通称ホーンハンドルと言われるアップハンドルがついたアメリカンスタイルのマッハ1が完成致しました。
マッハ1と言えばセパレートハンドルのストッパーシートのモデルがメジャーですが
アメリカではアップハンドルのモデルもございました。Ducatiの公式ウェブサイトでも見る事が出来ます。
マッハ1の燃料タンク、SSIキャブレター、マーク3純正採用のダブルシートを取り付けています。
バッテリー点火方式です。
ハンドル周りは当時物純正品で揃えました。
チョークレバーは小型のタイプ、SSIキャブレターにはこのレバーが似合います。
ホイールは鉄リムではなく、ボラーニアルミリムを選択。貴重な当時物です。とても良いコンディションと品質です。
柔らかい乗り心地のダブルシートです。見た目を損なわない様にミラーはアンダーマウントにしました。
各ワイヤーはホーンハンドルの形状とのバランスを見ながら長さを決めました。
長すぎても短すぎても見た印象が変わったり、ハンドルを切ると引っかかってしまったりで、
納得出来るまで何度も製作し直しました。
マッハ1独特の形状となるステップ周りとキックスターターです。マッハはこのステップが似合います。
アップハンドルとの相性も良く、乗りやすいです。
マッハは純正シレンチュームが標準ですが大音量のファクトリーメガホンをご用意させて頂きました。
加工する事なく交換出来ますので気分によってサイレンサーの交換も楽しめます。
オーナー様には長いお時間を頂いてしまいました。いつも情熱的な内容のご依頼を頂きありがとう御座います。
お陰様で見た目だけではなく、安定してライディングが楽しめる車両になったかと思います。