今日は息子の参観日。日ごろからお調子者で大勢のひとがいる前ではついつい調子に乗ってしまうことの多い息子・・・そのせいか参観の日はいつも「調子にのるあまり」息子の普段の様子が見えづらく「あぁ~、先生に迷惑ばっかりかけてるんや・・・」と悲しい気持ちになることも多かったのですが、最近はようやく落ち着いてきたようです。仕事を辞めてから、近所の仲良しなお友達と遊ぶ機会も増えたし、ママ友もできつつある今日この頃・・・父ちゃんも休みだったので夫婦そろって参観しました。
今日は楽器を使ったリズム遊びをしていたのですが、息子、先生のお話もちゃんと聞いて、歌も大きな声で歌えていたし、なかなかの成長がみられ親としてもほっとしたのですが、再三にわたって先生からちょこちょこ注意されていることがひとつ・・・。それはイスにすわっているときに無意識に「足を組む」ことでした。よくみると同じように足を組んでいて注意されている子供が何人かいて・・・家では足なんか組んでいる姿は見ないのでなぜだろうと思っていたら、父ちゃんが一言。
「あの保育園のイスが小さすぎるんや。他に注意されてる子も大きい子ばっかりやん」
なるほど~たしかに息子には保育園のイスが窮屈そう。息子はクラスの中でも背が高いほうで、身長は5歳ながら6歳児平均を上回る勢い・・・(しかし体重は軽めで平均値以下、服を買うのが非常に難しい体格です)だからみんなと同じようにイスに座ってじっとしていると足が窮屈に感じるんですね。そうは言っても同じクラスには息子の肩ぐらいまでしか身長のないお友達だっているし、保育園側としてもそれぞれの体格にあった備品を準備するほどの余裕はないのでしょう。体格で備品を区別してしまうと何かと不都合もあるのかもしれません。でもね・・・成長期だからやっぱり体にあったものを使用するというのは大切なことのように思うのですけど・・・。
今までも大柄な体格を知らない人に誤解され、座れないうちから座らされ後頭部を強打したり、立てないのに立たされて転倒したり・・・といったことが絶えなかった息子ですが、今でもやっぱりいろいろと日常生活には不便があるんだなぁ・・・としみじみ思ってしまいました。そういえば私も左利きなので、小さいうちからなにかと不便を感じていたなぁ・・・。時代は変わっても少数派には生きにくい世の中だということは案外変わっていないのかもしれません。
イスの話は今度の懇談会のときにでもちょっと話してみようと思いました(同じようにしばしば注意されていた子供のお母さんも同じことを言っていた!)背が高い、というのも案外苦労するものなんですね。