羊から猿

今年もあとわずかとなりました。


今年最後のお仕事はこちらの車両のレストアスタートでした。
写真のドカティはフレームの形状から1964年のファーストシリーズの初期マッハ1かと推測出来ます。
今からおおよそ50年前のオートバイ、私には今でも色褪せる事の無い魅力あるオートバイだと感じます。





こちらが今年最後のブログとなります。
2016年は1月6日から仕事を開始致します。


お陰様で充実した良い一年を送る事が出来ました
来年も宜しくお願い申し上げます
皆様良いお年を

ヴィンテージライフ Vol16

本日発売の「VINTAGE LIFE」に弊社が掲載されました。

ビンテージに関わるイベントや
車、オートバイ、時計、カメラなどを中心にさまざまな魅力的なお品がご紹介されている魅力的な本です。

是非とも年末年始はこたつで「VINTAGE LIFE」をご覧下さい。

年末年始のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
勝手では御座いますが下記のとおり年末年始休暇をとらせて頂きます。

12月29日～1月5日

お修理でお待ちのお客様、ご来店をご予定のお客様
ご不便をお掛け致しますが、
ご了承下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

DuncanCycle 増田裕二

VINTAGE LIFE Vol16

年末の12月29日に発売予定の「VINTAGE LIFE」　Vol16に弊社が掲載されます。





Photos by Yoshiro Yamada

DUCATIシングルの魅力をカメラマンの山田芳郎様による素晴らしい写真と文章でお伝え出来るかと思われます。
取材を頂いた際に山田様の仕事に対する丁寧な姿勢に刺激を受けました。
私も発売日が楽しみです。

450 ワイドケース エンジンリビルド

エンジンをリビルド中のワイドケース450ですがクランクケースをフレームに取り付けました。




クランク、ミッション、キックギアのシム調整も完了です。







ボルトは再生出来るものは再生し、状態の悪いボルトは新品に交換させて頂きました。
バフも下地処理は完了です。





フレームにエンジンを取り付ける前に、清掃です。普段は磨きにくい箇所ですので
しっかりと清掃、点検します。







チェーンブロックを使用してエンジンを取り付けます。
エンジン自体もフレームの役割となるダイヤモンドフレームですので取り付けの際には注意が必要です。


良い車両になるようにしっかりと整備したいです。

クランクシャフト再生

外注依頼をしていましたクランクシャフトの再生が出来上がりました。



テーパー部が損傷していますとローターの取り付けが出来ません。
充電が出来ないどころか多くのトラブルの元になりますので精度の高い修復が求められます。


クランクシャフトメインベアリング部もアンダーサイズでした。
新品と同じ寸法に再生致しました。（新品のジャーナルの径は２９，９８５ｍｍ）









仮付けしましたが、テーパーの角度もローターの位置も問題御座いませんでした。













組み込みが楽しみなクランクシャフトです。

SIDEWAY TROPHY 12/06/2015

12月6日に袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われましたサイドウェイトロフィーに参加致しました。






サーキット入口のトンネルを抜けるとタイムスリップしたかの様な雰囲気が待っていました。



このイベントはクラシックな車両でレースをするだけではなく、
ツナギやパドックでの衣類などにも拘って楽しむイベントです。










私は28番パドックでした。同じパドックの皆様とお話をしながら楽しくレースの準備をする事が出来ました。
以前に参加した時より車両台数も多く、賑わった雰囲気を感じました。









開会式や車検のステッカーもセンスが良く楽しめました。
このような内容は参加される方だけではなく、見学する人も十分に楽しめる事だと思います。






しかしながら私は赤いツナギにシルバーの髪.......何を目指しているのでしょうか？
完全に浮いてしまっています（泣）




3回の走行共にトラブルもなく、調子良く乗れました。いつもの事ながらライダーの腕に問題があります。


走行後は素晴らしい車両を撮影しました。このようなイベントに行かないとなかなか見る事は出来ないと思います。













このイベントを通して沢山の方とお話をする事が出来ました。
主催者様のお気遣いも行き渡っていて安全で十分にレースを楽しむ事が出来ました。

お陰様で気持ちよく時間を過ごす事が出来ました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

増田裕二