徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

捨て犬・捨て猫…ほんの少しだけ光…。

2008-01-27 17:23:14 | ひとりごと
 あっちょんの記事をきっかけに、このブログでも、お仲間のブログでも、たびたび捨て犬・捨て猫のことを取り上げてきたけれど、今日の新聞記事に少しだけ朗報…。

 施設に収容された犬・猫に新しい飼い主が見つかったら、国がジステンパー(犬)や伝染性腸炎(猫)などを予防するワクチン代を負担してくれる…。
そんな制度が新年度から始まるという。
新しい飼い主の許で健康に暮らせるように…という配慮だそうだ。

 もうひとつ、収容された犬・猫は2~3日以内に殺処分されてしまうこともあるらしいのだが、新しい飼い主と出会える機会を増やすために国が3日分の餌代を負担するという制度も同時に始まるという。

 ワクチン代が保証されるくらいで引き取る人は居らん…3日間で何ができるか…という人もあるかもしれないが、これまでより少しでも生き延びられるチャンスが与えられたことは素直に喜びたい…。
何の施策もされていないことに比べれば一歩前進なのだから…。

 doveもこれほどとは思わなかったのだが、捨て犬・捨て猫は年間に30万匹以上が殺処分されているという。
それに対して引き取り手が有ったのは2万匹以下であるらしい。
人間のエゴの為に如何に多くの尊い命が失われているかを考えると…改めて唖然とする…。

 本来は飼い主の意識の問題なのだが…人の心の有り方も…行政的な手を打たなければ解決できないほどにまで荒んでしまっているのかもしれない…。
悲しいことだけどね…。

 この施策は民○の某愛犬家議員がたびたび提案してきたものだという。
犬・猫の殺処分数を今後の10年間で半減するという目標を達成するために、国が対策として導入したらしい。

 30万匹の命を救う対策としては、効果微々たるものと言えど、施設を直接管理する自治体ではなく、国が重い腰をあげ始めたことは評価できる。
導入してお終い…にならないように…さらなる尽力をお願いしたい…。