goo blog サービス終了のお知らせ 

覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

危ない! のび太クン

2005年03月28日 07時16分53秒 | Weblog
 先週、マラッカ海峡沖で日本船が海賊の被害に遭い、それも金品でなく、人命を担保に預かられるという災厄が襲った。



 先週、大山のぶ代の降板で藤子F不二雄を讃える アドマイヤフジ はドラえもん馬券で絶対だ! と単勝を確信した。私の馬券の中心は単 複 なので、これは絶対! という1頭が分かればあとはまあよい。が、傍らで、ドラえもんも、また静香ちゃん ジャイアン スネオ までみんな「好き隣人」なのだから、相手を取るならグッドネイバーは欠かせない との声があった。



 結局グッドネイバーは3着で、2着はタガノデンジャラス だった。



 なぜ、危険だったのか!
 私の妄想である。こうした問題の解決を政府関係者、相手国当事者が謀る場合、当然犯人の要求はランサム=身代金 であり、これには機密費が充当されると言う理解は日本国民としてその賛否はさておき、妥当なものだろうと思う。



 当事者であった 船の持ち主 近藤海事 社長は気を揉んだであろう。いや、夜も寝られないほどであったとしても無理からぬこと。そして、アドマイヤフジの馬主も心配しただろう。



 海賊の拉致事件!?私はそんなことより今週の自分の馬の方が心配だ、



とは思わなかったはずである。
 アドマイヤの馬の馬主 近藤利一さんは、さほど薄情な人ではない。わたしは、忘れもしない1999年ダービーの大勝負の時。テレビの前で、優勝馬主アドマイヤベガの近藤さんが表彰式で涙と共に現れたのを感謝と感激で見守っていた。
 近藤さんも仮に何の縁もない事業主だとて、自分と同じ名の一事業主 近藤海事の社長の胸のうちを察し、無事な解決を祈られたお一人であったと思う。



 かくして、人質は無事に戻り、近藤さんの馬は勝った。



 問題は今週もまた、近藤さんの愛馬アドマイヤマックス が勝ったことである。
 身代金はその支払いの有無も明かされてはおらず、定かではない。が、仮に何万ドルかが人命のため拠出され、その出所いや出費の埋め所が国庫の機密費なのか、または大多数の国民の敢えてそれと知らず拠出された余剰金なのか。
 もう1週の近藤さん。当事者だけ、あるいは分かっている人だけわきまえ、それと承知している身代金なのだろう。
 闇から闇へ...これも競馬のまた偽らざる、知られざる一面なのだから。



 なぜ、近藤さんの隣は危険だったのか。その危険を回避し、原状回復が為ったのだから、あともう1週の近藤さんを狙いどころにし、もう一方の原状をも秘密裏に回復に導いた企みは、天才武豊への賛辞の共鳴の前に大衆のあずかり知らぬところに置かれたのである。

余り見ないで下さい

2005年03月28日 06時33分08秒 | Weblog
 JRA中央競馬会のHP、ビデオインタラクティブを開くと、JRAテレビCMのところに、3月25日付けで、新たなブランド広告「デビュー編」がアップされている。

 どうやら、内容は競走馬物語。牧場を巣立った競走馬が、デビュー戦を迎え、それを見守る牧場の人々、馬主・騎手・トレーナーらとの交流をテーマに、ショートストーリー仕立てで、今後もシリーズを連続放映するらしい。



 小声で言いたい。


 この3月25日新規掲載 と題されたCFを見る。すると、馬のゼッケンが2つだけ出て来て読みとれる。1つは、パドック周回中の様子で11番ゼッケンの愛馬を向こうに、

 馬主は「落ち着け」と心の中で囁いた。

の文字が画面に浮かぶ。
 もう1つは、本馬場での返し馬のシーンで、9番ゼッケンの馬が映り、

 騎手がよろしくと合図を送った。

が画にあわせ、並ぶ。

 このCFを見た瞬間、今週26日27日の4重賞はひたすら何も考えず 9-11 を買おうと決意し、土曜日の中山の9番バルクが消えてもひるまず、日曜の重賞中山のマーチSの

1着 6枠11番 クーリンガー
2着 5枠 9番 サミーミラクル



  馬連 ¥、8250  馬単 ¥、16420

を美味しく頂く。
または、

9-11固定で、100円ずつ84点 3連単の馬券を買い、8400円を15万5660円 にする 


と言うのが、競馬の主催者を信頼し、信念を持った、楽しく正しい競馬のやり方である。

 人に知られないうちが、つまりは競馬会側が、まだばれていないと思い、続けてそっとやって来てくれる内が華である。
 また、このようなことがあるのを祈り、注意を怠らぬようにしよう。


愛 愛知県

2005年03月28日 05時35分33秒 | Weblog
 GⅠ高松宮記念は、結局私が最終的に残した2頭が 3着 2着に入線したが、勝ち馬即ち新たなGⅠホースを読みきれなかったこと、最終局面で不要と断じた8枠の武豊が1着入線 優勝した点でミスレースであった。
 私のやり方の基本「2分の1」 つまり、近い2つのレースで同じ状況があり、一方が発射すればもう一方は消し であり、その基本にのっとって本番武を切ったわけで、この基本戦略を変更するつもりは無い。

 宮記念11Rの前の9Rで8枠のアドマイヤムサシが勝つ。そして中山の10Rでダイワメンフィスが勝つ。この時点で、宮記念の8枠のアドマイヤ ダイワ=大和=ヤマト から、その8枠にブイヤマトが同居していることから、もう既に発射した8枠のアドマイヤと大和の枠は用済み と見なすのが妥当である。しかも、先週も私の大勝負レース 阪神の若葉ステークスで武アドマイヤフジはドラちゃん馬券で1着しているのである。
 日替わり週替わりで献立を考え按配している競馬会に取り、栄誉と賞金の山分け 極集中を避けるのが原則。中京2Rのカフェの降着処分中山9Rのブラックカフェ勝ちなど、材料はあったのに結局プレシャスカフェの勝ちの読みを換えなかったことが失敗であったが、長期的に見て、やはり極集中は上手に避けられるはずである。ま、日曜中京は10 11 12と3レース武が連勝した。
 フジテレビの中継で「さすが武さん!」と唸ってみせる井崎先生だが、この競馬と言うお芝居では主役脇役の役どころがあり、武豊が絶えず活躍するように演出されているので、勝てばさすがといい、負ければ「武さんでも駄目だった!」との発言は常套句である。

 ここで、わたしが考える春のクラシック武ディープの2冠は無し との確信への一歩がまた大きくなったのも事実で、主役はこける劇でも一層目立つ運命を負う。

 それは確かに、栄光の極集中はしばしば華麗な演出として行われる。オペラオーの年間GⅠ全制覇 ロブロイの秋GⅠ独占。スティルインラブの3冠。が、これはいわば山場として組まれるイベントなので、そのイベント性に気づけばそれに乗るもよし。
 が、原則は、たとえば武がエアシャカールで皐月賞を勝った時、武は1週前の桜花賞でも皐月賞と同じ8枠17番のエアトゥーレに乗り負けている。また、武がクロフネでダービー2番人気で8枠17番で惨敗した翌週の安田記念で、クロフネと同じ馬主のブラックホークはまた8枠17番に入り、単勝20倍を付けて快勝している。

 原則を変えることは無い。アドマイヤが秋のスプリントでも馬券が売れても、今回のカルストンやメイショウのように、売る側で、競馬会に貢献し、次回は引き立て役を担うと見てよいだろう。中山でクーリンガー勝てば、似た名前の中京クリューガーは消える。

 アドマイヤの集中は、私にダービーへの新たな見識を持たせた。今回の勝ちも井崎先生の言うごとく、見事な騎乗でもなんでもない。誰も邪魔し、競り掛けない4コーナー外から一人で疾走するという平凡なお芝居をして見せたの過ぎない。むしろゴール前で、来るか来るかと(安心して!)待ち構える蛯名カフェを最後きわどく差しきって見せた四位のキーンランドスワンの技量の方が、演出サイドまた演じ手側の注目することころであったろう。
 上手い騎手は際どい立ち回りを成就してみせる。今日の阪神のメイン鳴門Sの1着同着など、殊更の名手と言われるジョッキーでなくとも、やってのけられる、それだけの腕前のプロの乗り役と仕上げに抜かりない調教師である。サラブレッドは超のつく高性能のスポーツカーと見なしてよいだろう。名馬とは、従順 人の意を忠実に汲んで即座に再現できる馬であり、そうした訓練に馴染む血統が残されていく。

 今日(27日)皇族方は故高松宮妃殿下を偲び、100日法要で豊島岡墓所に参じられたと聞く。


 「優駿」付録DVDで、高松宮記念が行われる週に合わせ発売された4月号に唯一収録された昔の高松宮杯(記念)で、フラワーパーク田原成貴 が勝ち今回武豊が勝ったのと同じ枠連7-8で決まった映像を載せて暗に7-8を強調し、次のように暗示していた、と推察する。


 冗談と思い聞いてもらうが、地図を見ると、万博と宮記念の地 愛知県の 太平洋に突き出した2つの半島のうち、

 東が渥美半島で西が知多半島。
 渥美半島の先端の渥美町の接した北側が 田原市  一方、
 知多半島の先端がセントレア開港と合併で揺れた南知多町と美浜町 その接した北側の町が・・・武豊町(たけとよまち) と言う!

 古い話だが、昔武豊は第100回天皇賞秋・前にこの自分にゆかりの町を訪れ、「秋の盾(天皇盾のこと)はスーパークリークで必ず(オグリキャップを破り)勝つ」とリップサービスし、実現させた。

 この注目の地で、地元民にのみ一層好く分かり、喜びをもたらす 武豊町ネタの 武豊 勝ち。名古屋に比べ国際的に小さな町の中部国際空港開港と地球博。セントレアに降り立ち、万博会場に急ぐ人々の中でのささやき「へ~え、こんな町があるの。武豊町。競馬の人みたいだね」
 セントレア空港から急いだアクセスに頼らず、安いJR武豊線でのんびり会場へ向かう人に幸いあれ。

 一方が田原 一方が武豊。
 
 演出家は観客の用意周到を越えている。

(愛知県知多郡武豊町 の話は全て実話で、地図で確認して下さい。わたしはそれを援用する演出側が賢いと言っているのである。羽ばたけセントレア!)