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5月30日に袖ヶ浦で開催されましたサイドウェイトロフィーに参加させて頂きました。
主催者様のお気遣いが行き渡り安心して楽しむ事が出来ました。
今回の車両は1970年代にドイツで製作された一台と思われます。
イベントに向けて整備を行いましたが、製作者はDucatiを愛する趣の深いバイク好きだったのではと感じております。
経年劣化により燻んだニッケルメッキフレーム、オイルやグリスが染み込んだエンジンブロック等、
当時のプライベートレーサーの面影をそのまま残した雰囲気抜群の個体です。
ピカピカが似合う車両では御座いませんので全く磨いておりません。
雰囲気が台無しにならない事に十分に注意しました。ゴム類、電装系の交換や重要箇所の確認で良しとしました。
クロモリにTIG溶接のお陰か見た目以上にカッチリとしたフレームでした。
通常のモデルより垂直にマウントされたエンジンの影響もあり8000rpm以上からは強烈な振動を味わえました。
透明ホースから確認できるオイルの流れや、ドライクラッチの音など、走っていてテンションが高まりました。
純正ナローモデルよりさらに小さいこの車両はとにかく軽く、細めのタイヤが不安でしたがグリップも十分でした。
上記説明を長々と明記しましたが、私にとっての楽しみは当時の製作者に敬意を込めて、極力手を加えずに
当時のプライベートレーサーのありのままを感じてみたい、それだけの事です。