tea's cafe (ぐるまにあんずdiary)

「あれなんだっけ?」っていちいち調べなくても良いように、備忘録・・・・

最も予約の取れないモダンフレンチ「ラペ」(La Paix)日本橋

2016-04-26 21:17:15 | 洋食
昨年暮れあたりから、良く話題に上るようになったお店です。皆さん予約を取るのにとても苦労してるそうです。偶然にもキャンセルが出たようで、直前なのに取れてしまいました。



今は無き日本橋の名店「メルヴェイユ」の田中支配人と松本シェフが2014年にオープンした「ラペ」(la Paix)さんです。



案内された席には、ウェルカムメッセージとメニューが。カトラリーのセンスも設えも隙が有りませんv(^_^)v



アミューズは「若鮎のムース・竹ズミを練り込んだ蒸しパン」と「白レバーのテリーヌ」です。濃厚なテリーヌに若鮎のムースの複雑な旨味、どちらから食べるかでひと悩み・・・



前菜1品目「ほたるいかキュウリのジュレ・ウニ添え」ほのかな酸味と爽やかな香り!組み合わせの妙にしばし感心しました。





お酒を飲めない僕には楽しみなパン。焦がしバターと無塩発酵バターがお洒落なトレイで提供されます♪





前菜2品目は「新玉ねぎと軽く炙ったかつお・新玉ねぎのソース」甘い新玉ねぎのソースに、酸味のある付け合わせ、技ありの組み合わせに思わず笑顔!これじゃ予約が取れないのも納得です。



前菜3品目は「いいだこと新キャベツ」ここからは温菜です。見た目よりしっかりした味付けですが、素材の味はしっかり!しかも複雑な組み合わせなのに、決してお互いが邪魔をしないのはさすがです。



前菜4品目は「京都長岡京の筍とフォアグラのバルサミコソース」ソース最高です!過去食べたフォアグラ料理の中では、間違いなく最強の逸品です!この時点でパンも4回ほどお替わりして、お腹はほぼ満足状態ですv(^_^)v





いよいよメイン!お魚はなんと「愛媛産いとより・ホワイトアスパラのソース」上に乗ってるのは旬のホワイトアスパラを薄く切って揚げたものです。フレッシュオリーブオイルがソースをいっそう引き立ててくれます。





メインの肉は「子羊のグリル」とっても柔らかい子羊と、組み合わされた京葱に、二種類のソースが組合わさって、コースのクライマックスを飾りますv(^_^)v



もうここでお腹いっぱいなんですが、パティシエの経験もある松本シェフの本領発揮!デセールです。一品目は「メルヴェイユ」の定番「韃靼そば茶のブラマンジェとゲランドの塩アイス」です。確かに凄く美味しいです!当時からのお客様は、これがないと許してくれないそうです(^ ^;



サービスのクオリティは、特別な日ならなおさら大切ですね♪





メインのデセールは二種類から「メロンのムースとジュレ」と別名「なんちゃってモンブラン」だそうです。組み合わせの妙はメイン料理に匹敵します。もう天才的と言っても良いのでは?



この別名「なんちゃってモンブラン」ですが、なんと「ふきのとうと桜のアイス」の組み合わせなんです。ふきのとうのざらっとした食感に、桜のアイスの甘味が加わると、不思議と「モンブラン」の様な味に変わります。こんな発想は、さすがモダンフレンチの旗手、松本シェフの本領発揮ってことでしょうか?遊び心も素敵ですv(^_^)v



食後のお飲物の後に、さらに「小菓子」が出て来たのですが、これ写真撮り忘れました(^ ^;

お店の案内のように、食材に拘り、和のテイストとおもてなしを大切にしたお料理は、遊び心・組み合わせの妙・クオリティとも最上級です。これなら予約が取れないのも当たり前。食べログのレビューに偽りは有りませんでした。もちろん、あのおせっかい本に星を付けられて載るのも時間の問題かと(´・_・`)

このコースでこのお値段はお得感もあり、最も旬な「東京モダンフレンチレース」でもあたま一つ抜けた存在では無いでしょうか?帰りには「焼き菓子」のお土産とともにシェフと支配人がお見送り!確かに今でも予約は取り辛いですが、一週間前あたりにキャンセルが出る事が多いそうなので、諦めずに是非トライしてみて下さい!

東京都中央区日本橋室町1-9-4 井上第3ビル B1F
03-6262-3959
営業時間
11:00~15:00(L.O.13:30)
18:00~23:00(L.O.21:00)
定休日:水曜日

予約が取れなくなる前にどうぞ!





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