昨日に引き続き、ひたちなか 一泊旅行の二日目。
部屋がホテルの7階だったので、すこぶる眺望が良好でした。
右手に見えるのが自衛隊の勝田駐屯地の施設学校(施設科隊員(工兵)の教育を担当)。戦車などの武器は配備されていないようです。
だからか、自衛隊の隊員の方が、三々五々戦闘服のまま通勤してくるのが見かけられるのが面白かったです。施設学校だけに宿舎に詰込みではないようです。
恒例の朝の散歩。ひたちなか海浜鉄道の線路に沿って歩きます。
前回朝散歩した時に寄った「金上駅(かねあげ)」が遠くに見えました。
あの閑散としてた駅舎に乗客がいる~!!
と、散歩中なかなか見かけることができなかった気動車がやっと走ってきました。
ラッピング列車のスポンサーは、銅部品を加工製造する同市の高木製作所。列車の下半分は銅色にし、2カ所ある乗客の乗降口は、銅の接合に使う銀とメッキに使う金に彩られたデザイン。
列車には、阿字ケ浦駅近くにある堀出神社と、欲しいものが手に入る「ほしいも神社」、湊線を40年以上無事故で走った車両がご神体で交通安全や長寿の御利益をうたう「ひたちなか開運鐵道神社」の鳥居がデザインされている。う~ん、細かすぎてわからん。
ホテルに帰って朝食です。朝食はホテル代に含まれていますが、当日頼んでも700円といまどき格安。内容も品数が多くて悪くありませんでした。
さて、今日の第一番目の目的地は、再び水戸市内を抜けて笠間稲荷の近くの「笠間つつじ公園」へ。
標高143m、約7haの公園には、霧島・久留米・やまつつじ・大柴など様々な品種約8,500株が山一面に植えられており、4月12日~5月6日まで笠間つつじ祭りが開催されている真っ最中でした。
昭和41年に観光開発の一端として、5か年計画で富士山(ふじやま)を「つつじ公園」として造成し、春の観光資源とする計画だったそうです。
山の斜面一面につつじが植えられて、新緑との対比が見ごたえじゅうぶんです。
こんなに咲き誇るすごい数のつつじを見たのは初めてです。
ゴールデンウイークには大渋滞だそうですが、この日は平日で天気も今一つで人も少なく十分につつじを満喫しました。
さて、次はここから20分ほどのところにある「筑波海軍航空隊記念館」に行きました。県立医療センターの駐車場に停めます。
現存する海軍航空隊司令部庁舎内を、関連資料の展示と共に期間限定公開。 2018年、筑波海軍航空隊関連資料などを展示する展示館を旧司令部庁舎に新規併設。
筑波筑波海軍航空隊は1934(昭和9)年、霞ヶ浦航空隊友部分遣隊として開隊。1938(昭和13)年に独立、筑波海軍航空隊となる。戦闘機などの操縦訓練を行う海軍の練習航空隊であったが、アジア・太平洋戦争末期には特別攻撃隊も編制され、「特攻」の訓練も行われた。
新館1F ソロモン諸島より引き揚げられた零戦二一型後部尾が展示されている
企画展で「神雷部隊司令 岡村基春遺品展」が開催されていた。
通称「神雷(じんらい)部隊」。第七二一海軍航空隊は、特攻兵器桜花の実験・訓練部隊として編成され、太平洋戦争終盤に沖縄戦線で桜花を含む対艦特攻に従事した。。
新館2F には様々な史料・パネル展示がされている。
皆、達筆なのには驚かされ、自分も教養として字をきれいにしなくてはと、つくづく思いました。
パイロット装備の機能美ですね。
旧司令部庁舎 1F エンジンなどの大型展示。
旧司令部庁舎 2F
司令室や飛行長室が保存されており
『ゴジラ-1.0』『永遠の0』のロケセット再現展示されていた。
これで、今日の日程は終了。
お昼は、笠間市南小泉の常陸秋そば「てっぺん」で
けんちん蕎麦(950円)、天ざる(1,350円) やけにリーズナブルなので不思議に思ったら、やっぱり味はいまいちでした。
ということで、ゴールデンウイーク前の人の少ない時期での旅行を十分楽しみました。
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