みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

まん防なんかぶっ飛ばせ!! 茨城県のいそざき温泉に一泊旅行にいってきました Part2

2022年03月17日 | 旅行

 さて、昨日に続いて、いそざき温泉旅行 2日目の朝があけました。

 昨日の夜の地震にはびっくりしましたが、幸いに、けがもなく、愛車 スバル R1 にも異常はなかったようです。すこし縁石から離れて駐車しておいてよかったです(段差で傾いていたので、何かの予感がして、後からバックして調整しておいたのです)。

 

 恒例の風呂上り、朝飯前の散歩に出かけます。

 

 まずは、「ホテル ニュー白亜紀」のすぐ隣「酒列磯前神社(さかつらいそざきじんじゃ)」にお参りに行きます。


 大名持命(おおなもちのみこと=大国主命)とともに国造りを行ったとされる 少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀った神社。

 社の周辺海岸の岩石群は南に約45度に傾斜して並んでいるそうで、その内の一部の北に傾いた部分、すなわち「逆列(さかつら)」の地名が社名の由来とされ、のちに酒の神様を祀るところから「酒列」となったとのこと。

 社殿に向かう300mの参道は、椿のトンネルや樹齢300年を超えるタブノキが密生して、ここもまたパワースポットにふさわしい雰囲気です。

 

 宝くじの当選祈願でも有名で、お祓いをしたジョイフル本田ニューポートひたちなか店内の宝くじ売り場から、数多くの宝くじ当選があり、高額当選した人が奉納した亀の石像は、撫でて祈ると宝くじ当選の御利益があるそうです。

 

 お参りを念入りにします。もちろんお金ではなくて健康を祈願しました。

 

 さて、これも有名だそうな、海の見える鳥居をくぐって、海岸に向かいます。

 

 遠く、JERA(東京電力と中部電力の燃料受入・貯蔵・送ガス事業および既存火力発電事業等を統合した会社) の常陸那珂火力発電所の特徴ある煙突が見えます。
 その向こうは、あの有名な日本初の原子炉の村「東海村」です。昨日も来る途中に「 原子力科学研究所」などの施設を横目に見ながらホテルまでやってきました。

 

 下りた県道の途中に小高い丘があり、「比観亭跡」という史跡看板があったので、逆バンクの石段のある山道を登ってみました。

 寛政2年(1790年)11月、水戸藩第六代藩主徳川治保が、酒列磯前神社を訪れた際、見晴らしの良い小高い丘の景色に感動し、その地に「お日除け」(あずまや)を建て「比観亭」と名付けたという場所。いまはあまり広々とした風景は見れませんでした。

 

 ここから、もう一度 酒列磯前神社の境内を通って、ホテルの方へ戻ります。きのう夜見た灯台を近くで見ようとしましたが、無人で側まではいけませんでした。

 

 ここから磯崎海岸の岩場におります。

 

 この岩場の石には、今まで見たことのない石が混じっていました。

 

丸い穴の開いた石です。

  

 

 















 これは、なんと貝があけた穴だそうです。

 カモメガイという貝で、丸く膨れた部分に粗い筋が切ってあり、やすりのようです。殻を動かして泥岩に穴を掘り進むのだそうです。

 よく見ると、穴に貝が挟まっているものもありました。面白いので、一つ「みっちゃん」のおみやげに持って帰りました。

 

 ホテルに戻って、ホテルの駐車場の奥に慰霊碑があったので、不思議に思って調べてみると.....

 

 この「ホテルニュー白亜紀」の前身が「国民宿舎 白亜紀荘」で、ちょうどこの駐車場のあたりに建っていたそうです。そして、このホテルの建つ台地は磯崎東古墳群そのもので、建設にあたって数多くの古墳を取り壊すことになったそうです。
 建設前に埋蔵文化財の発掘調查が行われたところ、無数の人骨が出土し、ここに慰霊碑をたてて無縁仏として供養しているのだそうです。そんなところに車を止めて、宿泊していたとはびっくりでした。

 このホテルの敷地も酒列磯前神社の土地で、現在も、ひたちなか市は神社に土地賃貸料を支払っているのだそうです。まさにパワースポットに建つホテルですね。

 ということで、待ちかねた朝食です。
 昨日の夜は控え目にしていて、かつ夜中に地震騒ぎで小一時間起きていたので、おなかがすきました。

バイキング形式でしたが、地元の「奥久慈卵」が売りということで、何かメインが卵づくしになってしまいました。

 あと、白亜紀名物「健康ねばねば丼」や「涸沼 (ひぬま)やまとしじみ」のしじみ汁(不漁のため冷凍ものだそうです)というのも堪能しました。バイキングといっても、手作り感があってよかったと思います。

 

 では、チェックアウトして今日の第1(第2?)目的地へ出発です。

 途中、県道6号沿いに茨城県内で初めて発見された、約6,500万年前の中生代白亜紀層の観光名所があったのですが、道路工事中で車を止めるところが見当たらずスルーしました。


平磯白亜紀層(中生代白亜紀層) 観光いばらきより

 

 まず、那珂湊魚港の「那珂湊おさかな市場」で干物をゲット。生の魚がめちゃめちゃ安くて、クーラーボックス持ってくればよかったと後悔。

 

 でっかい那珂川の河口の橋を渡って、酒列磯前神社の兄弟社、「大洗 磯前神社」に到着。

 

 酒列磯前神社と深い関係にあると言われ、2社で1つの信仰を形成しているという。

 大己貴命 (おおなむちのみこと=大国主命)が、祀られており、前出、少彦名命(すくなひこなのみこと)とともに、国造りを行うため、境内前方の岬の岩礁に降臨したとされる。だから、兄弟社なんですね。

 巨大な鳥居。

 

 ここも、りっぱな社です。

 

 そういえば、大洗というえば、「ガルパン」でしたね。もうよく覚えていないけれど、市街戦では、登場したのかも。

 

 

 そして、もう一つの目玉が、波が洗う海岸に建てられた「神磯(かみいそ)の鳥居」。本殿から約100段の階段を下りたところ(つまり帰りは100段登ることになります)にあります。

 

 満潮の時に、これを波が洗ったら、すごい光景でしょうね。残念ながらこの時間は海面は下の方。神々しいカモメがとまっていました。

 地震でくずれなくって良かったですね。

 ということで、ここでもパワーをもらって、次の予定に進みます。
 カーナビに入れた住所が、統合による閉店の場所だったという落ちがついて、回り道してたどり着いた「農産物直売所 サンフレッシュ土浦」。

 例のごとく野菜をしこたま仕入れました。

 

 そして、本日最後の目的地。茨城県坂東市にある「ミュージアムパーク 茨城県自然博物館」公園と一体化した博物館です。

 

 いつも、素晴らしかった、群馬県立歴史博物館と比較してしまうのですが、不満だった点がいくつか....。

①ガキがうるさい!! 今の親や教師は「図書館や博物館は静かに利用するんだよ」なんて教育しないのですかね?施設側だってそのくらいの指導をしろよ。

マスクと手消毒と検温ばっかりに気を取られているんじゃないよ。アホ!! と言いたいです。

②1994年(平成6年)開館ということで、施設の設備がもう時代遅れになっています。ディスプレイなんか解像度が悪くて、昭和のブラウン管テレビを見ているようでボ~っとして興ざめです。

 

 ③展示が教科書的で平面的。網羅してあるが、これといった面白味がない。
 こどもだってインターネットで知識をいくらでも入手できるのだから、ここでしか見られない学べないといった特徴をださないと今後の施設需要はないでしょう。

館内フロアマップ

 

 それにしても、すごい金をかけてあって、

本場の実物化石や隕石などが、すごい数展示してあります。

 

 まさかここで、バージェス頁岩の実物化石が見られるとは思いませんでした(文句を言いながら、結構楽しんでるじゃん)。

 

 グェ~ これケモチち悪いです。H・R・ギーガーのエイリアンみたいです。

 

 みっちゃんです。でかいです。

 

 つづけて みっちゃんです。

 猫の目から見ると、世の中はどのように見えるかという興味深い展示でしたが、武漢肺炎対策で触れられませんでした。
 おい!!その分入館料割りびけよ!!

 コロナ対策を理由に権利を制限しておいて、その損失の補填は一切しないことが、平然とまかりとおる変な世の中になってしまいました。

 

 動く恐竜の展示。これもすごい金がかかっていると思います。
 最新の研究に基づき、ティラノサウルスに毛の襟巻がついていました。

 

 ということで、今回の旅行日程は終了。無事に帰途についたと思ったら、西新宿JCTあたりで、例によって馬鹿が事故を起こしていて、新宿から永福まで50分以上という大渋滞。やっぱり馬鹿は死刑でいいですね。

 しびれを切らして、西新宿を通り越して富ヶ谷で高速を下り、一般道で自宅まで帰りました。時間は同じだったかもしれませんが、どうも、まったく動かない渋滞は我慢できません。

 今回も珍道中は、パワースポットに地震のおまけつきと、大変楽しゅうございました。

 

 

 

 





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