Mach1 各部品の清掃、仕上げ

MACH1の各部品の仕上げも完了しました。







純正品のペダルです。オリジナルのまま良好なコンディションですので錆と汚れを取り除くのみとさせて頂きました。






CEVの警音器です。錆が多かったのですがポリッシュのみで輝きを取り戻しました。とても良質なメッキだと思います。









各部品、分解清掃を行いました。このヘックスの内部も汚れを取り除きました。



カギが変更されていましたので純正新品を取り付ける予定です。
MACH1純正品はアプリリアのメタルのみのカギでは無くプラスチック付きかと思われます。
この年代のドカのカギは数種類御座いますがそれぞれ個性があり興味深いです。





リビルド済みのリアショックです。ワッシャーやナットは純正品を磨いて再生、ラバーコーンは全て新品です。
なめらかなショックの動きが期待出来そうです。

リアショックのリビルド

リアショックをリビルド中です。


ニコイチではなくハチコ二です。S様、いつも男前なご依頼有難う御座います。





8本の中から精査させて頂きましてこちらの部品で組み立てます。ロッドは硬質クローム、スプリングはメッキ屋さんに外注依頼致しました。







オイルシールは純正品です。経年劣化していますのでこのまま再使用ではオイル漏れしてしまいます。
しかしながら見た目は変えたく無いのでにシールを再利用し、㊙加工をしてオイル漏れを防止しました。




この部分も隠れてしまいますが外見は純正同様の仕上がりだと思います。
オイルを入れてオイル漏れが無いかを確認しました。




スプリングが届き次第組み立てたいと思います。
色々なリビルドキットやリプレイス品が御座いますが、そちらで満足できない方にはこのやり方をお勧めしています。
（リビルドキットやリプロが悪いという意味では御座いません）

ご興味の御座います方はお問い合わせ下さい。

純正MACH1 ホイール組み立て

下準備していた部品も揃いましたので、ホイールを組み立てました。




いつもの通り全ての部品を分解清掃致しました。清掃後、各箇所を測定し、必要であれば修正いたします。
テスト走行してみてからリアスプロケットは歯数を交換する可能性がありますのでまだロックワッシャーは
折っていません。






必要箇所にはバフがけを行います。スポークを組みつけてしまうとポリッシュが難しくなりますので
何度もポリッシュ、磨き残しの確認作業を繰り返します。




ドラムブレーキも測定、芯だしが必要です。ブレーキの効きに大きく影響します。






組み付けは純正アルピーヌスポークを使用しました。ベアリングはすべて新品交換しています。









タイヤはオーナー様のセンスあるリクエストによりイタリアメイドのピレリタイヤです。
パターンやロゴなど本当にかっこよく、MACH1に最適です。







せっかくですので、合わせてバルブも当時物に拘ってみました。
鉄リムやピレリタイヤにぴったりの雰囲気です。





スピードメーターギアもしっかりとした状態でした。
ここの部品は状態の良い場合が少ないので安心しました。




MACH1にはこのパターンが似合うと思います。取り付けが楽しみです。

夏季休業

誠に勝手では御座いますが弊社では下記の通り夏季休業を実施致します。

8/11（木）～8/18（木）

整備でお待ちのお客様、ご来店のご予定のお客様、
何かとご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承の程宜しくお願い致します。

ダンカンサイクル　増田裕二