちょう座の秋の天の川
2017/5/26 26h22m15s 300秒×5フレーム
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm) f5.6 ISO800
スカイメモRで自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/73/6d7c0f27098c302a14bb4e67d0cab5cb.jpg)
たて座の北側にはわし座のアルタイル、こと座のベガ、はくちょうざのデネブの一等星で夏の大三角形が構成されます。
デネブの直ぐ近くには北アメリカ星雲が見えます
はくちょう座からわし座の夏の天の川
2017/5/26 25h47m51s 300秒×5フレーム
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm) f5.6 ISO800
スカイメモRで自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/34/4dfab4d5ea6a11921f5209b40a810a67.jpg)
わし座からいて座の夏の天の川
2017/5/26 26h49m13s 300秒×5フレーム
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm) f5.6 ISO800
スカイメモRで自動追尾 ステライメージ8でコンポジット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/91/536d4f9acee64f9a05cabfa69824589d.jpg)
朝方に近づくと西の空にに天の川が傾き始めてきて夏の終わりを感じさせます
この写真は一発撮りです、低空まで晴れ渡っているのが見て取れます。
西に傾く夏の天の川
2017/5/26 26h18m59s 120秒
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm) f5.6 ISO1600
スカイメモRで自動追尾
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/8b/30b60c63784c9bf654cb0b83a4426cd5.jpg)
天文薄明が始まった真南の空
2017/5/26 27h41m07s 30秒
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm) f4 ISO6400
三脚で固定
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/8d/dff7272ae26093d964c27dc88cbc1cde.jpg)
東の空には金星が昇ってきました
島の向こうの灯かりは松山方面です
2017/5/26 27h37m53s 30秒
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(48mm) f4.5 ISO3200
三脚で固定
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/8d/9bc201af803fceac1275e2753e7b132d.jpg)