DuncanCycle-NewBLOG-

DuncanCycle HP http://duncancycle.com/

純正MACH1 整備進捗

2016-06-27 | WORKS
フルレストア中のMACH1ですが、外装部品を全て外注へ依頼致しました。

塗装は出来る限り当時のやり方をリクエストしました。






ステムシャフトは曲がっていましたので、製作致しました。
塗装後に分解組み立てすると塗装に傷が付きやすい箇所ですので先に取りけました。




リアサスペンションは、完全分解後にバフとメッキ加工します。






エンジンリビルドは部品が揃いましたので組み立てを開始致しました。




シリンダーブロックのベース面の面研も完了です。
この箇所を歪んでいますと、ピストンが常に斜めの状態になりピストンクリアランスが測定値より実際はきつくなる為
ピストン、シリンダーに大きな負担がかかります。



純正オーバーサイズのピストンを使用しました。ピストンリングはシリンダー寸法に合わせて製作致しました。




コンロッド小端部のブッシュもピンに合わせて製作致しました。

次回はクランク組み立て、芯だしを行います。
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純正 イエローデスモ 足回り整備

2016-06-25 | WORKS
リビルド中のイエローデスモですがタイヤ交換やブレーキの点検整備を行いました。

タイヤサイズは大きめのサイズでしたので純正サイズに戻しました。

弊社では珍しいディスクブレーキの整備。
この純正ディスクブレーキはカッコ良いです。










リアブレーキシューは交換致しました。
交換といってもブレーキシューが厚い為、ドラムに入らないので調整して取り付けます。







ヘッドライトレンズはヒビが入っていました。当時物のCEVのレンズと交換致しました。


テスト走行が楽しみです。
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純正 イエローデスモ エンジン始動

2016-06-21 | WORKS
リビルド中のイエローデスモもエンジン始動まで整備が進みました。




今回はOMEGAピストンを使用しました。
べベルギア調整、デスモシム調整はヘッド単体で仮組みしてから実際にヘッドを取り付けると
クリアランスが変わる場合が多いので調整、組み付けを繰り返し行います。
また試乗してからエンジンを開けてもクリアランスに変化があるので
ベストのクリアランスにする為、何度も分解調整を繰り返し行います。


ピストン、バルブ間のクリアランスも確認しました。良好です。


ロックナット、ロックワッシャー、ベアリング等の消耗品はすべて新品交換しました。


車体の配線は過去に整備された形跡が御座いました。
動作確認しまして不具合がなさそうですのでオーナー様とご相談の上、手を加えずそのままにする事にしました。



オイルラインは当時のメッキそのままで研磨のみで取り付けました。
外装が当時のオリジナルペイントですので、雰囲気を壊さないように心掛けて整備しました。



テスト走行まで形が見えて来ました。ここからが本番です。


弊社ではテスト走行後にエンジンを再度分解点検します。
エンジンを何度も分解点検する事は時間がかかりますし、
やらないで済むのであれば越したことはないのですが必ず行う様にしています。

これは過去のエンジンリビルドの経験上、
テスト走行後でないとエンジン内部の不具合を見つける事が出来ない部分があります。
不具合は過去例外無く(大、小ありましたが)テスト走行後の分解点検で見つける事が出来ます。


弊社ではご依頼頂きましたお客様に調子の良いOLD DUCATIにお乗り頂きたいと思っています。
お時間を頂きますがどうぞご理解の程宜しくお願い致します。


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マチレスG50&ノートンマンクスM30

2016-06-18 | その他
62'Matchless G50&62'Norton Manx M30




少しの時間でしたが大変楽しいひと時でした。ヒストリックレーサーはどこから見てもかっこいいです。

お忙しい中にお越し頂きまして有難う御座います。


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純正 イエローデスモ 発電機

2016-06-15 | WORKS


リビルド中のイエローデスモですが発電機からレギュレーターにつなぐ配線が劣化していましたので
交換致しました。




発電機を固定する純正マイナスネジは使用せず、ヘックスを使用しました。全て純正に拘る場合は変更しませんが
マイナスネジにロックタイトで固定してしまうと、ネジ頭が機能しなくなった場合、取り外しが大変になります。



また配線もローターに干渉しないように注意が必要です。ワイドケース後期の5本線はスペースが少なくローターとの間が
ギリギリなので配線の方向や位置を決めながらのハンダ付けが必要です。






見た目を損なわない様に。純正と同形状の配線と交換致しました。
配線部のダストブーツもひび割れ、固着していましたので新品に交換致しました。

次回はフレームにエンジンを搭載する予定です。
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For Sale 350 DESMO(現状販売車両)

2016-06-08 | 過去の販売車両

For SALE 350イエローデスモ委託車両のご案内です。状態の良いイエローデスモが入庫致しました。エンジンは350cc、フロントはグリメカダブルパネルです。リアサスはKONIが付いています。デロルトキャブレターに前期型のタコドライブが付いています。エンジンも前期型かと思われます。デスモヘッドである事も確認しています。メーターはキロメートル表記のスミス、スロットルはトマゼリ、スイッチはCEVです。三つ又はマルゾッキ、ハンドルバーは一体式のベルリッキです。アプリリア純正レンズです。ヘッドライトも純正アプリリアです。テールレンズもCEVです。シートカウルも純正かと思われます。前後リムはボラーニです。18インチで前はWM2で後ろはWM3が付いています。エンジンを始動してみましたが特に不具合もなさそうです。良い部品で揃えられた車両かと思います。


宜しければ弊社HPもご覧ください。価格等ご案内させて頂いてます。http://www.duncancycle.com/fan-mai-che-liang-motorcycle-for-sale/


弊社での整備歴は御座いませんので細かなコンディションは未確認です。

ご興味が御座いましたら是非お問い合わせ下さい。

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350ベント クランク再生 完了

2016-06-05 | WORKS
外注先にお願いをしていましたクランクピンとコンロッドの修復も無事に出来上がって戻って来ました。














スラストワッシャーとオイル蓋は弊社で製作致しました。
クランクピンとウェブの圧入しろを確認後、プレス機を使用して圧入致しました。






オイルラインを確認後、芯だし、測定を繰り返し行いまして完了。





養生をして発送致しました。大変お待たせをしてしましたが、良いクランクになったかと思います。


弊社では車両をお預かりしてのフルリビルドが多いのですがこのような各部の再生も承りますので
お気軽にお問い合わせ下さい。
コメント (2)
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