MV Agusta 750 sport Drum Brake type
テスト走行も気合いが入ります。エンジンをかけて走行すると想像よりとても乗りやすく
5000rpmからはエンジンの特性が一気に変わる印象です。
エンジンとサスペンションの相性が良いのでしょうか、急なアクセルワークからの加速が十分に楽しめました。
グリメカ220mmダブルパネル4カム!!のドラムブレーキが特徴的です。
ヘビーウエイトな車両ですが十分な制動力を持ってます。
フェンダーも当時物、INOXの刻印が御座います。
ディスコボランテの下には素晴らしい造形の砂型エンジン、エキゾーストパイプも美しく上質なパイプ楽器の様です。
スプリング調整可能なセバック製のリアサスペンションもしっかりと機能していました。
走行中シャフトドライブの音も大変気持ち良く、個人的には大好きな感覚です。
この車両のハイライトと言える箇所はこの純正キャブレターです。
750Sドラムブレーキタイプにはこの4連UBキャブレターが似合います。
なかなか調整が難しく、デリケートで破損しやすいキャブレターという印象です。
アイドリングから高回転までスムーズです。貴重ですね。
練乳色の燃料ホースにバフ処理された角度付きのエアファンネルもカッコ良いですね。パーフェクト!!
ディストリビューターに付属するコンデンサー、Made in Germanyの当時物純正品。
配線の取り回しや配線バンド、CEVのリレーも当時のままの状態です。
メガフォンパイプのサイレンサーエンド。ここが綺麗ですと締まりますね。