今回の有馬記念。先ず第一に枠順公開ドラフトで、辿り着いたのが、疑っていた ジャスタウェイ この否定だった。2歳GⅠ連勝の蛯名と同居したことで、これは違う、とかなり明瞭になった。
これも踏まえ、同じ安田記念馬が土曜に出走することから、前日 阪神カップ 8番人気の 4枠8番 リアルインパクト これを本命視し、鮮やかに 馬連 90倍 馬単 196倍 まで御伝えし、頂戴した。
これはさて、次に出馬表で注目していたことが
ウオッカ を探せ!
これだった。ある事柄から、今回は ウオッカが乗り代わりで勝利したレースが再現される、これを察知し、恐らくは武豊から岩田に乗り代わり勝利したレースの再現だから、先ず注目は7枠だった。
ウオッカ これと同じ角居厩舎は3頭出走。どれかの枠であり、
3枠 5番 ラキシス 角居厩舎
3枠 6番 トゥザワールド
6枠11番 サトノノブレス
6枠12番 デニムアンドルビー 角居厩舎
7枠13番 エピファネイア 角居厩舎
7枠14番 ゴールドシップ 岩田(乗り代わり)
このどれか。人気からも7枠を先ず疑ったのは当然。
ただ当日最後の情報でも、同じ 4文字牝馬 ラキシス 角居 これが位置的にも岩田で安田記念を勝った折と合致し、極めて疑わしいが、まさかこの人気薄がこのメンバー揃いの中でやってくることは稀。わたくしは矢張り囮濃厚だが、3着ならば、と見ていた。
該当『優駿』ページの解読から 2枠 ジェンティルドンナ 有力・濃厚は当然。プレゼンターの「石橋」枠であり、31ページを見ると、引退レースの馬の発射であり、記事をよく読めば、一見ジャスタウェイに見え、実はジェンティルドンナを指していることは読み長けたわたくしには自明。
そして、枠なら 2-7 本線 これが基本線になると見ていた。59ページにも出ていた サトノの馬 だが、これは前日の阪神Cサインで、サトノは既に使い尽くされた観はあり、また、これまた阪神C、4枠のインパクト馬 人気薄で発射済み で、翌日有馬でまた4枠のインパクト枠。これは考えにくいが、これならひょっとして、と云う可能性のある1頭だった。
そして迎えた当日。最大の驚きは 7枠13番 エピファネイア 薄まり、この否定だった。有馬直前に組まれた、新たな重賞 ホープフルステークス これまた人気薄 7番人気8番人気の組んだ3枠をある明瞭な根拠から疑ったわたくしは、これから2枠、即ち 枠連 2-3 で決まって欲しかったが、人気の5枠との決着 枠連 3-5 も十分と見ていた。果たして、このレースで人気薄 3枠5番 コメート が発射し、優勝は
5枠10番 シャイニングレイ 川田 馬主・キャロット
これは
7枠13番 エピファネイア 川田 馬主・キャロット
直前重賞勝利が 同一馬主・同一ジョッキー。これが明確な否定だった。
当日申し上げたように エピファネイア 母シーザリオ これがシェイクスピアの『十二夜』のヒロインで、双子の兄妹の活躍する喜劇で、だからこの双子性強調の為、12番13番 角居厩舎 を並べているのであり、第59回 の有馬だが、第59回のダービー ミホノブルボン のレースと同じ 7-7 を人気にして見せていることも察知していた。そこで、皆様方にも、7枠ならエピファネイアだと思うが双子性を模している以上、ゴールドシップとのどちらの取り違え、幻惑なのか。これこそ向こうの遣り口で、一体どちらなのか解からないことを申し上げていた。
結局、最後にわたくしは 2枠4番 ジェンティルドンナ 7枠14番 ゴールドシップ この基本線に辿り着き、が、再三疑いを申した 3枠の角居厩舎枠。これも3着ならと押さえに勝負に出た。
結局、この両頭に 3枠6番 トゥザワールド この3枠同居の人気薄が割って入ったわけだが、3連複 4番14番と3枠押さえ この152倍は間違っていなかった。
今回のファン投票 第59位 オーシャンブルー だが、一昨年、この有馬で発射した人気薄ゼッケンが 3枠6番 だった。
売れ筋を用いた、きゃりーぱみゅぱみゅ → アローキャリー の桜花賞
1着 7枠15番 アローキャリー
2着 3枠 6番 ブルーリッジリバー
3着 2枠 3番 シャイニンルビー
この上位 2枠 3枠 7枠 この競馬だった訳だ。同じ 3枠6番 2着 これを告げていた以上、文句は言えない。
総括し、今年菊花賞の折、向こうの「三本の矢」、このアベノミクス的発言で気付いたが、思えば年間を通し、先ずクラシック三冠
皐月賞 1枠 2番 イスラボニータ
ダービー 1枠 2番 ワンアンドオンリー
菊花賞 1枠 2番 トーホウジャッカル
総て同じ位置の優勝。フルゲート18頭必至となるクラシックでは、これは20番目である。この総て20番目優勝。これは トウカイテイオー のダービーをなぞったのではなく、実は去年の大きな日本を揺り動かす出来事
2020年 東京オリンピック 再度開催
これから着想されている。この再度=2度目こそ、
天皇賞・春 宝塚記念 ヴィクトリアマイル での同一馬連覇
天皇賞・秋 = ジャパンC 去年と同じ、2つが全く同じ枠連・馬番
有馬記念 去年と全く同じ枠連・馬番
この2度目の実現。これを具現した演出だったと言える。
年間最大の裏テーマこそ、6年後東京五輪が2度目となる、この国民的開催への祝辞。意気込みの表明だった。
結局、最後の大一番・有馬記念も、最大サインと合致する、露骨な3枠よりも人気の7枠の方に惹かれたわたくしの、ズバリ!とはいかなかったレースだが、最終週、3つの重賞の2つを人気薄から獲り、1つは3連複で、が、このメンバーでならかなりの高配当で、やはりこの「脚本レース」の強さに痺れた印象的なレースだった。個人的には、総ての直前レースが終わった時点で 4番 ジェンティルドンナ この単勝 870円 これも買ったレースで、直線 エピファネイア と叩きあい、なんだ、これで決まると見たら、ゴール前、転覆が待っていた。
結局は人気の7枠より、露骨な人気薄3枠が「脚本レース」の告げる正解だった。
1月号のメッセージ。実はいつも最初に読む、巻末編集後記。ここには
有馬記念 2分半のスペクタクル
この表現があり、これをサインと見て、かつて中央で走っていた 福永甲(祐一の叔父さん)厩舎 スペクタクル これが1勝馬で、その唯一の勝利レースこそがサインで、これが絡むと考えていた。
2007年7月22日 函館6R
1着 7枠 7番 スペクタクル
2着 4枠 4番 ムソウ
(11頭立て)
このままの馬番で 例えば 4番15番 決着 または 4番7番 決着 なども検討した。結局このメッセージからは 4枠よりも4番 ジェンティル だろうとの結論を主張し、第一に 4番と7枠決着 これを第一と見て、申し上げた。
直前 中山9R で 川田&キャロット 発射優勝 これでは慌てるが、わたくしもこの意外な発射で対処、判断を余儀なくされる。これは向こうの遣り口なのである。
一般レースは飾りではない。クライマックスこそがメインなのである。
昨日も朝から、キャロットの優勝が続き、わたくしもどうやら~、と思う日中だったのである。
もう1つ。終わったからお話してしまう。この12月、修築を終えた中山。ここには、馬の息遣いやレース後のジョッキーの表情などを克明に見ることの出来る、
グランプリロード (花道)
これをJRAはオープンさせ、ファンにプレゼントした。これまた、かつて5戦出走した グランプリロード 北橋修二厩舎 このサインであることを当初から読み、この1頭は出馬表に載ること、5回。だが、最初のレースは除外となり、実際に走ったのは4戦のみ。これが12月の4つのGⅠの数と合致するので、明白にサインだと読み、その通りだった。
除外となった緒戦 枠連 5-7 これが12月最初のGⅠ チャンピオンズカップ の前日ステイヤーズステークスと合致したので、一層確信は深まった。この グランプリロード = グランプリ有馬に続く道 でぴたりだった。そして、道 = ジャスタウェイ との連想も直ぐ浮かんだ。最終的に、この馬の最後のレース。この最下位こそ 4番ゼッケン で引退レース、グランプリ直後引退式なのだから、これだな、と感じたのが直前だった。
31ページと合致する 8枠の藤沢 サトノレオパード からの江坂特別 の馬連 7210円 中山ホープフルステークス と的中も続き、前日阪神カップ的中もあり、一桁大きい0の付く配当も目論んだ有馬だったが、普通のGⅠ勝ちだった。
長嶋さん、2月20日誕生日のミスター、あなたJRAに招待され、当日中山までお出掛けになられたんでしょ。
正月は早く、金杯の発射サイン。既に、昨日あるレースで出ているので、3日から読み込み、4日から 2015年 平成27年のスタートを切る。
皆様。よいお年をお迎え下さい。一層慌しい年の瀬ながら、大勝の凱歌。新年早々にも再び!