第42話
トーンはドクターの診察しか受けたくないと、他の医師や看護師のケアを拒むようになります。「私を愛してくれないなら、死んでやる」とくだらないことを言うトーンに、ドクターはうんざりした表情を見せます。一方、イムは母であるラオーオーンとドクターの仲をとりもとうとします。ドクターも一緒に旅行でもどうかと提案するイムに、ラオーオーンは困惑します。トーンヨットはイムに、「お母さんがヨットさんと復縁することには反対?」と尋ねますが、イムは「お母さんはもう、誰かと結婚なんてしないと思う」とヨットとの関係をきっぱり否定。その頃トーンのもとに、娼館から先輩娼婦がやってきていました。「あんたみたいな恥さらし、死んでもらうしかない」といきなり首を絞められます。
トーンは娼館に連れ戻されてしまいます。そこには病気で弱った母がいました。「あなたをヨットさんに預けたのは間違いだった」と言葉少なに話す母。トーンは母の足元にすがりつき、心から許しを請いますが、顔に醜い傷の残るトーンをもう誰も庇ってはくれませんでした。一方、ラオーオーンの屋敷では夕食会が開かれます。ヨットもプラヨーンと一緒に招待されていました。「今日の料理はとてもおいしいわね」というプラヨーンに、イムが「母が特別な人のために心を込めて作りましたから」というイム。自分のことだと勘違いしたヨットは嬉しそうな顔を見せるのですが、ラオーオーンは遅れて現れたドクターに笑顔を向けます。なんとなく見つめあい微笑みを交わす二人を、ヨットは苦々しく見つめます。
「夜も遅いし、もう帰ります」というプラヨーンに、あからさまな不快感を見せるヨット。子供のように自分のわがままを通そうとするヨットに、プラヨーンは毅然とした態度を見せます。「また明日、ゆっくり話をしよう」というヨットに、「どうぞ」とそっけなく答えるラオーオーン。ヨットが帰った後、ラオーオーンはドクターと話をします。「チェンマイへ赴任することになりました」というドクターの言葉に驚くラオーオーン。「あなたに結婚を申し込んで、一緒にチェンマイへ行きたい」というドクターの言葉に、ラオーオーンは困惑。しかしドクターのラオーオーンを想う気持ちに偽りがないこと、ラオーオーンの子供たちのこともわが子のように慈しんでくれていることをラオーオーンはよく分かっていました。手を握るドクターを、もうラオーオーンは拒絶できません。
ドクターの気持ちを受け入れたいと思いつつも決心のつかないラオーオーン。テープの遺影に話しかけます。そこへイムがやってきます。「お父さんだって、天国からお母さんの幸せを願っていると思う」と話し始めるイム。「ずっとドクターのことを見てきたけど、あの人はお母さん以外の人のことなんて少しも見ていない。お母さん以外に、ドクターにふさわしい人はいない」と言われても、ラオーオーンにはまだ不安が残ります。「私のことは大丈夫。ちゃんと弟の面倒を見ます」と笑顔を見せるイムに、ラオーオーンはようやく安心した気持ちに。イムに祝福されて、ラオーオーンもドクターのもとへ行く決心を固めます。
「チェンマイに一緒に来て欲しい」、ドクターも男を見せた!!
ドクターの告白には涙がでましたね。今までずっとラオーオーンの力になり、支えてきたドクターにも絶対に幸せになってもらいたいものです。それにしても、子供のようにわがままを繰り返すヨットには本当にがっかりです。すべて自分が招いた種なんですよね。女に全財産を持ち逃げされ一族の恥さらし者なのに、自分の捨てた元妻に今更ながら復縁を迫るなんて、本当に情けない。周囲にも愛想をつかされつつあることに未だ気がつかないのでしょうか。そしてとうとう娼館の売女にもどることになったトーン。きっと以前のように高級娼婦の扱いではなく、誰彼構わず客をとらなければならないのでしょう。すべては自業自得です。
トーンはドクターの診察しか受けたくないと、他の医師や看護師のケアを拒むようになります。「私を愛してくれないなら、死んでやる」とくだらないことを言うトーンに、ドクターはうんざりした表情を見せます。一方、イムは母であるラオーオーンとドクターの仲をとりもとうとします。ドクターも一緒に旅行でもどうかと提案するイムに、ラオーオーンは困惑します。トーンヨットはイムに、「お母さんがヨットさんと復縁することには反対?」と尋ねますが、イムは「お母さんはもう、誰かと結婚なんてしないと思う」とヨットとの関係をきっぱり否定。その頃トーンのもとに、娼館から先輩娼婦がやってきていました。「あんたみたいな恥さらし、死んでもらうしかない」といきなり首を絞められます。
トーンは娼館に連れ戻されてしまいます。そこには病気で弱った母がいました。「あなたをヨットさんに預けたのは間違いだった」と言葉少なに話す母。トーンは母の足元にすがりつき、心から許しを請いますが、顔に醜い傷の残るトーンをもう誰も庇ってはくれませんでした。一方、ラオーオーンの屋敷では夕食会が開かれます。ヨットもプラヨーンと一緒に招待されていました。「今日の料理はとてもおいしいわね」というプラヨーンに、イムが「母が特別な人のために心を込めて作りましたから」というイム。自分のことだと勘違いしたヨットは嬉しそうな顔を見せるのですが、ラオーオーンは遅れて現れたドクターに笑顔を向けます。なんとなく見つめあい微笑みを交わす二人を、ヨットは苦々しく見つめます。
「夜も遅いし、もう帰ります」というプラヨーンに、あからさまな不快感を見せるヨット。子供のように自分のわがままを通そうとするヨットに、プラヨーンは毅然とした態度を見せます。「また明日、ゆっくり話をしよう」というヨットに、「どうぞ」とそっけなく答えるラオーオーン。ヨットが帰った後、ラオーオーンはドクターと話をします。「チェンマイへ赴任することになりました」というドクターの言葉に驚くラオーオーン。「あなたに結婚を申し込んで、一緒にチェンマイへ行きたい」というドクターの言葉に、ラオーオーンは困惑。しかしドクターのラオーオーンを想う気持ちに偽りがないこと、ラオーオーンの子供たちのこともわが子のように慈しんでくれていることをラオーオーンはよく分かっていました。手を握るドクターを、もうラオーオーンは拒絶できません。
ドクターの気持ちを受け入れたいと思いつつも決心のつかないラオーオーン。テープの遺影に話しかけます。そこへイムがやってきます。「お父さんだって、天国からお母さんの幸せを願っていると思う」と話し始めるイム。「ずっとドクターのことを見てきたけど、あの人はお母さん以外の人のことなんて少しも見ていない。お母さん以外に、ドクターにふさわしい人はいない」と言われても、ラオーオーンにはまだ不安が残ります。「私のことは大丈夫。ちゃんと弟の面倒を見ます」と笑顔を見せるイムに、ラオーオーンはようやく安心した気持ちに。イムに祝福されて、ラオーオーンもドクターのもとへ行く決心を固めます。
「チェンマイに一緒に来て欲しい」、ドクターも男を見せた!!
ドクターの告白には涙がでましたね。今までずっとラオーオーンの力になり、支えてきたドクターにも絶対に幸せになってもらいたいものです。それにしても、子供のようにわがままを繰り返すヨットには本当にがっかりです。すべて自分が招いた種なんですよね。女に全財産を持ち逃げされ一族の恥さらし者なのに、自分の捨てた元妻に今更ながら復縁を迫るなんて、本当に情けない。周囲にも愛想をつかされつつあることに未だ気がつかないのでしょうか。そしてとうとう娼館の売女にもどることになったトーン。きっと以前のように高級娼婦の扱いではなく、誰彼構わず客をとらなければならないのでしょう。すべては自業自得です。