テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

グルメ嫌い

2007-02-07 | 雑談
こうして毎日家に居ると、絶対といっていいくらい目にするのが「食べ物」についての話題・・・どこそこのなにが絶品だとか、あの味付けがからだにいいとか・・・。私はこの手の情報は基本的に信用しないので「ふ~ん」としか思いませんが、声を大にしていいたいのですよ。

日本人、ブランドに流されすぎ!!

そう思うようになったのに、だいぶ前の「米騒動」のとき。日本全国で「お米が足りない」と大騒ぎになり、タイ米が輸入されたことがありましたよね。

・・・その頃中学生とかそのへんの年代でしたが、学校から配られる「保健だより」みたいなものに、「児童生徒の朝食は、ご飯よりパンが多い」などの記述がまことしやかに記載されていました。まぁ朝食だけに限らず、日本人は「お米が足りん!」と騒ぎ出す以前には、たいしてお米を食べている意識はなかったはずです。

それを「足りん」となったら国をあげての大騒ぎ・・・米がなかったら他のものを食べたらいいやん?!数が少ないものに希少価値を見出す島国根性とでもいうのでしょうか。田舎で農家の多かった地域に住んでいた我が家ですら「米が手に入らない」などという事態になりました。

そこで登場した「タイ米」ですが、日本人の口にあわず、「タイ米は不味い・臭い」などとバチあたりなことを言い出して・・・もともと種類が違うのだから味が違って当たり前。炊き立てのほかほかご飯をありがたがる日本人の食文化に、食べ方も扱われ方もまったく違うタイ米が合うはずがない。せっかく輸入されたタイ米は悪者扱いされました。

タイ好きだから、というわけではありませんが、今となってはあのばかばかしい騒ぎはいったいなんだったのか。日本人はあの米騒動から何を学んだのでしょう。「納豆が体に良い」と聞けばスーパーから納豆が消えたように、今までさまざまな食材がメディアを通じて紹介されブームになっては消えていっています。

あんたら!食は一日にして成らずやで。血となり骨となるには日々の規則正しい食生活ナシにはなりたたへんねんで!

第一、ほんまに味分かってるんか?と思うのです。有名だから、とか体にいいから、とか言うのは所詮後付された情報・・・要は自分で確かめて見なければわからないのではないかと思うのです。