徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第百九「ナンテン・サンシュユ・モチノキ」

2008-01-06 21:56:21 | 植物
 今年に入ってまだ一回しか散歩に行ってないので、ストックしてある画像も残り少なくなってきました。
そろそろ出かけなきゃね…。
とはいえ冬の間は…野草はヨモギくらいしか出ていないしなぁ…。
鳥類の画像も…撮れるかどうかは…その日の運次第なんで…。
何か別バージョンを考えないといけませんな…。

パパさんの話では、この正月、群馬は雪が少なかったようです…。
愛知のはずれdoveんちの庭では、今年の外気が温かいせいか、すでにハコベがどんどん顔を出してますが、皆さんのところは如何でしょうかね…?

               

 さて…今日は木の実…。
これは散歩道の植え込みのナンテン(南天)です…。
ここは私設花壇にはなってないので…多分…市が植えたものでしょう…。
ナンテンは難を転ずる…と言われるくらい昔から生薬として使われています…。

 ナンテンの葉は御赤飯や祝い膳の折り詰めなど食物の上に直接置かれてあるのをよく見かけると思います。
これはナンテンの葉に防腐作用があるから…ということらしいです。
葉には咳止め、解熱、健胃などに効果があり、実には咳止めの効果があるようですが、毒性の強いものを含んでいるので、素人判断で薬として使うのは避けた方が良いそうです…。

               

 こちらはサンシュユ…これも散歩道の並木のひとつ…。
綺麗な実ですね…。
この実が不意に視界に入ってきた時…光沢のある赤色があまりに綺麗なんで見とれてしまいました…。

 最初はアキグミかと思ったのですが…実の形や葉の形が異なるので…別の植物だと分かりました…。
これも生薬になるそうです…。
強精剤・滋養強壮・解熱・止血・更年期障害などに効果があるみたいです…。

               

 最後はモチノキ…これは食用には…ならないんじゃないかな…。
この樹は散歩道の並木のあちらこちらで見かけます…。
鳥たちはこの実がお気に入りのようで、doveんちのモチノキにもよく食べにきています…。
この樹の樹皮から鳥もち(ホンモチ・シロモチ)を作ります。

鳥もち…分かるかなぁ…。
ゴキブリ○イ○イの粘着剤みたいなものだけど、黐竿(もちざお)という竿の先にくっつけて、鳥や虫を獲るんですよ…。

 doveの子供の頃…親父がよくこれでセミを獲っていました…。
黐竿は虫取り網の届かない高いところや狭いところまで届いて、しかも目立たず、便利なんですが、一発勝負だからコツが要ります…。
昭和初期生まれの年季の入った親父の腕には到底…敵いませんでした…。

あ~ぁ…天気予報では明日は雨のようです…。
デジカメ散歩は…無理みたいですね…。

残念…!