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MV 125S ミラー取り付け

2018-07-30 | WORKS
MV Agusta 125Sのミラーを取り付けました。

ミラーは70年代のNOSを使用しました。
ミラーはそのまま取り付けられませんのでバーを加工しました。
見た目が良くても後方が見えないのでは意味が御座いません。
カウルですのでライダーが伏せた状態でもスクリーンの外側からでも見える様に注意しました。




このカウルに加工は気が引けますのでステーを製作しました。
ステーは出来るだけ違和感を感じない様にカウルステーと同じ幅、厚みにしました。




穴あけ以外はすべて手作業。曲げ方や面取りなどセンスが問われる所です。






いつでも純正に戻せるようにすべてボルトオンでの取り付けです。








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MV 125S 納車整備中

2018-07-26 | WORKS
納車整備中のMVアグスタ125Sですが、海外より部品も届きました。

この個体はほとんど当時のまま、工具で触った形跡もほとんど御座いません。

出来る限り当時の雰囲気を残したいのですが、安心して走行出来る状態にしたいものです。
足回り、ゴム、配線類はリフレッシュして、テスト走行しながら状態確認する方法が良いと思われます。
ブレーキはスカラブが似合いますので出来る限り再生したいと思います。















配線もすべて引き直しの予定です。発電機は新品リプロダクトを使用しました。
インジケーターランプは当時の工場出荷の配列ですが、
日本車の感覚ですと一般的にグリーンがニュートラルですので念の為ハンドブックで確認しました。

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CERIANI フロントフォーク再生

2018-07-18 | WORKS
CERIANI フロントフォークを再生致しました。

DUCATI単気筒エンジンのナローケースに合わせるとのことでしたのでインナーチューブをカット、
CERIANIフォークでよくあるボトムチューブのクランプが破損していましたので、溶接による修復となりました。
クランプは過去に外側のみ溶接補修の形跡がございました。今回は破損箇所全周の溶接、整形となりました。
整形とは言ってもあまり追い込まず、強度優先とさせて頂きました。
クランプ内径はフライスで20.00mmに合わせ、新品シャフト現物合わせで小々大きくしました。















CERIANIのキャップ(31.50mm P1.25)に合わせてインナーチューブをねじ切りしました。
ねじ切りのみでなく、スプリングの滑りを考慮したテーパー加工、オーリングの潰し寸法も大切です。
ここのねじ切りはマニュアル旋盤によるネジ切りですのでミスしますと使用不可となります。
ミスの許されない集中力が必要です(すべての工程で必要ですが...)

インナーチューブカットに合わせてバネレートの変更、オイルの交換も合わせて組み立てさせて頂きました。

フロントフォークという箇所だけに車両から外した状態を想像しますと出来るだけ早期の納期を予定していましたが
予定より納期がかかってしまいました。それにもかかわらず、お待ち頂けて大変助かりました。ありがとう御座います。

お陰様で使用に耐える補修が出来たかと思われますが
実際に取り付けて走行しないと確認出来ませんので
不具合ございましたら申し付け頂ければと思います。


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DUCATI CORSE

2018-07-10 | WORKS
梅雨も明け、いよいよ本格的な夏ですね。

気温も暑いですが、整備中のバイクもHOTな内容です。
ご依頼頂けるお客様のおかげです。

ご満足頂ける様に気持ちを込めて整備したいです。

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