今年、2012年秋のGⅠサイン馬 これは
ネオザウイナー
だった。そう断定したのが、菊花賞の頃だが、これはわたくしの推定ではなく、JRAがはっきりとこれを告知してきたものである。
秋GⅠシリーズ開幕に併せ、向こうが放映を始めた、JRAのTVCM このGⅠシリーズバージョンは悉く、冒頭が
THE WINNER ザ・ウイナー
この文句の絶叫から始まり、各レース毎に思い出の過去の名馬のレース映像を流した。この折、調べ上げた、この秋開幕時点での、JRA唯一のウイナー馬名馬は、上記の小崎憲厩舎 ネオザウイナー だけだったのである。この厩舎は、春先にスマートファルコンに武豊を配し、ドバイワールドカップに挑戦。スタートの出遅れが総てと云う言い訳で惨敗。その埋め合わせにこのような大仕事の任が回ってきたものと拝察する。
この ネオザウイナー の2012年、今年に入ってからの出走レース、これが順々にこの秋のGⅠレースと連動し、遂に最後の有馬記念まで、前記事で示した特異日レースと異なり、一度の例外も無く、敢行、実行されたのである。
今年1月14日小倉9R この馬が2着で、優勝が 8枠16番 これが秋GⅠ第一弾、スプリンターズステークス 8枠16番 ロードカナロア 優勝 これが始まりだった。
1月28日小倉9R ネオザウイナー勝利で、2着が 1枠1番 これが、秋2つ目、秋華賞 1枠1番 ヴィルシーナ 2着に連動する。そしてこの折、真に不思議ながら、JRA=向こうは、秋華賞の週から、翌週菊花賞に向けたとも思われる、THE WINNER のCMを流していた。だから、何故か、秋華賞の週、TVCMは ミスターシービー三冠達成の菊花賞の放映。これが実は、秋華賞での三冠達成、ジェンティルドンナ 勝利 をも告げるものだったと言える。だから、翌週菊花賞の週も同じCMで、わたくしはこの2つの連続が、
秋華賞 菊花賞 ともに 1枠1番 内田博幸 発射
これの告知で、この上記1月28日 ネイザウイナー の2戦目が、例外的ながら、揃って秋華賞・菊花賞のサインだったと見做している。この不規則にも映る所業が向こうの遣り口で、次の仰天が待っていた。
3月11日中京11R この次のネオザウイナーのレースが、枠連 2-6 4番12番 で決まった。これが次のGⅠ天皇賞・秋 そのまま 枠連 2-6 4番12番 で決する。12番 エイシンフラッシュ 4番 フェノーメノ 着順も、12番→4番 で全く合致する。上記の読み込み。このネオザウイナーこそこの秋のサインであることの堂々たる宣言であった! 被災日1周年のこの日のレースの貴重さ、意味の重さがよく解かる。
3月24日阪神12R 1着 7枠10番 2着 2枠2番 13頭立て これが次の、エリザベス女王杯 この予告であることは疑いなかった。わたくしは、かねての狙い通り、10番 オールザットジャズ と見たが、実に13頭立て2番 = 換算 15番 レインボーダリア 人気薄の劇走だった。ここで完全に肩透かしを食った形である。
次の出走が 4月14日阪神10R 枠連 4-5 マイルチャンピオンシップ は、枠連 1-4 で4枠の告知、連動。
さらに、6月30日中京9R 枠連 7-8 15番16番 これが、ジャパンカップ予告で、枠連 8-8 17番15番 8枠15番 ジェンティルドンナ 優勝馬の位置の告知だった。
次のネオザウイナー出走が、7月21日中京10R 結果は、枠連 6-7 14番12番 これが次のGⅠ ジャパンカップダート へ向け、直接で、枠連 6-7 14番 ニホンピロアワーズ 12番 ワンダーアキュート そのまま。2度目の完全告知だった。
9月15日阪神10R 枠連 4-8 6番14番 これで次の 阪神ジュベナイルフィリーズ 枠連 1-4 1番7番
10月8日京都9R 枠連 3-8 6番18番 これで、朝日杯フューチュリティステークス 枠連 3-7 5番14番 3枠大丈夫の告知。
そして、実に今年のネオザウイナーの出走が終った! この10月8日後、あと1回出走して来てくれれば、これが有馬記念告知になると踏み、てぐすね引いて待っていたが、放牧中のまま。遂にターフに戻らなかった。
で、有馬記念。どうしたものかと思い、着想したのが、このネオザウイナーの10月8日出走以降の、別のウイナー馬の出走レースだった。
それが、10月28日京都8R ゴールデンウィナー の出走したレースで、結果は 枠連 5-7 10番13番 だった。これもあり、わたくしは、7枠13番 ゴールドシップ やはり最終的に軸で間違い無しと踏んだ。
しかも、このレースには、2頭の顕著な出走馬が揃っていた。
3枠 5番 ミッキーヘネシー
7枠14番 ミッキーミステリー
実に、同じミッキー馬2頭が出走し、それが、3枠と7枠 馬番 5番14番 だった。
結局これが、有馬記念前日の、J・GⅠ 中山大障害 この枠連 3-7 5番14番 の完全告知であるとともに、有馬記念 枠連 3-7 この直接提示だったのである。
ウイナー馬、JRAがシーズン最初にGⅠCMのタイトルで、ザ・ウイナー! と絶叫し、全国のファンに伝えた、このサイン馬。かく活躍し、使命を果たした。
毎年、毎シーズン、必ずこのようなサイン馬が存在すると、わたくしは確信している。
わたくしは今、ある一冊の手帳に興味深く、見入っている。無論、『2013 優駿手帳』である。
皆様、よいお年をお迎えくださいませ。
様々の思いこぼれ積もる、年末。今年もあとわずか。総ての競馬ファンの皆様方のご多幸を心より、お祈り申し上げ、歌舞伎など見ながら、酌んでおります。また、来年5日 東西の金杯 でお会い致しましょう。
一年間、ありがとうございました。
また一年間、皆様本当に、お疲れさまでございました。
2013年 平成25年、素晴らしい年であることを確信しております!