久々に シンセサイザー KORG R3 をいじったのですが、肝心の エディターライブラリアン(R3 Sound Editor )が動きません。
いつも、ここで引っかかって、苦労するのですが、喉元すぎればで、何回もひどい目にあっています。
今回は、もう同じ手は食わないと、備忘録として、解決方法をまとめておきます。
それにしても、今は、Analog シンセサイザー 全盛期になっていますが、ヴァーチャル アナログ 機の KORG R3 は、すごく、分厚いいい音がします。
助けてくれたのは、海外サイト。KORG Forums の この記事。
もう、古い機種なので、こういう記事もなくなってしまう可能性があるので、いい機会でした。
あと、幸運なのは、Windows10 でも R3 Sound Editor が、動いてくれていることです。Roland なんかは、早々にソフトのサポートを打ち切ってしまい、新しいOSでは、もうダメということが多いような気がします。
KORGは、ソフトの更新はこまめではないですが、もともと、多機能でなくてもOSに依存性の少ないプログラムを作っているのが有り難いです。
で、設定の備忘録です。
【R3側の設定】
1.デフォルトで有効になっている write protect(書き込み保護設定 Shift+F8 →write protect メニュー→off→もう一度F8を押して終了)を無効にする。
2.メニュー EDIT-P43 MIDI Filter の SystemExメッセージ の MIDI フィルター を無効(enabled)にする。
3. メニュー EDIT-P42 MIDI routing を USB に。
【R3 Sound Editor 側の設定】
1.これが、いつも引っかかる原因のようです。
Preference(環境設定)の MIDI入力は 'R3MIDI入力'ではなく「R3 KBD / Knob」に、MIDI Outは 'R3 MIDI Out'ではなく 「R3 Sound」'に設定する必要があります。普通は、midiでSystemExメッセージ をやり取りするのですから、MIDI IN OUTでいきたいですよね。
2.ソフトを立ち上げて、最初に R3 本体からデータを書き戻すには、NEW File を作ってから、RECIVE ボタンを押します。
3.あと、忘れてはならないのは、Windows10 の頻繁な更新があるので、KORG USB-MIDIドライバーを最新のバージョンにしておかないと、R3を認識してくれなくなってしまいます。
これでOKです(のハズです)。もう、今後は泣かないぞっと!!
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