超級龍熱

香港功夫映画と共に

トム・クルーズ21度目の来日!「ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション」記者会見速報!

2015-08-02 16:54:29 | ニュース
さて、今日は最新作「ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション」を引っ提げて21度目の来日を果たしたトム・クルーズと監督のクリストファー・マッカリーの来日記者会見に行って来ました・・・って、まず最初に私は言いたい!記者会見案内状には確かにトムやマッカリー監督と一緒にレベッカ・ファーガソンも来日!と明記されていたのに、当日に私が記者会見場に到着するとトムとマッカリー監督の席しか用意されていないではないですか!?
それを見て不吉な予感を覚えた私が配給の人に「レベッカ・ファーガソンは来ないの?」と訊くと、「ええ・・ちょっと来れなくなってしまって」と余りにも悲しい返答が!!(T_T)。
ウウウ!・・・私は今回の映画で最強セクシー女スパイを演じたレベッカに会えるのを楽しみにしていたのに・・・と涙を拭きながら、相変わらず輝く笑顔で颯爽と会見場に姿を見せた“伝説のスパイ”イーサン・ハントことトム・クルーズの約50分に及んだ会見でのコメントをどうぞ!

トム・クルーズ「ハロー!日本に来れて嬉しいし、こうしてまた素晴らしい国に来れた事は光栄です。実はこの「ミッション・インポッシブル」は2週間前にやっと完成したんだ。だから字幕を担当したトダサン(当日の通訳も担当の戸田奈津子氏)には何度も何度も字幕を変える羽目になって申し訳なかった(苦笑)。
僕は毎回自分の映画に対しては、僕自身が生徒になったつもりで映画のストーリーや映画作りに挑んでいるんだけど・・・このマイク、ちょっと下がってない?(苦笑)。直してくれる?(と、ここで暫くトムと関係者によるマイク応急処置が延々と続く!)良かった、直ったよ!まだちょっと下がってるけど大丈夫さ(笑)。
今回はエアバス(飛行機)にブラ下ったり、バイクで猛スピードでハングオンしたり、水中で呼吸を止めてダイビングしたりと色々やったけど、これらも素晴らしいスタッフが僕に付いていてくれるから出来た事なんだ。ただ皆さんには飛んでいるエアバスにブラ下るのはお薦めしないけど(笑)。
じゃあエアバスのシーンの話を詳しくしようか?あれは元々クリストファーのジョークから始まったんだよ。「トム、飛んでいるエアバスにブラ下がってみるのはどうか?」って。で、僕が「それいいね、やろう!」ってね(笑)。
勿論、パイロットやエンジニアとは何ヵ月もかけて準備をしたし、撮影に使用したロンドンの滑走路は物凄く寒いんだよ。その上僕は250ノットで上昇するエアバスにゴーグル無しでブラ下がるわけで、もう目なんかとても開けてられないし、空中では色々なゴミが飛んで来るから。だから眼球全体を覆うコンタクトを入れたんだ。
上昇するエアバスに僕はスーツを着てしがみ着いているんだけど、これはヒッチコックの「北北西に進路を取れ!」へのオマージュなんだ。
撮影時のロンドンは寒くてね、エアバスで千フィート上昇するごとに3度気温が下がるんだよ。それにエアバスのジェットエンジンの目の前にブラ下がってる僕は、ジェットの排気ガスをモロに吸い込むし、何よりもし鳥が飛び込んで来たらどうなるかも判っていたよ。
で、撮影当日の朝になって、エアバスに載って機内でモニターを見ているクリストファーにこう言ったんだ。「いいか、もし僕が空中でパ二クってるように見えたら、それは演技中なんだぞ!だからカットするな!」ってね(笑)。
でもいざ撮影が始まって、エアバスが離陸してグングンと上昇していくと・・・やっぱりこれは良いアイディアじゃなかったかな?と思ったよ!(爆笑)。
でも結局このエアバスのシーンは8回撮ったんだ。おかげでこうして皆さんに喜んで貰えるシーンが撮れました(場内、大拍手!)」

トムは他にも彼の少年時代のアルバイトの話や、もし「ミッション・インポッシブル」シリーズを日本を舞台に撮ったら?と言った夢のある話まで色々とサービス満点で話してくれました。それにしてもレベッカ・ファーガソンに会いたかった(T_T)。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする