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純正MACH1

2016-04-26 | WORKS

フルレストア中の純正MACH1ですが、本日エンジンをフレームから取り外しました。








いつも通りチェーンブロックを使用しながらエンジンを取り外しました。
各部に無理な負担がかからないので、安心して取り外す事が出来ます。






このエンジンは一度もブラストショットされた形跡が御座いません。
少しの傷、汚れは御座いますが軽い清掃のみでこのままで行きましょう。






初期フレームのMACH1、形状も素晴らしく、溶接ビートも肉厚でかっこいいです。






次回は各部品の洗浄、測定を行いまして部品を精査いたします。
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純正イエローデスモ クラッチ修復

2016-04-22 | WORKS
リビルド中のイエローデスモですがクラッチ回りを修復致しました。

クラッチアームはホール、ピン共に摩耗による大きなガタが御座いました。
ピンのみ新品交換してもホールが大きくなっていますので完全な修復は望めません。
ホールはブッシュ製作後圧入、ピンも合わせて製作致しました。













クラッチバスケットもベアリングを新品交換、クラッチプレートとの干渉によるガタも修正致しました。







この箇所の凸凹の修復は単に凸凹を無くす為に削ってしまうとバックラッシュが大きくなり、
部品精度が大きく低下してしまいます。
乗り心地にも影響してしまうので注意が必要です。


各部品が元の様に機能する事を確認して初めて修復作業をしたと言えます。

エンジンをリビルド後テスト走行してはじめて確認出来る箇所が多いので、
弊社のリビルドは修復出来るまで何度もエンジン分解組み立てを繰り返し行います。

お客様にはお待たせしてしまいますが、完成度の高いエンジンにする良いやり方かと弊社では考えています。
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450 マーク3

2016-04-17 | WORKS
弊社にてリビルドさせて頂きましたマーク3ですが、昨日納車させて頂きました。

ありがたい事に北海道のお客様からのご依頼でして弊社から自走で北海道までご帰宅されるとの事でした。

お客様のご期待に微力では御座いますが少しでもお応えしたいという想いと、
ご帰宅の際に整備不良によるトラブルは許されない事ですので弊社で出来る限りの点検整備、
テスト走行を繰り返しての納車とさせて頂きました。











少しのお時間でしたが納車の際にご一緒に走行させて頂きました。
ヘルメットやレーシングスーツ、ブーツなどのセレクションも素晴らしくお客様のライディングを見ていて楽しくなりました。


無事にご帰宅されたとのご連絡を頂き、弊社としましても安心しました。
お陰様でオートバイの楽しさを再確認する楽しい週末となりました。



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下地準備

2016-04-11 | WORKS
イエローデスモのエンジンも無事に分解が完了し、各部の清掃、ブラスト、バフがけを行いました。





ブラストやバフは十分に下準備をしてから行いました。この作業に限らず、作業の出来を左右するのは下準備で
ほとんど決まります。







バフは傷を取るために研磨しすぎてしまうと、ケースがやせて見えてしまいます。
当時のシェイプを残しつつ、光沢を戻すバランスが大切だと思います。
ロゴのある箇所やべベルトンネルの凹凸の箇所は形を崩さないように特に注意して研磨します。







部品は全て洗浄します。この作業で細かなダメージを発見する事や正確な数値を測る事が出来ます。





部品の洗浄は時間がかかりますが、正確な精査をする上で大切な作業となります。
精査後に修復する部品、そのまま使用する部品、交換する部品とに分けて、リビルドの段取りを進めます。



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純正イエローデスモ

2016-04-05 | WORKS






エンジン分解完了。部品の清掃、精査が始まります。
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