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走れ!守れ!そして懸けろ!佐藤健&小松菜奈主演「サムライマラソン」来年2月公開!

2018-12-22 13:35:20 | 作品レビュー

さてさて、今週から私も忘年会が続いていまして、昨日は神楽坂で焼き肉忘年会、明日は池袋で忘年会と別の意味で多忙😉な感じですが、そんな中、今週は都内某所でバーナード・ローズ監督、佐藤健&小松菜奈主演「サムライマラソン」(18)を観て来ました。

1855年の幕末。アメリカからペリーという黒船が日本に上陸。それを外交ではなく侵略と捉えた安中藩主の板倉勝明(長谷川博己)は、黒船との闘いに備え藩士を鍛えようと“安政遠足(あんせいとおあし)”を開催し「優勝者にはどんな願いも叶えよう!」と宣言します。しかしこの十五理を走る日本初の遠足=マラソンには安中藩を謀反を企む藩と睨んだ幕府の密偵。板倉の美しい娘雪姫(小松菜奈)を我が物にせんとする重臣の息子辻村(森山未來)、侍になる事を夢見る俊足の足軽(染谷将太)ら様々な思惑を胸に秘めた者たちが参加していました。

さらには幕府は遠足に湧く安中藩へ冷酷非情にしてメリケン調達の拳銃を携帯した刺客集団(のリーダーにドニー兄貴と激闘を見せた木幡竜)を送り込みます。そんな暗雲渦巻く安中藩と遠足を刺客から守り抜かんと固く決意する1人の男がいました。彼こそ安中藩勘定方の唐沢甚内(佐藤健!)。この唐沢甚内、勘定方は仮の姿でその実は幕府の隠密ながら、幕府の余りに非道なやり方に敢えてお上に背き、刺客集団に単身闘いを挑んでいくのだった!いま日本初の遠足が、まさに刀、手裏剣、銃弾が飛び交う鮮血に塗れた“戦(いくさ)”の場と化していく!!

ご覧のポスターからは一見コミカルタッチの作品と感じるかも知れませんが、実際は全編に渡ってシリアスかつ重厚な新感覚のサスペンス時代劇に仕上がっています。特に主人公唐沢甚内役の佐藤健、そして甚内と行動を共にする男勝りの雪姫役の小松菜奈の迫真の表情は強い印象を残します。

個人的には佐藤健がこれほどカッコイイ俳優だったのか!と改めて唸らされました。以前に屋敷紘子さんにインタビューした際、その準備で観た「るろうに剣心〜京都大火編」(18)の佐藤さんの頃から役者として、いや剣士に扮した表現者として一段と輝きを増した佐藤さんの颯爽とした姿に感嘆した龍熱でした。その佐藤健らの脇を豊川悦司や竹中直人らベテラン俳優が固める本作「サムライマラソン」は来年2月22日からロードショー公開となりますので是非!

 

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